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風の吹くまま気の向くままの生活雑記
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 原作未読。
 里見八犬伝好きなので「贋作・里見八犬伝」の副題に釣られて前売り買ったはいいものの、いつ行こうかとスケジュール確認したら27日から既に1日2回上映になってて、2週目からこれじゃあ早々に終映になるに違いないとあせって、予定ごり押しして行ってきました。 それでも映画館選ばなければまだ間に合ったかもしれないけど、あいにく買った前売りが映画館が限定されるムビチケカード。これネットから予約できるのは便利だし、綺麗なカードが手元に残るのも嬉しいんだけど、今回みたいに日程の余裕がないとツライ。今度から絶対にいける日程空けておける作品か、大規模上映のやつだけにしとこう…。
 ハコはTOHOシネマズ錦糸町。一日雨の予報だったけど、ちょうど着いた時は小止みになってて良かったな。でもここマップ見たら半蔵門線の出口すぐそばみたいに書いてあるけど、実はちょっと距離あるよね…。
 時間ちょっと過ぎて駆け込んだら、中は既にマナーCMで足元だいぶ暗い。こうなることを予想して通路席予約したんだけど、肝心の列表示が見えなくて焦った。朝予約した時点でがらがらで、やっぱ人気ないのかしらー(^_^;とか思っていたら、3列目以降ほぼ空席無しのぎっちり具合でびっくりした。

 で、肝心の作品としては、ジブリ(千と千尋+もののけ姫)+後宮小説映画がモノノ怪かぶれ起こしたみたいななんちゃって江戸時代な世界。ジブリ風に表現は非リアルな感じだけど、流血しまくるし、人体に穴は開くし、犬の晒し首がどーんと出てきたりするし、わりとグロ多め。まあヒロインがそもそも猟師だしね。
 やたらカラフルな世界とか、どーんと聳え立つ江戸城とか、超人的な動きでアクションしまくる伏の人たちとか、吉原一の太夫が金髪リーゼントだったりとか、画づらは面白いんだけど、肝心のお話がイマイチすわりの悪い感じだったなー。最後の将軍と信乃の因縁とか、将軍が伏狩りにこだわった理由とか良くわからないままだった。「因と果」とか「本物と贋作」とかそのあたりでぐるぐる葛藤するようなテーマがあったのを、とにかくラブストーリーの尺を確保するために雑に切り捨てたのかなーという感じ。なんか某雪風邪に似たにおいを感じるよ…。
 がんばって観にいったのに微妙な映画だった…無念。
 ところで昨今のとにかくメインをTVタレントで動員を稼ごうの風潮に乗らずメインどころにちゃんとした声優さん使ってるのはいいことだ!
 でも馬琴の娘?(冥土の母)はとんでもない棒だった! なんだこれと思ったらchara…あなたは歌を歌っていてください…。歌丸さんは意外と気にならなかったなー。
 原作読めば判るのかなと思ったら、そもそも原作とはぜんぜん別物らしいときいて脱力。なんかなー。ゲドといい、ジブリ関係者はもっと原作に敬意ってものを抱こうぜ。

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 朝からBASARA舞台のチケ取りして、無事に千秋楽が取れたので、昼から映画観にいってきました。

 前売りを買うと見に行かないのジンクス打破のためにハシゴ。
 どっちも小説原作なので、文庫本も買ってはみましたが結局天地の方は上巻までしか読み終わらなかった(^^;)

・「天地明察」
 既に5週目ってことで最寄り映画館では1回上映。でもプレミアスクリーンなのでゆったり快適だった!
 文庫本上下の話を1本なので相当改変はあるだろうなーと思ったら、上巻分だけでも色々ばっさり。れんちゃんが最初からにこにこしてるとかその最たるものだと。でも宮崎あおいはツンデレよりも笑った顔に愛嬌があっていいと思うのでまあいい。
 岡田君はかっこいいのにとぼけた芝居が結構はまる感じ? 大御所に囲まれて奮闘する感じが、作中の算哲さんのキャラとシンクロして良かった感じかも。
 松竹だけあって梨園の方々も出演で、いや幸四郎さんかっこよかった。染兄がイヤミな公家キャラで、雰囲気出ててこれもよかったなと思ったりw
 中井貴一扮する水戸光圀がモダン柄の着物で、椅子テーブルで食事をし、ワインを飲み、型破り推奨!なお人で、ちょうど大河で岡田君がクロカンをやるというニュースを聞いたばっかりで、…大河の信長に中井さん来る前振り?とか思ったり?w
 全体に画作りとして、バストショット・顔アップが多くてそれがちょっと息苦しい感じだなあ。基本アイドル映画だからそうなるのかな。
北極出地の雪の風景とかは綺麗で好きだけど。日本昔話みたいだよね。懐かしい感じ。
 でも音楽良かった。なんか大河っぽいなーと思ったら久石譲だった。そりゃそーだw
 後半、暦を作りますのターンの天測所の建物の中の風景とか結構好き。あー理系ヲタの研究所だなって感じでw ところであのとき何でブレーンに関さん招かなかったんだろうとか、あの襲ってきたのは誰の手の者なんだろうとか、あれっと思うところがぽつぽつあったけど原作読めばわかるのかな。あと改変と言えばおじいちゃんズの夢の話、片っぽだけしか語らせないのはなしだー!と思ったり。
 最後は皆既日食で終わるのだが、あんな欠けはじめから暗くなりだしたりはしないぞwとつっこみたかったがまあいいや。

 結構おもしろかったです。とりあえず原作の続き読もう。…前売り買ってから本のしおりが割引券になってたことに気がついたw まあいいけど。


・「ツナグ」
 原作読んでから行ってきましたー。原作は意外と淡々とした空気感のある語り口とお話で、あんまりハンカチを絞らせる感じじゃなかったですが、映画の方はその辺盛って泣かせにかかってくるだろうな踏んでいったのですが、意外と泣けず。原作が短編5本の連作形式なのを、1つ分(「アイドルの心得」)をばっさり切って、残りの4本も細切れのシャッフル状態にして最後の「使者の心得」を軸にまとめましたという再構成をしてた。映画的にはその方が分かりやすいけど、アユミ君視点で話が進む都合上、なんか更にツナグに死者との再会を依頼した人と死者との物語が他人事になっていて、なんだかなーな感じ。いい話なのは変わらないし、後味もさっぱりしてるから悪くはないんだけど、なんか物足りない…。
 尺の都合で依頼人さんたちの鬱屈みたいなものがごそっとカットされてるからかな。「長男の心得」なんかマジであれだけ見ても意味わからんわw; のびのび育った弟と、優秀なその子供たちと、それに引き替え自分たち親子は…。みたいなとこばっさりなしだもんね。
 「親友の心得」も女子高生役二人が意外といい芝居してて、それに引き込まれたけど(脳内原作補正もあると思うけど)、よく考えると二人の隠れ腐女子設定とかなくなってて二人の親友設定が口だけになってた感じ。
 しかしとーり君と希林さんが出てくる度に食事をしてて、しかも毎回おいしそうなので、昼抜きで映画ハシゴした身にはちょっと目の毒w; お腹鳴りそうで冷や冷やしたわw
 俯瞰のビル街の風景や空のカットをマメに挟んでくれるのでメリハリきいてて良かったなと。そして高校生とーり君可愛かったw バスケやってるのはある意味サービスカットですねw

