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風の吹くまま気の向くままの生活雑記
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凍結されたらしい。まずは万歳∩( ・ω・)∩

 ほんとにね。作者の死亡後70年も封印してたら(いやロングセラーとして売ってもらえる作品もあるかもだけど)もう忘れ去られて本当になかったことになってしまうものが大半よ。

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いつかこの日が来るとはわかっていても、まさかこんなに早いとは思ってなかったorz
 ここのところパラディスのシリーズが新訳も含めて文庫版で出たりして、ちょっと盛り返してきたかしらと思ったら…。

 高校生くらいの頃かなー、古本屋で見かけた「死の王」に惹かれて手に取ったのが運のつき。まだそのころは書店の店頭でもボチボチ在庫があったころ(その頃でも影に歌えばなもうなかったなあ)。小遣いやりくりして手に入るものを新刊と古本で揃えて、平らな地球シリーズは一応全部手元に揃えられたのは割と幸運だったかな。耽溺とか惑溺という勢いで貪り読んだものです。

 絢爛豪華でほの暗い魅惑に満ちた世界だけでなく、王道ジュブナイルだったり、少女マンガ的SFだったり、なにかと幅の広い作家さんでした。もっと彼女の紡ぐお話世界に浸りたかった。

 今頃は泉下でちょっと苦労性ぽい死の王の慰みにお話を語っているところでしょうか。

 どうぞ安らかに。


 R.I.P.

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@渋谷GoFa。どこやねんと思ったら行き慣れた青劇のお隣でしたw 毎度前通るが入るのはじめてかも、とおもったら、なんとなく既視感が。かなり以前に竹田団吾さんの衣装展やってたの観に来たのここじゃなかったっけかなあとか朧な記憶。

 とりあえず看板の指示通りに歩いて非常階段回って会場へ。なんでだかエレベータは止まらないらしい。ひどいw 2Fだからいいけどさ。

 入場料500円払って中へ入ると、まずはA4モノクロのお礼ペーパーをいただける。何も挟むもの持ってなかったので焦る。ここでクリアファイルでも売るのが商売というものだが、なぜか会場限定タンブラーシートなんかあるのにクリアファイル的なものはない。仕方ないので他の硬そうな紙のチラシをいただいてみる。むしろそうやってチラシを撒くのが目的なら策士だなあw
 チケットはその日なら何度でも再入場可能。会場狭いからね。開いたばっかのときは結構な混雑してたようだけど、流石に平日の昼間は空いてた。

 十二国記画集発売記念なので十二国記の表紙と挿絵。今回は「魔性の子」「月の影、影の海」「東の海神、西の滄海」「影の海、迷宮の岸」の講談社版と新潮版のぶんと、カレンダー原画。陽子と戴と延の主従沢山でホクホク(*´∀`)。後半に展示換えがあるらしいので、残りはそちらで展示されるんでしょう、多分。
 どれもこれも美しいが、カレンダー原画の陽子が獣型の景麒に跨がってる絵は何かカッター傷みたいなのがたくさんついてたけどああいう効果なのかなあ…(;・∀・) カレンダーを買っていないので刷り上がりがどんなだったかは知らないのだ。
 
 画集の方ではどれもA4くらいだったから原画もそのくらいかそれより大きいのかと思ったら、文庫のモノクロ挿絵はむしろ小さくてびっくりした。A5くらい? それであんな細かく描き込んでるのか…なんという職人技…。

 あと複製原画販売とかでアルスラーンの絵があった。天野さんともまた雰囲気違ってかっこいい。ダリューンと殿下。

 新潮版は買ってないので新規挿絵の原画を舐めるように見てきましたが、やはり年月の分、雰囲気変わったなあという印象。十二国記の世界なんだけど、なんとなく。新潮版の挿絵は画集の二集のほうに収録されるそうなんで、発売日が待ち遠しいです。

 ひとしきり見たところで、下のカフェに移動。入場券にドリンク1杯ついてて、追加料金でコラボメニューも頼めますよという仕組みw 折角なので400円払ってコラボドリンク頼んでみました。景麒のカプチーノ。シナモンパウダーでお絵かきがしてあるつーだけの代物ですがまあ折角ですしw コースター付いてるし。カプチーノは他に2種、ケーキとかもあったみたいだけどよく見なかった(;´∀`) そして私シナモン苦手だったじゃん…とカプチーノ来てから思い出したり。…みんな夏のせいだ。

 後半も来れたら来たい~~。


 結局タンブラーシート買ってみた。タンブラーもってないけどw




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 四民月令を手に入れたぞ! 新品! オンデマンド版だけど!
 
