バーコード
久々にびっくりした訃報。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121013/t10015723381000.html
丸谷才一というと私が学生時代日本語の勉強していたときに「桜もさよならも日本語」に出会って、現代国語表記の非論理性の指摘と、「だからこれもうやめて表記法旧かなに戻して軽く修正しようぜ(大意)」な主張にいたく感銘を受けて、日本語関係とかエッセイとか読み漁ったなあ。
表記が旧かな遣いだったから、明治大正とかの前時代の人かと思ったら普通に現代の人でまたびっくりしたという。でも違和感なくすらすら読めて、旧かないいじゃんと思ったものです。
この人の文章読本は数多ある文章指南系の本の中で、かなり好きな一冊。小口が手ずれで薄黒くなるまで読んだよw
エッセイのほうは気楽なオヤジの与太話と見えて、古今東西の本の話が飛び交って凄く面白かった。図書館で見つけては借り、古本屋で見かけては買い、新刊本屋の平台に見つけたときは…ちょっとお財布と真剣に相談しつつ結局買ったりしていたよw
面識はおろか、ファンレター一本書いたことのない市井の一ファンですが、たまーに会うと、山盛り面白い話を聞かせてくれる叔父さんみたいな感じでした。
若かりし日の濫読期に読書の幅を広げてくれた作家さんの一人でした。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。
しかしわが身世にふる、というのをひしひしと感じるわねー。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121013/t10015723381000.html
丸谷才一というと私が学生時代日本語の勉強していたときに「桜もさよならも日本語」に出会って、現代国語表記の非論理性の指摘と、「だからこれもうやめて表記法旧かなに戻して軽く修正しようぜ(大意)」な主張にいたく感銘を受けて、日本語関係とかエッセイとか読み漁ったなあ。
表記が旧かな遣いだったから、明治大正とかの前時代の人かと思ったら普通に現代の人でまたびっくりしたという。でも違和感なくすらすら読めて、旧かないいじゃんと思ったものです。
この人の文章読本は数多ある文章指南系の本の中で、かなり好きな一冊。小口が手ずれで薄黒くなるまで読んだよw
エッセイのほうは気楽なオヤジの与太話と見えて、古今東西の本の話が飛び交って凄く面白かった。図書館で見つけては借り、古本屋で見かけては買い、新刊本屋の平台に見つけたときは…ちょっとお財布と真剣に相談しつつ結局買ったりしていたよw
面識はおろか、ファンレター一本書いたことのない市井の一ファンですが、たまーに会うと、山盛り面白い話を聞かせてくれる叔父さんみたいな感じでした。
若かりし日の濫読期に読書の幅を広げてくれた作家さんの一人でした。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。
しかしわが身世にふる、というのをひしひしと感じるわねー。
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