 リピートはしないだろうけど、メイキング映像多めのBDとか出たら買ってもいいかなー。

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 ということで「臨場」と「ベルセルク 黄金時代変II」をはしごしてまいりましたw なんか出歩き癖付いたかな。
 でも映画ってお安くていいですよね……ほんとに。
 割引日だし混むかなーと思ってネット予約してったら、映画館の受付がこないだまで有人カウンターだったのが、ぞろっと自販機になってて驚いた。…経費削減てやつですね。まあ、いい年でスイマセンとか思いながら特撮映画のチケ買わなくていいのはちょっと気楽になりましたが、お仕事なくなってしまった人たちはちょっとお気の毒だなーとか。
 まあ、まるっきり無人じゃなくて、案内係さんと有人カウンター1つはあったけどね。
 で、映画。
 
「臨場」
 原作未読でドラマはたまに見かけたら見て、くらいで、何で行ったのかといったら単にここのところのエリザ萌えの余波でうっちー見たくなっただけとかそんな理由w
 封切りほやほやだというのに185席のスクリーンでほぼ半分弱の埋まり具合。そ、そんなもんなのか。
 あんまりネタばれにならない感想。
 検死官が主人公ということで、気前良く死体が登場しまくるわけですが、皆刃物でやられてるので血糊飛びまくり。まあ日本は銃が使えないからねー。これ多分小説で読んだら貧血起こしまくって大変だと思うw; 映像だと平気だけど、なぜか映像無しの流血話聞くと貧血起こすので(迷走神経反射とかいうらしい?)。
 物語的には大変理不尽。いや、お前死んどけって感じの人々がしっかり生き残って死ななくてよさそうな人が自死を選んでしまうのがやりきれないですね。しかもラストはなんかいかにも続編に引っ張りますよって感じだし。やだねもう。
 重くて理不尽で「それってどうなのよ」的に考えさせるポイントが詰まっていて、そういうのに浸かりたい向きにはお勧めです。でもじっとり重いだけじゃなくて、サスペンス的なメリハリも利いてるので、退屈はしないです。このー、と思いながら結構見入っってたしw ミステリとしてはWho Done Itはすぐわかっちゃうけど、Why Done Itで引っ張るタイプ。
 長回しの長台詞シーンが多いので、役者さん大変だっただろうなー、とか、あの狂気の通り魔とかお母さんは「狂気の演技凄いですねー」って褒めて感が勝ってしまっていてなんだかなあとか、うっちーの芝居は大画面で見るにはちょっとくどいなーとか、長塚京三のラストのほうの出で立ちとかがそこはかとなく某月先生を想起させてちょっと萌えたとか、出演者濃いけど麒麟の翼よりは画面に奥行き間があってよかったとか、高島弟のぱつぱつぶりが凄いとか、まあ後は大体そんな感じです。

「ベルセルク」
 第一部を見たので引き続き的に。いまだに原作ちゃんと読めてませんw;
 臨場から間あかずに梯子できるスケジュールだったのでついでに見てきましたが、こっちは約80席のスクリーンでほぼ満員。
 今回はドルドレイ攻略~ガッツ旅立ち&グリフィス捕縛まで。例によってエピソードのカット激しいらしいですが、知らないで見てる分には今回はあまり気にならず。3Dモデルと手書き人物の違和感はどうしてもあるなーとかは前回と同じ。でも大群の合戦シーンとか、ガッツの100人切りだとかは結構かっこよかったと思うよ!
 今回はなんというかエロ方面に力が入っているようで、やたらとキャスカが脱いだり、グリフィスと姫さんがいたしてるシーンがやたら長々と描写されてたりでしたな。特に後者は物語的に大きなエピソードってのもあるんだろうけど、男が腰振ってるのを横から見る絵面ってなんというかマヌケだよなー…。姫様の中の人はいい仕事してたんですがw;
 ところであれはガッツに振られて自暴自棄になったもんだからついカッとなってやったという理解でよろしんでしょうか。
 
 CGモデルで労力削減してる割に雪原での一騎討ち時のグリフィスの顔が崩れがちなのが残念でした。美形キャラなんだからアップは気合入れてあげてー。
 第三部は冬だそうで。忘れなかったらいこうかなーと。

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 立川遠いけど(片道二時間弱)暇だし始まるの午後3時だしいっかー。とかそんな感じで生信和君にがっつり釣られて行ってきました。お天気もそこそこでなによりでした。

 行きがけ暇なのでなんとなく映画館のサイトのぞいて該当回の空席状況見てみたら、この時点で「余裕あり」。…ほんと大丈夫か(;´Д`) 77席のスクリーンで前のほう2~30人くらいしかいなかったら、女優さんも悲しいよな。

 そんなこんなで立川着。長丁場に備えて軽く腹ごしらえするかと思って駅ビルに入ったら長野のいろは堂が出ていたので思わずおやきを買う。ここのおやき好き~♪ 長野物産でもないとお目にかかれず、うまいこと来てても大体行列なので、なんかさくっと買えることに驚き。いいなー。催事じゃなくて常時出てるのかな。…ちょっと立川に住みたいw

 ほくほくしながら映画館着。Web予約のチケットは2階の発券機で出力して、スクリーンのある8Fへ。
 …半分くらいは埋まってるかな。
 前の方の女性客は明らかに信和君目当てだろうけれど、寺島咲さん目当てとおぼしき男性客もちらほら。人事だけど良かったねと思ってしまいました。両者のファン兼任で信和君いなくても来ただろう女性客も、どっちもどうでもいい高橋ファンや監督ファンもいないとは思わないけど、そういう人が半分いたとしても座席寂しいことになるもんね…。

 スケジュールは
 ・「私の叔父さん」上映
 ・休憩(約20分)
 ・トークショー
 ・「ハードライフ」上映
 という流れ。

 そんなこんなでまずは「私の叔父さん」上映。
 感想に関しては色々言いたいこともあるが多分あんまり需要ないだろうから後回しw

 映画終了後、休憩時間が半ば過ぎたあたりで、「花束とかお持ちの方はトークショー終了後に直接お手渡ししていただけます。事務所の方から許可いただきましたので」との電撃発言。なにー?! そういうことはもっと早く言ってよバカー! ダッシュで隣の高島屋行って花束作って戻ってきてたらトークショー始まっちゃうだろー!! もしかしてロビーで花束売ってますとかそういうことかと思ったけどそんなことはなかったなw あったら多少ぼったくりでも買ったかもしれんのにw(駄目な大人)
 隣の席の見知らぬお姉さんとひとしきり文句を言いつつ、まあいいやで開始待ち。

 トークショー 
 ゲストは両映画のプロデューサーの方と、寺島さんと、信和君。あと前には出てらっしゃらなかったけど、「ハードライフ」の原作の方もいらしてたそうです。

 司会は最初映画館の方?が担当だったのだけど、ゲスト全員入場したら、信和君はラジオのDJもやってらっしゃいますし、ってことで信和君にバトンタッチ。ですよね。じゃないと喋るところないもんね。