 三国志にはまって以来「あったら読みたいな~」くらいの温度で、しかし十数年しつっこく探していた本でございました。
 何が書いてあるのかというと、後漢頃の年中行事やそれに付随する生活情報的な事柄一覧です。三国時代のあの人やあの人が日々どんな生活送ってたのかなーとか、補完してニヤニヤするくらいにしか使わないんだけどねw
 
 東洋文庫でさっさと絶版になっていて、古本を探していたけどいつの間にか電子書籍版が発売されていて、しかし電子書籍は電源ないと読めないのがヤダ…。なんてことを言っていたら、三省堂が電子書籍を紙に印刷&製本するサービス始めてて、ラインナップに東洋文庫が! うれしいね! 
 
 というわけで三省堂も改装オープンしたっていうしのぞきがてら頼んできました。内装的には1Fレジが増加して広くなったのと、1F奥の電子書籍コーナーができてるとこ以外はあまり変わってないような…?
 
 カウンター(大変暇そうだった)でオンデマンドお願いしますっていうと、東洋文庫は通常サイズとワイド版とあるそうで、見本見せてくれます。ワイド版が意外と大きかったので通常版で頼んでみました。待ち時間は20分くらいということで、その間は店内をうろうろ。ちょっと惹かれた本を立ち読みしてたら20分とかあっという間w;
 
 できました?って行ってみるとできたてほやほやの本が! 中身の確認してお支払い。支払いはそこのカウンターでOKだけど、カウンターの中にレジあるわけじゃなくて中の人が背後の通常レジカウンターに持っていく形式。三省堂ポイントは付きませんとのこと。えー。
 
 注意書きがあって、「表紙はインクジェットなのでこすると色移るよ」「糊の固まるのに半日くらいかかるから、雑に扱うと崩壊するよ」(大意)とのこと。
 箱もしおりひももなく、ペラ表紙のペーパーバックでお値段3150円(税込)。電子書籍版と値段一緒。装丁もお安いんだし値段下げてよと思わなくもないけど、まあ古本を探し回る(あるいは読みたくなるたび図書館で取り寄せる)手間も込みで買ったと思えばいいのかな…。というかそうでも思わないとやってられんw
 
 中身はまあ電子書籍版が画像でできてて、それをそのまま印刷してるせいか全ページにわたってうっすらと網掛けがある状態。これ大元の画像のほうで処理できなかったもんかねえ…。二値化とかすると細かい文字飛んだりするのかなあ。読めなくはないけど、ちょっと気になるわ。

 


 でも無いよりは全然いいので、また別の本も頼んでみようかな~という感じです。絶版書籍がこうやって手に入るのありがたい。末永く続いてほしいね!
 



…別に平凡社と三省堂の回し者じゃないよw;



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朝香さんの新作のあおりでかぜ江月間w でも後半は漢検の勉強してたから本読んでないわー。

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1072ページ
ナイス数:9ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/32662/matome?invite_id=32662

■二龍争戦―星宿、江を巡る (コバルト文庫)
赤壁の戦前半戦。主に甘寧と凌統の確執と和解。呂蒙が段々苦労症を発揮していて今後が心配になる…(;´∀`) 周瑜様は傷がまた増えて着実に寿命が削られている…
読了日:10月14日 著者:朝香祥
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32648111