 信和君の出で立ちは無地の白長袖Tシャツにオレンジベースの斑染めっぽい柄の入ったストールに白地に緑のギンガムチェックのパンツ。…寝間着?と一瞬思ったのは割と内緒w

 とりあえず自己紹介から。この場にいて違和感のないお二人は名前言って「今日はよろしくお願いします」くらいの簡単な挨拶でしたが、ちょっと「何故?」感のある信和君はまずそこら辺の説明から入るw
 「僕と咲ちゃんは同じ事務所の先輩後輩で、でもこうやって公の場で一緒に喋るってなかったので、ちょっと緊張してます」と全然緊張感なく言う信和君w
 「最近咲ちゃんがお酒飲めるようになって、お酒の席で会うことが多くて、咲ちゃん実は酒豪なんです」とかお酒話を振る信和君。「最近日本酒飲むようになったんです」という咲ちゃんに「ほんと? 僕は未だにおいしさがわかんないけどね」と信和君。…吟醸とか大吟醸とかの高い奴幾つか飲み比べてみるといいよwとのんべなファンは思ってみたり。
 で、「ビールとかも飲む?」「飲みますよ」のやりとりの後に、「ビールと言えば僕、この映画の好きなシーンが幾つかあって、その中の一つが、主人公と咲ちゃんがビール飲むシーンで」とおもむろに映画を語り出すあたり、堂に入ってますね(*´∀`)
 んで、そのシーン、咲ちゃんが鼻の下にビールの泡で髭状態になるんだけど、あの髭は実はメレンゲをそれっぽくメイクさんが乗せてくれるんですよーという裏話をちらり。映画とかだと一つのカットでも時間かかっちゃうんで本物の泡だと消えちゃうんだそうで。

・寺島さんの髪型の話
 寺島さんというともう長いこと背中まである黒髪の360度ワンレンスタイルがトレードマークになってたのが、今回のトークショーでは色も軽くして前髪も作っていて、信和君は事務所から映画館に出発してくるとき一瞬誰だろうと思って二度見したとかw そんで「女性が10代から20代になって変わっていくのを、後輩なんだけど、こうなんか親心のような気持ちで見てしまいます」とか。そしたらいままで二人のやりとりを黙ってみていたPさんが「次のお仕事の都合じゃないの?」と鋭いツッコミw それもあるし、事務所の方針として、そろそろイメチェンしようというのもあったそうです。寺島さん、前髪作るの小学生以来だとか。

・映画で印象に残ったシーンの話
 主に信和君が「このシーンはこんなこと思いました」みたいなことを語って、「で、咲ちゃんこのときはどんなでした?」みたいに振る進行。語りがメインで質問がおまけのようだったのはまあご愛敬(^^; ほんと映画の話になると語るよねw …でなくてもよー喋る人だけどw

 1)主人公と姪っ子ちゃんのところにホステスさんが訪ねてきたところで、見ててすごいぴりぴり感を感じた。軽く修羅場みたいな感じかとおもったら咲ちゃん(の役)綺麗にメイクしてもらったりして和やかっぽいけど、実は内心めっちゃ怒ってるんじゃないの? と思うのは僕が男だから? と演じてた寺島さんの気持ちとしてはどんなでした? と話を振る信和君。
 寺島さん答えていうには「ちょうど撮影も進んだところで、あの部屋は『おにいちゃんと自分だけの守りたい空間』ていう感じの認識ができてきたところに、女の人が入ってくるっているシーンで、かなり感情移入して演じてました」とのこと。
 「だよね、奥からでてきたとき、めっちゃ怖かった」と「それで咲ちゃんもこういう緊迫感のある芝居ができるようになったんだなと…何様だ自分はw」とセルフツッコミで笑いを誘う信和君でした。

 2)ラスト近く、姪っ子ちゃんの旦那(カメラが趣味)が主人公に姪っ子ちゃんを撮ったアルバムを見せるシーン(旦那の写真を見て、主人公は「いい写真です」「僕の知らないユキコ(姪っ子)がいます」。旦那はそれ聞いてちょっとほっとして、主人公と娘の結婚を許す、とかそんなシーン)。
 お互いが大切な人を守りたい、咲ちゃん演じたユキコをほんとに好きだったって気持ちがみしみし伝わってきて、ほんとにいいシーンだなと思います。感動しました、と語る信和君。
 で、咲ちゃんどうですか? という質問に「自分はいないシーンなんですけど、いないところでも、ああやって二人の男性に思われてるのがわかるシーンで、女として嬉しいっていうか、ユキコって幸せだったんだなーと思います」と。

 「この映画って男性女性で結構意見別れそう、自分は男だから、最後主人公がユキコの娘と結婚するとかいう話、心情としてはわからなくもないと思っちゃうけど、周りの女性スタッフには『そんなのないでしょう~』って言われた」という信和君。で、咲ちゃんは台本読んだときどうでした? っていう質問には「台本の前に原作読んだんですが、原作者の連城さんも男性なので、すごく男性目線の作品なんだなと思ったんですが、撮影していくにつれて役の中に入り込んで日常でも抜けなくなるくらいだったので、女性の視点ていうのもあったんじゃないかなと思います」

・ハードライフの話
 「私の叔父さん」のユキコは咲ちゃんに良く合ってたと思うんですが、そこからの「ハードライフ」ってスゴくないですかw 咲ちゃんもスエコという役を演じつつ寺島咲らしさを喪わない演技をしていて、それを見込んでキャスティングしたプロデューサーさんすごいですよね、と話をPさんに振る信和君。
 ラジオとか聞いてても時々思うけど、信和君のヨイショは聞いてる方の耳が浮きそうになるなw;
 Pさんと寺島さんが仕事をするのは「私の~」が3本目。寺島さんはとても透明なので、何をやらせてもぴったりハマる。「私の~」は監督も男性で、高橋さんで撮りたいって強い希望だったので、咲ちゃんみたいな女優さんじゃないと100%男性目線の作品になってしまう、ということでのキャスティングでした、とかそんな話。

 その後のPさんの「ハードライフの信和君もよかったけど」と言うところからちょっと「ハード~」の撮影時の話。
 「咲ちゃんの彼氏役で、高校生やらせてもらいましたw」と自己紹介。
 Pさんによると、寺島さんは「役が憑依するような感じ、信和君はまったく真逆な感じで、そのままやって、みたいな」
 そういわれた信和君は「そのままやって、って言われて、やれるわけがねえ、不良の男の子なんて」「僕イイコなんで(笑)」とのことで。
 ヤンキー役については、形から作っていく感じだったようで。
 「でも台本読んでイメージで作り込んでいったんですが、撮影初日が(スエコと)初対面のシーンで、最初、すごい上から目線で見る感じだったんですが。そしたら、ということで当時の監督と信和君の様子再現。
監『もう少し顎あげろ』
信『はい』(上げる)、
監『顎だして、しゃくれてー』
信『は、はい』(頑張ってしゃくれる)、
監『眉間にしわ寄せてー』
信『(しわ?)』(なんとなくしわ)、
 なんて感じで細かく形を付けていった末の初台詞「ヨロシク」だったんですよw と、信和君実演付きで語ってくれましたw

 それと、富士額ネタw
 「普段前髪おろしてるんですけど、実は天下一品の富士額の持ち主でw あっぱれ、と自分で言いたくなるくらいなんですけど。この役では前髪あげてばっちり写ってるんでそこも見所ですw」だそうですw

 Pさんには「普段信和君まじめな優等生の役多いじゃない。でもこういうバカなチンピラとかもぴったりだよね! ああいう路線いった方がいいよ!」と言われていましたw …そうですね、最近もありましたねw 某大内先輩とかねww
 Pさんは男士の件を踏まえているのかいないのかは謎ですが、知らなくて言ってたんならちょっとすごいなーと思ったり。どうだろね。
 こう言われてさすがの信和君も返す言葉に困ったのかひたすら笑ってましたw;

 レディース役の役作りについて。
 最初は遠い世界の話で、自分にできるのかなって不安だったんですけど、最初の喧嘩のシーン、アクションの時とかに原作者の方にいろいろ指導してもらいました。とのことで。
 「ヨロシク」の言い方も、寺崎さんのイメージだと「ヨロシクゥ!」って上げてく感じかと思っていたら、本物はまたちょっと違ったりしていたらしいです。
 

 そんなこんなで締めのお時間。
 「ハードライフが、またこういう形で上映されて嬉しいです。一度は見た方が多いんじゃないかと思いますが、こういう話をした後ですんで、また、ちょっと新鮮な目で見ていただけるんじゃないかと思います。二度目の人も三度目の人も、一度目の人もいるかもしれませんが、楽しんでください」と信和君。
 「『私の叔父さん』で、それまで人を好きになるってそんなに深く考えたことなかったんですけど、叶わぬ思いとか、人を想う気持ちって楽しかったり切なかったり色々あるので、皆さんにも見て、色々考えるきっかけにでもなってもらえるといいです。
 『ハードライフ』は私も色々挑戦してるので、その辺を楽しんでいただけると嬉しいです。また、作品も、人生辛いことがあっても、やり直せるんだって気持ちになるすてきな作品ですので、楽しんでください」と寺島さん。
 ご挨拶はだいたいこんな感じ。

 どうでもいいけど、最初のほう、寺島さんが話してる間中、謎のノイズ?が入っていて、寺島さんの話に相づち打ちながらもマイクをしきりに気にしてひねくりまわしてて、しばらくして寺島さんの息が当たってる音(ハンドマイクで喋るのなれてないのか、マイクの位置が近い)だ、と気がついてあとすっきりしたカオしてた信和君かわいかったですw

 そこで一応お花渡す人は渡して、トークショー終了。ここで帰ろうかとも思ったんですが、左右の人たち普通に座ってるので、おとなしくそのまま見てきましたw; まあこっちの方には信和君出てるし見てない作品だし(酷い)。



 一応映画の方の感想。どっちも個人的に好みじゃなかったので長かったな…。以下長文ですが殆ど誉めてませんw;

・「私の叔父さん」
 原作未読&原作者の他作品も読んだことないです。純粋に映画見てだけの感想です。
 終わってまず思ったのは「これなんてエロゲ?」。いや具体的な濡れ場はないからエロゲというと語弊があるかもしれないが、ギャルゲというにはちょっと生臭いし重いのでエロゲのエロなしバッドルート的なと言う方がいいのかなあ…ってそれはいいとして。

 主人公は九州から上京してカメラマン見習いをしてて、金ない、だらしない、モテないのどっちかというと甲斐性なしキャラ。そこへ「年が近くて兄妹同様に育った」姪っ子が押し掛け女房さながらに世話焼いてくれて、主人公されるがまま。まず中の人の実年齢的に絵面に無理を感じるが、そこは映画だからととりあえずおいておく。しばらく一緒に過ごして、姪っ子は主人公を好きだった、愛してる、抱いてくれと迫るが主人公はさすがに拒否。翌日、家に帰るときに、実は結婚が決まってると告白する姪っ子。
 で、無事に姪っ子は別の男と結婚し、子供も産まれて幸せになったかと思いきや、交通事故で死んでしまう。
 それから約20年、姪っ子の娘が大きくなって、「自分は主人公に抱かれた、妊娠してる!」「主人公は母親(姪っ子)が好きだったから代わりにしたんだ!」と言いだす。実はよその男と不倫してできた子供らしいんだけど、なんでそんなことを言い出すかというと、自分も主人公が好き、でも自分の父親じゃないかと疑っていたらしい。結局、その娘っこの狂言に乗って「責任とって結婚します」となり、姪っ子の墓前に手を合わせに行くところで終了。
 ざっとこんな話。
 
 とにかく違和感なのは女性キャラがことごとく主人公に都合がいいこと。原作は男性作家だろうから仕方ないんだろうけど。

・主人公姉(=姪っ子の母親)はやたらと主人公に理解あって、姪っ子がいくら親戚とはいえそれなりの年の一人暮らしの男の家に一ヶ月とか住み込むのをあっさり許す。
孫(=姪っ子の娘)が「叔父さんの子供」とか言い出したときも「嘘だと思ってた」「法律的に問題はないから本当に愛し合ってるなら許す」とか言う始末。いやーいくら福岡が都会だとはいえこの年代にしては理解ありすぎじゃね? さすがにもっと保守的なもんなんじゃね?

・姪っ子 とにかく主人公に初手から好感度MAX。しかも呼び方が「お兄ちゃん」。飲んできて遅くなったのを晩ご飯作って自分も食べずにずっと待ってましたの健気描写とか、主人公が落ち込んでるときは根拠レスでも「お兄ちゃんはいいカメラマンになるよ」と笑顔で肯定。別の女の出入りの痕跡(主人公はスナックのホステスさんと緩く付き合ってる)を見つけてもチクチク責めたりせず軽く焼き餅を胸に秘め、当の彼女が押し掛けてきても笑顔で応対し、二人きりの時に拗ねてみせる。
それから朝からピンクの下着を目の前の堂々と干したり、風呂上がりにダボシャツ+生足でうろうろしたり、自転車に二人乗りして上半身べったり密着したりと微エロの誘惑も欠かさない。あげくの果てに「お風呂入ったし、下着きれいだから…いいよ」とか言っちゃう。
 いやこいつ気持ち悪いだろ、と思ってしまうのは私が恋愛体質じゃないからか? それだけか?
 一応「叔父と姪の禁断ゆえの切ない愛」とか「純愛」が売り文句だったような気がするけど、どこがやねん、と思ってしまったり。寝てなければ純愛なのか。それちょっと違うだろ。
 なにがネックなのかというと、姪っ子ちゃんがなんで主人公のことそんなに好きなのかぜんぜんわからないこと。「小さい頃ずっと一緒だった」から。で具体的なエピソードとかは特に語られない。
 主人公視点の物語で、こっちは特に恋に落ちてなかったから仕方ないとしても、主人公の感情の動きも特に語られないし、どっちにも全然感情移入できないんだよなあ。
 で、クライマックスが「…いいよ」だと「純愛とかいって結局性欲かよ!」と思うわけですね。ううんエロゲの世界(ーー;)
 
 でもその後、主人公に拒否られて破れかぶれでなきながら「二人きりで逃げようよ! 世間の目とかどうでもいいよ!」と訴えるヒロインは哀れで可愛らしかったです。ここだけ見れば。悲恋物に期待する切なさをやっとここで少し感じたよ。少しだけだけど。