■江のざわめく刻 (かぜ江シリーズ) (コバルト文庫)
のっけから孫策死亡のお知らせでびっくり。時間は飛んで今回の舞台は赤壁前哨戦。諸葛亮が若くて青臭い感じでなかなか新鮮。陸遜も顔見せ。呂蒙ともども大小わんこになる予感で先が楽しみ。
読了日:10月8日 著者:朝香祥
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32501133

■旋風は江を駆ける(下) (かぜ江シリーズ) (コバルト文庫)
新刊発売記念再読。こんな漢字だらけの作品がよくコバルトから出てたよなーと思うくらい真面目に三国志してていい。断金の両片思いっぽいもだもだが楽しいですw さすがに傷みが激しいので新装版とかで再版してくれないかなー。
読了日:10月5日 著者:朝香祥
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32453407

■旋風は江を駆ける(上) (かぜ江シリーズ) (コバルト文庫)
三国志
読了日:10月4日 著者:朝香祥
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32453398



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 久々にびっくりした訃報。
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121013/t10015723381000.html

 丸谷才一というと私が学生時代日本語の勉強していたときに「桜もさよならも日本語」に出会って、現代国語表記の非論理性の指摘と、「だからこれもうやめて表記法旧かなに戻して軽く修正しようぜ(大意)」な主張にいたく感銘を受けて、日本語関係とかエッセイとか読み漁ったなあ。
 表記が旧かな遣いだったから、明治大正とかの前時代の人かと思ったら普通に現代の人でまたびっくりしたという。でも違和感なくすらすら読めて、旧かないいじゃんと思ったものです。
 この人の文章読本は数多ある文章指南系の本の中で、かなり好きな一冊。小口が手ずれで薄黒くなるまで読んだよw

 エッセイのほうは気楽なオヤジの与太話と見えて、古今東西の本の話が飛び交って凄く面白かった。図書館で見つけては借り、古本屋で見かけては買い、新刊本屋の平台に見つけたときは…ちょっとお財布と真剣に相談しつつ結局買ったりしていたよw
 面識はおろか、ファンレター一本書いたことのない市井の一ファンですが、たまーに会うと、山盛り面白い話を聞かせてくれる叔父さんみたいな感じでした。
 若かりし日の濫読期に読書の幅を広げてくれた作家さんの一人でした。

 ご冥福をお祈りいたします。合掌。




 しかしわが身世にふる、というのをひしひしと感じるわねー。





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 なんかネットの海をふらふら漂っていたら、紀伊国屋が面白そうなことをやっている。
 ついったの評判など見てみると結構皆さんガツガツ買ってらっしゃるようで、品薄情報ばかりが並んでくるという有様。
 出版不況がー、だの(しかしこれは空前の好景気だったバブルの頃から言われているのであんまり同情しない)ネット通販の発達で実店舗の書店の売上げが厳しい、だの書籍周辺の業界は何かと暗い話題が多いので景気のいい話は他人事ながらなんとなく嬉しい。紙の本とそれを陳列してる本屋さんがやっぱ好きなので。
 このフェア、出版社も作家の国籍もジャンルも(一応創作物しばりはあるっぽい?)ごたまぜで、タイトルも作者も出版社も判らず、書き出しの一文をプリントした統一デザインのカバーをかけ、シュリンクして中の確認もできないようになっていて、そのカバーに書かれてる一文と、店員さんがつけたというポップを手がかりにピンと来た本を選んで買うっていう企画。なかなかギャンブルだけど、読んでるジャンル・作家が偏ってるなーというとき、新規開拓のインパクトにはいいかもしんない。
 今回フェア対象に選ばれたのは100冊だそうだけど、選んだのは書店の人なのか、出版社のオススメなのか気になるところ。書店の選書眼を試しつつ、自分の読書センスと記憶を試される、そんな感じの遊びかなあ。
 どうせだったらパクリ企画でいいから、丸善とか三省堂とかの大手書店で腕っこきの店員がそれぞれ選ぶ100冊でとかやってみてほしい。あと闇鍋が凄そうなブックオフとかw まあ、純粋に面白くてオススメ本というよりは在庫処分になっちゃいそうだから無理だろうかw;