 誤解のないように言っておくけど、べつに女優さんが気持ち悪い訳じゃなくて、役とその描写が気持ち悪いという話なのであしからず。

・スナックのホステス
 主人公が師事してるカメラマン先生の行きつけのスナックのホステスは主人公と一応大人のおつきあいの相手。いちおう彼女的には主人公にマジ惚れしてるらしいのだが、主人公が写真のなんか有名な賞を取ったと聞いたらそっと身を引いてしまう。
 「アタシみたいな水商売の女が側にいたらあの人の為にならないわ」みたいな感じですかねー。けなげ。そして主人公は引き留めも追いかけもしない。
 ちなみに彼女のそのシーンの前の出番が、姪っ子ちゃんが「結婚するんだ」つって別れていった後、主人公の家を訪ねてきて、主人公が千々に乱れた心と体を鎮めるために心おきなく押し倒す、というシーンだったので、なんだよヤリ捨てかよ、主人公はなんてクズ野郎だろうと思ったり。
 それでその後何年かしてしれっと嫁になってましたとかならまだよかったけど、あくまでこの作品のヒロインは姪っ子ちゃんなので、そんんことはないわけで。主人公は姪っ子に操立てするかのように独身を通している訳ですな。

・姪っ子の娘
 冒頭、主人公の家に泊まり込みにきてるところから話が始まってて、この子が禁断の姪っ子かと思ったら違ったw;
 「お母さんは叔父さんを愛してたんだよ!」と主張し、主人公が撮った姪っ子の最後の5枚の写真の秘密を父親と主人公に謎解きして見せて、お腹によその男の子供を身ごもって主人公の元に嫁ぐという役どころ。
 この子が実は一番よくわからない。主人公に懐いてるだけなら「親戚だから」でいいかもしれないけど、結婚までしようと思うに至る過程が全くわからん上に演技が棒なのでなおのことよくわからない。彼女の妊娠しでどうこうっていうのはまるっきり蛇足だったんじゃないかと感じてしまう。
 で、それがなんか死んだ母親の身代わりみたいな感じで主人公と結ばれる(たぶん)ってわけだからまたものすごいご都合主義の臭いを感じてげんなりする。一応、姪っ子が主人公にお金借りにきて、「借金のカタに娘置いてこうか?」っていうシーンがあって、「あん時の言葉通りになったな」みたいな回収があるんだけど、これがとても浮いてるっていうか無理矢理な感じなんだよな…。
 
 
 …どれか一人か二人だったらそんなに気にならなかったと思うんだけど、出てくる女キャラことごとくこんなんじゃさすがに「ないわ」と思わざるを得ないw; その嘘に共感してだまされたくなるほど主人公に魅力を感じないし(中の人はいい男だけど、役のアレ加減を凌駕するほどではない)。

 そんなわけでなんだか疲れただけの映画でした。
 でもさー、なんか切ない恋の物語、みたいに売ってる割には結構オチとかえぐいというか軽くホラーだと思うんだけどな。死んだ姪っ子の恋をその娘が成就させるというのもなんかドロっとした女の情念感じるし(死んだ姪っ子の怨念憑いてる?みたいな)、不倫した挙げ句の子供お腹に抱えて主人公の元に嫁ぐっていうのもかつて姪っ子の旦那が抱えたであろう鬱屈(娘は自分の娘じゃないんじゃないか?)っていうのの意趣返しに見えるんですけどー。娘さん実はお母さん(姪っ子)が亡くなった後、お父さんとギクシャクして辛くて、その復讐というかそんな感じで主人公に結婚しろとか迫ったのだったら納得いくなあとかまで思ったり。娘ちゃんの「おじさんならこういう愛の形もあるってわかってくれると思ったの」っていうのは「あんただって私の母親と不倫してた同じ穴の狢なんだから偉そうなこといえた義理じゃないだろ」ってことだよね(まあそれは娘ちゃんの思いこみなのだけど)。
 なんかぱっと見は「若気の至りの過ちをおかした可哀想な子を丸ごと受け止めちゃう主人公かっこいい!」みたいな風に描かれているけど。
 とりあえず、寺島咲がだめんずに一途に恋した健気可愛い妹キャラを演じるのを楽しむというスタンスオンリーで楽しむことをおすすめする。つーか監督の人もむしろ「妹キャラと禁断の恋萌えー!」がメインテーマだったのではなかろうかw それ以外のところを深く考えてはいけない作品だとおもいました。まる。


 「ハードライフ」
 こっちも原作未読。
 昭和の不良少女更正もので、父母不仲な家庭の4姉妹の末っ子で家庭内で寂しい思いをしていた主人公は、ある日化粧品を万引きしようとして、別の不良さんに声を掛けられたのがきっかけで、地元の不良仲間とつるむようになり、レディースチームに入って頭角を現し、総長になる。雑誌とかにも出ちゃってアイドルみたいな存在になっていくが、別グループとの抗争で傷害罪で女子少年院送りになり、出てきたときにはレディースの仲間たちにはそっぽを向かれ、チームを追い出される。
 で、昔の仲間と何となくつるんで覚醒剤に手を出し、もう死ぬのかなと思ったけど、またしても警察に保護され、お母さんと話し合うことで、も一回人生やり直してみようと思う。
 だいたいそんな話。

 …最初にお断りしておきますが私はこの手の「親に愛されなくて寂しいからグレました」系は「甘えんなボケ」と思って全否定になってしまって結構だめっすw; なのでどうしても「ふーん」みたいな目で見てしまうので、感想らしい感想はあまりないですw;

 ヤンキーっていうよりは今となっては死語の「不良」と呼びたい感じ。ただ背景も女の子のメイクも平成風なのに、胸にサラシ巻いて特攻服とかの絵面が昭和のセンスなのでなんか違和感。車○正美のマンガの背景が妙にこぎれいになってるみたいな。
 
 信和君の役は主人公の彼氏で、実は社長令息だけど、バイク盗んで違法なバイク売ってる店に売り飛ばしたり、トルエン吸ってラリったり、そのあげく主人公の友達と寝たり、結構しょうもないおつむの軽い不良少年。最初は主人公に「将来何になるの?」って聞かれて「おやじの会社継ぐかな」とか言ってたのに、主人公がレディースの総長になって名前売れてきたりすると「負けてらんねえ」とかって対抗意識を燃やしてヤクザ屋さんになったりする。
 で、ヤクの売人やってて中毒になりかかった主人公と再会したり、そのあと所属の組の抗争で撃たれて死んでしまうという、いろんな意味でお気の毒な役回り。でもいろいろ足りない割に主人公のこと本気で好きだったんだよなーと思えるところもあってちょっと泣ける。
 見所wのオデコは確かにきれいな富士額。富士額って言うか天然剃り込み状態って言うかw; 富士額のほかに半裸もあるよw 肌きれいでいいなー。
 それから初対面のシーンはトーク思い出して笑いそうになって困ったですw

 不良さんの世界は私の知らない世界なので興味深く見ましたが、高校生くらいで公園で集会とか、主人公のうちに集まってメイクの研究とかきゃっきゃしてるトコは可愛いし、子供子供した感じが見えるのに、木刀もって殴りあいとか、リンチとか薬だシンナーだってやってることのギャップが恐ろしいなーと良い年した身としては思うわけです。
 
 ストーリーとしてはありがちなので、ジャンル愛好家か役者ファンにしかおすすめはしかねる感じですが、ノンフィクションて思うとちょっとスゴいよね…。

 どうでもいいけど、主人公の母親が働いてるスナックのおねーさんが着てたワンピースが「私の叔父さん」のホステスさんが着てたワンピースだったような。二作の間の年月ってどのくらいだっけ。物持ちいいのかお気に入りなのかw



 終了後、ロビーで原作者サイン入り原作本とかパンフとか売ってたらしいですが、スルーして帰ってきてしまいました。帰り道遠いからね! でもパンフくらいは見てくれば良かったなーと思ったり。

 まあここのところ自分のチョイスではスルーする映画を見てて脳内に刺激があるのがおもしろいですw
 でもどうせなら普通におもしろい映画にも出てください信和君w

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 既に主眼が映画じゃない辺りw;

 米米ライブからギリギリの時間に帰宅して、挑戦してみたらあっさり取れたので行ってきます(;´∀`)
 なんかヒロインの中の人ファンとの仁義無き戦いになるのかなあとかびくついていましたが、まったくそんなことはなかったというw; 取れなかったら潔く諦めよ~とか思っていたのにw

 思いっきりトークショーシフトで前方席を狙ったので、映画はマトモに見られる気がしませんw

 雨降らないと良いなー…。



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 ※ネタバレ注意。およびただの片岡ファンの感想なので色々偏ってますがあしからず。

 

 @渋谷ユーロスペース。初めて行ったけど、自主制作系の映画とか上映してる映画館らしいです。場所が文化村通りと道玄坂に挟まったデルタ地帯で、この辺てごちゃごちゃしてだいたい一回は道に迷うので苦手なロケーション。なので念のためちょっと早めに行きましたが(病院寄るついでもあったし)、文化村からいっこ角曲がって真っ直ぐなんで楽にたどり着けました。よかった。建物が映画館ぽくないのとデカデカと看板出てたりしないので探してないとうっかり通り過ぎる危険ありだけど。壁にポスター掲示がされてるのでそれ見逃さなければ大丈夫かなと。

 映画館は3階で、私が着いたときにはロビーの開場待ちが10人いるかいないかくらい。おいおい大丈夫かと思いましたが、結局140席だかの8割程度は埋まっていたようで。人事ながら安心したw
 入ったときにすでに壇上にゲストメンツの立ち位置がバミってあったので、「片岡」って書いてあるところに近い席を確保したのは私ですw 整理番号順で自由席なので。最前のお嬢さん方も信和君ファンらしく、バミの正面席に「座りたーい、でもはっずかしーv」みたいに盛り上がっていましたw 結局座ってたけど。ですよねーw

 お子さま連れのお客さんもいて、ブルーがどうとか話していたけれど、どっちのブルーだろうとか思いながら上映待ち。

 他映画の予告もなくいきなり本編開始。
 タイトルは空だけど、内容はむしろ川。BGM「河の流れのように」(美空ひばり)な感じ。
 豪雨災害による川の氾濫で子供の頃に母親を亡くした主人公が、成長して大学生(か専門学校生?)になって、同じ自主制作映画サークルのリーダー格の友人をまた川で亡くして、罪悪感の傷(「あの時自分が止めていたら…!」)を再び抉られて鬱々として無気力になってたのが、色々あってちょっと回復しました、みたいな話。

 この手の自主制作系青春映画ってのは概ねつまらんという予想を裏切らず、地味で退屈。心の傷が地味な日常に癒されていく、ということで監督は「日常のリアルな空気を撮りたい」ってことで俳優さんにも「芝居するな」って注文付けたそうで。テーマに対する表現としては、概ね成功してたと思うけど、しかしそれを見ておもしろいかはまた別の話ってことで。地味で地道で詳細な描写は嫌いじゃないというか結構好物だけど、その先にそれを覆すカタルシスがあってのこそだと思うので、その点からするとオチが弱いのよ。このテンションの低さがこの作品の肝なのはわかるけどね。
 最後に清々しい気分になるようなものでもないから、ああ、あの場所に行ってみたいなーとなるほどでもなく。ただ、東京に出てきてる新潟者には里心で帰省促進効果あるかもね!

 「映画」の文字と音声がゲシュタルト崩壊しっぱなし、ってくらいの映画好き及びギョーカイの人には評価高そうだけど、映画は日常の隙間の娯楽の一つ、という一般人受けはしないような。だいたい普通の人は評価するために映画見る訳じゃないしね。

 台詞で全部説明するんでなく、なるべく映像で語らせる手法は映画としては正しいと思うけれど、人間関係とかそれぞれの背景とか把握するのに序盤手間取るのも本当。もう少し序盤ではお互いの名前頻繁に呼んでくださいw;
 ある程度把握できてからなら、色々推測というか解読しながら見るのも楽しいと思うけれど。

 カメラ及び主人公の視点は川だなーと思ったのは覗き見だけして特になにも関わっていかないからかなあ。他の登場人物の隣をさらさら流れていく感じ。主人公も心情をモノローグとかで語るキャラではなくて、心象風景を「鉄魔神」というブリキのかかし的な人形(亡くなった友人ナオトの作ろうとしてた映画のキーアイテム)のカットで表現と、あとは過去の記憶フラッシュバックとか。なのでいまいち感情移入がしづらいな。役者ファン補正とかあればもうちょっとおもしろかったのかもしれないが残念ながら今回が初見の人だったのでした。

 あとやたらと食事のシーンが多くて、昼時に行くとちょっとつらいかもw というか家族団欒の場ってとにかく食卓なんだなーと思ったり。 

 ポイントでいいとこさがしをすれば、時々アイキャッチ的に入る定点カメラの風景映像の風景がきれいだったなー。微妙に長い(2~3秒でいい感じなのに体感で7~10秒くらいある感じ)のでときどき苛っとするけど。狭い工場の風景とか、おうちの居間で親子喧嘩とかの狭苦しい画が続いた後だとちょっとほっとする。麒麟の翼のときはそういうのなくてひたすら息苦しい感じだったからなあ。
 あと、お友達のエピソードは基本的にオチ無いまま放り出しなので、妄想の余地がふんだんにあることかな。あの後東京に帰ったアユム君は結局映画を完成させられたのかとか、そもそもナオトとアユムは高校時代どんな感じの友達だったのかとか、東京に帰った後も三上さんの役の子とは交流は続いたのかなーとか、色々(←そこか)。

 信和君の役(アユム)は、川で亡くなった友達(ナオト)の高校時代の同級生で、ナオト君が作ろうとして完成できなかった映画を完成させるために東京からやってくるというポジション。やる気に満ちていろいろひっかき回していくけど、結局父親に呼び戻されて中途半端なところで退場してしまうという役回り。なんで新潟人で固めてる中で信和君?と思ったらそういうことかと納得(ナオト役の八神君も愛知の人だそうで。ヨソ者はちゃんとヨソ者なんですね)。
 ご飯の前にパジャマに着替えて、着てたTシャツをきちんと畳むくせに大皿料理は取り箸を使わない、ご両親はパパママ呼びでパパには敬語というあたり、良いとこのお坊っちゃん(多分一人っ子)設定なのかな。だいたい三上さんとつるんでて、新旧ブルーの2ショットが目に幸せでした(^▽^*) 出番的には約2時間のうちの真ん中1時間分くらいかな。
 ところで三上さんはメガネ似合うな。人がよくて苦労性だけど、面倒ごとにはなるべくくちばしつっこまず、そんなキャラでした。

 んでトークショー。
・まずはご挨拶。
・信和君の出で立ちは、GパンにGジャン、生成に緑の横縞の入ったストール。ストール愛用継続中ですなw

・八神君の「天気のいい日に花見もせずに映画館におはこびいただいて…桜に勝るトークをしますね」というご挨拶を受けて、信和君、
「男五人ですが、華のあるトークをしたいと思います、よろしくお願いします」とのこと。

・ちなみに三上さんからもご挨拶DVDを預かって来てるんだけど、今日は見せてくれず。「これは次回のイベントで」と八神君にしまわれてしまいました。いけず! っていうかまたイベントやるんなら告知は早めに頼むぜ!