 ほんのまくらフェアの記事を探してるうちに、類似企画をやってるブックピットオーケストラという人たちがいるということっを知ったので、ちょいとそちらもサイトを見てみたのだけど、…これは微妙だなー(;・∀・)
 あっちは盛況なのにこっちはあんまり盛り上がらないのなんでだ、みたいなぼやきも見たけれど、まあ判らないでもない。
 そもそも本と「出会う」の出会いに対するスタンスが違うんじゃないかなあ~。
 紀伊国屋のはひょいと行って「選ぶ楽しみ」を楽しむ感じだけど、こっちのは行くのにも気合と予約とお金がいるし、皆同じ無地の紙袋じゃ選ぶ時点での楽しみはないもんね。事故みたいにして「出会った」ものをどう付き合うかを楽しむ、みたいなコンセプトなんでは。もっとじっくり腰を落ち着ける感じ。なのでお祭りにはなりづらいんじゃないかなあ。
 しかも「棚に戻すときは次の人へメッセージを」って、ますますハードル高い。読書感想文に苦手意識を持つ人はまず近寄らないね! しかも買いたいような本じゃなかったってんだから感想もネガティブになるんじゃないの? そんなの読んでかえってそそられる奇特な人は…あんまり多くないと思う(いないとはいわない)。
 個人的には立地が渋谷原宿という時点で無理~(田舎者なのであの界隈苦手(;´Д`))。


 どっちもまだ行ったことがないのであくまで個人のイメージです。あしからず。
 とりあえず紀伊國屋のほうには折を見て行ってみたいです。

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 数年前クラークが亡くなった日に、いわゆる古典SF作家の年齢を見たとき、正直まだご存命だったのか!と驚いて、長生きしてくださいと思ったものですが、やはりこの日がきましたね…。
 子供の頃、新井素子流れかなあ短編をいくつか読んで、あとは先日『華氏451』を読んだくらいなのですが、なんかこう、鋭く刺さるフレーズを一つ二つどの作品にも含ませる作家さんだったなと思います。

 金星の太陽面通過なんてレア現象の日に他界とはなんだか豪華な日にお亡くなりですね。
 さすがSF作家というべきか。


 R.I.P.




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 キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!  鉄錆の後はグラゴシも再開ってことでジリジリと待っていましたがやっと出たよ! 万歳!
 鉄錆は愛蔵版でデカイ本だったけどこっちはフツーのコミックスなのねー。まだまだ続きますよということか。わくわく(*´∀`)

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 うっかり通りすがったブックオフが半額セールなどやっていたのでついまた買い込んでしまった(;´∀`)

 これ全部定価で買ったら¥5187、ブックオフ価格でも¥2700が半額¥1350ですよ! 日頃は出版社&作家&本屋応援の意味もこめてなるべく新品を定価で買う事を心がけていますがさすがにこれには負けた(;´∀`) …護られし者の2巻は新刊で買うから許してくれw;>早川 創元は…今回買った本は多分再度古本屋には流さないと思うから許されてw;

 まあブックオフなんて文庫本の買取は元値に関わらず¥10~¥50くらいなので、値札¥400物件が¥200になったところでどってことあるまい。¥105本は半額対象外だったし。せこいよなー。っていうか状態イマイチの場所ふさぎ105円本をさくさく在庫処理したほうが良いような気がするんですがねー。

 それにしても世間はデフレというけれど、本の値段なんて順調に右肩上がりだよな…。翻訳物は版権料+翻訳コストで割高なのは仕方ないとしても、国産ラノベが800円台とか見たときは流石に棚に戻してしまったっすよ(;゚Д゚) 不況で売れないとか言うけど、バブルの頃から活字離れで出版不況だったよなー。業界はいったい何やってんのかと思わざるをえない。値上げだけか?
 まあどうしても読みたいと思えば買うけれど。学術文庫¥2000とかでも学芸文庫¥1500とかでも買うけども!

 面白い本がもうすこしお手軽に読めるようになると良いなー。

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