・現場での遊びの話
 仲良しの設定なのに、初対面の人が多いのでちょっとしたゲームって感じで麻聖くん発信で「外来語禁止ルール」とかで遊んでました。という話。今日も登壇前に開始してて、さっそく挨拶で「トーク」とか使ってしまった信和君と麻聖君は監督に「あとでしっぺね」と言われていましたw
 ちなみに「それ知らない」と八神君は素できょとん。監督の意向で一年前に死んでる設定なので極力他のキャストと会わせないようにしてたとか。一人離れて撮影とかも多かったのであんまりみんなと遊びに行ったりとかしなかったそうです。信和君とはほとんど会ってないらしい。…アユムはナオト追っかけて新潟まで遺作を完成させようと思うくらいの間柄だったのに仲良くなくていいのかなあと思ったり。

・お祭りの話
 クランクインの日に地元でちょうどお祭りがあって、八神君と三上さん以外はみんなで遊びに行ってたそうで。
 縁日の型抜きに挑戦したところ、信和君が全然できないところに「俺上手いっすよ!」とシゲル役の加藤君がやってみて、いきなりパキって割って、もっかい挑戦してみるも、板をおもむろに舐めたとき、オヤジに「おまえ今舐めただろ!」「舐めてねーよ!」と言い合いになってる(舐めるのは勿論禁止事項w)のを見て、信和君は彼とこの日が初対面だったんだけど、「仲良くなれそう」って思ったとかw
 ちなみに麻聖君と三上さんは駆け足で嵐のようにばーっときてだーっと帰ったらしいですw

・監督の撮影方法の話
 「リアルな空気感」を大事にする監督なので、カメラがいつ回ってて本番なのかわかりづらい。八神君なんかはいる間ずっとカメラが回ってて、本人が「あれ? もしかしてカメラ回ってる?」と思った頃に監督の「カットー」の声が入るという有様。
 あと、本番入る前に、「どうでもいい話してて」とかって10分とか15分とか回しっぱなしにしたところにおもむろに本番入るそうで。
 あるとき信和君の撮影で、終わって2階の控え室に行ったら、入れ替わりに他のキャストがぞろっと出ていって、下の方から楽しそうな声が聞こえてきて、カメラ回ってんのかわからなくて、混ざりにいこうとしたらスタッフ三人がかりくらいで羽交い締めに止められて(ここ信和君と麻聖君の実演付きw)で「なに? なんでー?」ってなってたら実はカメラ回ってるとこだったとかあったそうでw
 あと、TV Taroのインタ記事にもありましたが、最初に台本読んで作ったイメージで演技したら「バカじゃねーの」って言われたとか、とにかく「芝居」をすると、「はーい、お芝居ありがとね、じゃあ仕事しようかー」って言われてリテイクになるとか。「役者が芝居すんなって言われるんですもん、キツイっすよー」とは麻聖君。八神君もうんうん頷いてましたが、加藤君は監督の元教え子だけあって慣れてるので、特に何もいわれずかえって不安だったとか。
 ちなみに「バカじゃねーの」の話の時、監督が「そんな敵を作るようなこと言うなよ(汗」って言って「大丈夫。愛ある『バカ』ですからねー」と信和君がフォローしてましたw
 また、「自分のイメージで役作りをすると似たイメージになるけど、今回バカって言われ続けて、顔つきからなにから普段とちょっと違う」ということらしいです。雑誌の時の「かっこいい片岡信和はいません」てそういう意味かーとか思ったり。

・新潟の魅力(食べ物篇)の話
 食べ物がおいしい! タレカツって卵でとじないトンカツがあってそれがおいしかったという話。やっぱ若い男の子は肉だねえw 
 信和君は「回転寿司がおいしかった。100円の回転寿司でさえ寿司がおいしくて30皿くらい食べた」とか。健啖家めw;
 で、映画で食事のシーンが多いのに、麻聖君とかそれこそトンカツとか食べに行ってて、リアルで「食いたくねえ」って顔するので、「ちゃんと食べてー」ってダメ出ししたこともありました、と監督の苦笑気味な暴露w
 広州飯店(作中にでてくるラーメン屋)のラーメンもおいしかったらしいです。シーンが三田村さんの撮影終了の日だったとかで、信和君は出ないけれど現場にはいて、控え室に貸してもらってた隣の美容室でおばちゃんたちに大人気だったとかw さすがww
 ちなみに撮影の後にお店のご好意でラーメン食べさせてもらったけど、信和君は帰ってしまっていて食べられなかったとか。残念。

そんなこんなで20分ほどがすぎ、最後のご挨拶。
・麻聖君
 「この映画はロケも全部新潟で、スタッフもほとんど新潟の人で、新潟の良さを伝えたいということと、田上陽介を通じて『夢をもう一度追いかけてもいいんだ』という背中を押してあげられる作品となっております。是非二度三度、ご友人ご家族と見に来ていただけると助かります」

・八神君
 「新潟出身じゃなくキャスティングされたんですが、すごく参加できて良かった」「監督の奇抜なw--斬新な演出が勉強になりました」

・信和君
 「ご覧になってわかるとおり、作中の人物たちはみんなそれぞれ傷や悩みを抱えています。ご覧になったみなさんにも、それぞれ悩みや傷があると思います。それを癒すことができるのは、頑張れ、とかそういう言葉じゃなくて日常を何年も生きていくことなんだなと思わせてくれる映画でした。ばーんと強いメッセージとかはないですけど、そっと背中を押してくれる、そんな感じの、二度三渡と見たくなる作品だと思います。また見に来てください」
 だいたいこんな感じ。さすが映画好きだけあって語りが熱いw

・加藤君
 「東京の、僕らの同世代の人にたくさん見てほしいです。ご友人などに紹介して是非、また見てください」とか手短なかんじ。
 うん、ごめん、ターゲット世代じゃないみたいだからリピートは控えておくね(^^ とちょっと意地悪いことを思ったり。

・監督
 「作品について言いたいことはだいたい俳優が言ってくれたので」ってことで作品のことよりは役者さんへのねぎらいの言葉。「一杯いじめられたと思うけど、最後にはみんな阿吽の呼吸でできるようになって、自分から『今のダメですよねー』とか言えるようになってた」とか「(信和君指して)帰る頃にはイントネーションが一番新潟ナイズされてた。東京から来たけど、実は新潟に実家があるとか設定書き直そうかと思ったw」とか。

 そんなんでまた10分ほど。トータルで30分弱のトークショーでした。楽しかった(*´∀`)


 トークでほくほくしたところで、ちょうど池袋の東武の新潟物産に寄って日本酒買って帰ってきましたw 真野鶴。新潟といっても佐渡の蔵元さんですが。新潟のお酒の割に舌触りが柔らかくておいしいです。
 

 へぎそばも食べたかったけど行列長かったので断念。

 軽く新潟漬けになった一日でした~。

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 なんかぐぐってもツイ検索しても関係者とか報道関係以外の感想とかレポとか殆どないのな…
 メディアの舞台挨拶レポも三田村邦彦の離婚した嫁がどーとかしかないし。どーでもいいつーの。
 ほんと大丈夫かこの映画(;・∀・)

 ところでなんか町おこし的に新潟出身者の映画!ってコンセプトだったらしい事を今更知りましたが……なんで信和君? プロフィールだと東京出身になっているようだがどういうことだろ。気にならないくらいの端役なのだろうか。

 さらに今更気がつきましたが蒼太さんもいるんじゃんね! 中の人の名前すかっと忘れてたよ! すいません…! 

 土曜日が色んな意味で楽しみー(;´∀`)

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 とにかく公式の仕事が遅いのでヤキモキ振り回されっぱなしですw; 公式このやろう。

 どうせだから初日舞台挨拶付きを見に行こうかなー。夜には刑事魂もあるし、信和君祭り♪(ささやかに)とか目論んでいたら、その初日の2日前に「4/7にトークショーやります」…だと…? 偶然気付いたからよかったようなものの気付かないで初日見に行ってたら泣くところでしたよー!

 しかもチケットは31日初日の10時からぴあで販売とか。…とりあえず初日見に行くのは中止。雨降るっていうし。
 で、ほんとは7・8はちょっと旅行でも行こうかと思っていたけれど、それもキャンセル。幸い一人旅予定で切符も宿も全然手配してなかったので懐痛まないのは助かった。

で、チケ取り状況ですが、朝10時からの販売で、同日にミ●チルさんの一般販売がかぶってたせい(多分)でWeb激混み。一応ログインして待機してたのにいつの間にかログアウトされてるしー(´Д⊂ヽ

 該当チケのページがアクセス過多?何それ美味しいってくらいの軽々さなのにログインが出来ないので全然決済に辿り着かず。結局20分くらい経ってめぼしい一般が売り切れた頃合にチェックアウト。
 …整理番号が一桁に程近い二桁で、夜になっても余裕だったから、張り切って混んでる時間に参戦しなくてもよかったなーとちょっと後悔。まあそんな気は結構してたんだけどね。
 まあ無事に取れたのでよかったです、うふふ(*´ω`*)
 
 土曜日天気いいと良いなー。

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 Mozart!の観劇記に拍手くださった方ありがとうございました(*´∀`)

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 @角川シネマ有楽町。
 友人が観に行って「松坂桃李君がよかった~」と言っていたので観に行こうと心に決めて、ずるずるタイミングを逃してしまって、今週末にでもと思って映画館のスケジュール調べたら今日で終了表示ばっかりで。あせって会社帰りにいけそうな映画館に駆け込んだのでした。
 読売ホールは認識してたけど、その上に更に映画館があったとか初めて知った(;´∀`) ここビッグカメラのポイントカード提示で大人¥1800が¥1300に割引されるのでちょっとラッキーです。スクリーン自体は100席あるかないかくらい?の規模なので、CG使いまくりの派手な大規模映画見るには物足りなさそうだけど、普通の現代物ドラマやる分にはむしろ良い感じじゃないでしょうかね。
 パンフレット買おうと思ったら既に売り切れてて(´・ω・`)ショボーン

 原作未読&同作者他作品未読&ドラマ未見とこれ以上ないくらいのまっさらで行ってきましたが、概ね面白かったです。概ねというのは、
 ・のっけからいきなり死んだ人の捜査に、主人公の加賀さんが「胸を刺されて~」とか言ってて、ん?てなった
 ・シリーズ物でいかにも引っ張ってる人間関係周りの情報がなんか入れ方中途半端だなー感がある(ヒントとして一応関連はしてるけどそこまで引っ張るような話?みたいな)
 ・それで内部告発の子がフォローした労災隠しを本部長は知らないっていった話で其の後の個人の名誉は回復されたの? うやむやのまま?
 ・最後の真相の偶然重なりすぎだろ!で、ちょっと醒めてしまって肝心のいい話に浸りきれなかった
 という残念点があったため。

 あと、前めの席で見たせいかもしれないが、画面の圧迫感が凄くて見てて疲れる。顔アップの画面ばっかりで、引きの画があんまりないのと、屋外のシーンでも日本橋だったり、七福神の小さい神社の中だったりして、画面に奥行き感が全然ないので見てて息苦しいんだよね。阿部ちゃんはもうこれでもかというくらい濃いし、桃李君は好み補正で耐えられるからともかく、女優さんも揃いも揃ってまんまる顔の人々なのでアップになるとこう、ドーンという感じがある。せめて片方だけだったらまだよかったのに。細面の美人さんていないんかの。

 桃李君は最初に死んだ被害者の息子の高校生役。反抗期。最近別のドラマでアラサー高校生とかアラフォー高校生とか見て訓練されてるので、高校生姿にそれほど違和感はなかったが、さすがに回想で出てくる中学生には軽く吹いたw; いや…1st写真集の高校生も割とコスプレっぽかったのにとか思ってないよw; それにしても水泳部設定だからか、随分体作ったねー! 僧帽筋とか鎖骨の影がすごい!
 そして、あの手の「誰にも言えない秘密を抱えてその為にツンツンしてる」つーような役柄だとマジに輝くな。物言いたげなちょっとした表情とか、秘密をぶっちゃけてすっきりした笑顔とかね。いいなー(*´Д`)
 某怪盗ロワイヤルのときは微妙~な感じだったのが嘘のようです。

 七福神巡りがしたくなりましたw

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 朝もはよからチャリで20分の映画館までw

 日曜の朝イチ回ならむしろお子様いないかなと思ったら、ちゃんとSHT見てから行ける時間に調整されていたw; 先週分だったかは8時台開始だったのにー!

 で、本編。しょっぱなからガレオンとUFOの空中チェイスに滾ったり、宇宙警察にとっ捕まって処刑台に吊り下げられる船長とジョーさんが同じポーズなところになんだか笑ったり、ゲスト出演の過去作の悪役の皆さんに笑ったり(ゴーオンの三人はこまめに色々出てくるよなw シズカちゃんとゲッコー様懐かしい(*´∀`) でも過去作過ぎて知らない人たちもいたけど(;´∀`))。
 ギャバンは子供の頃見てた記憶がうっすらとある。懐かしいなあ! あの「ではもう一度見てみよう」がなんだか印象に残っていて、おーこれこれ!と思っていたら海賊の皆さんの変身シーンも「もう一度見てみよう」で再現されてて吹いたw
 あとは船長とギャバンの過去の因縁にほろりとしたりっていうか、船長はどうしてこう父親的存在に恵まれてるかねえ。そしてそういう人たちの前だと可愛いかねえ! ラストのいかにもなツンデレが無茶苦茶可愛かったです(*´∀`) それを見守るジョーさんはとても良い嫁の目をしていた…w

 本編では退場してしまったバスコ&サリーも映画ではピンピンして元気で! …ちょっと泣ける。対するはチラ見せのゴーバスターズ。彼らも可愛い感じの人たちですな。…若干ゴセイな匂いもするけど…どうだろう。

 お子様向け小一時間映画ですが要素がぎゅっとつまっててなかなか面白かったです。安心して楽しめるっていうのはいいことだ~。

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