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風の吹くまま気の向くままの生活雑記
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 発売日(去年の12/20)に速攻注文して、22日には予告もなく到着するという(代引きだったのであせった。30分後以降にお願いした運送屋さんごめんなさい)、鬼速なるひまの仕事ッぷりを発揮してくれたのに、見るのは結局年明けてからになってしまったw;

 明日観にいく予定の「どりーむじゃんぼ宝船」で結構このときのネタ拾ったりしてるというからがんばって観たよ!
 新春鍋はサンシャインまで観にいって、あのときもパロディひどいwと思ったものだが、今回も大概だったww
 大体、冒頭から前回の光秀が前説しに来てるしさ! 
 一応SFになったりはしないオーソドックスな時代劇風俗で赤穂浪士の討ち入り話がベースなんだが、そこにお岩さんが絡んだり、JINの医者と坂本竜馬が絡んだり。なかなかカオス。そしてやっぱりジャージ&ラケットで団体曲あるしww
 個人的には最後のダンスパロのお岩さん曲でニヤニヤしたw

 惜しむらくはJIN役が山崎さんと平方君のWで平方君Verが見られなかったこと! いややましげさんも好きですが。

 最後は結局皆生きてましたの大団円。まあ新春だしね。明るく終わりたいよねーって感じかな。
 三上さんが美味しい柳沢吉保でしたw あの人はやっぱTVより舞台が映えるきがするー。

 あとでもっかいじっくり見よう。

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@スペースゼロ。ソワレ。
 早いものでもう千秋楽(;・∀・) 今回はこないだ座ったところのほぼ最後列。まあ、競争率考えると仕方ないかー。

 今日行ってみたら休憩ありの二幕物になっていた。クレーム入ったのかな。でも15分くらいなのでトイレに並ぶ暇はあんまりない。
 どこが減ったのかと思ったら、とりあえず、更紗の地下道脱出のシーンがまるっとなくなっていた。揚羽に「行きな!」って追い出されてすぐ九州着いちゃう。まあなくても話に支障のないシーン筆頭だわな。ダンサーの皆さんは見せ場なくなっちゃって残念だけど。
 他にもちょこちょこ各所が短くなっているみたい? 長丁場の舞台ならともかく一週間も無い舞台で演出家思い切ったことしたなー。でもまあないよりはありがたいのでスタッフ・役者の皆様GJだわ。
 
 前回のスピーカー真ん前から離れた分、音のバランスはましになったけど、声の出る出ないがわかっちゃう感じだね。。。
 脚本的には休憩ができたほかには特に変わったところなさげなので省略。
 
 カテコ。
 千秋楽ということで、盛り上がったのはいいんだけど、なんというか主人公の中の人ファンのノリがちょっとついていけなくて引いた。名前コールとかはさあ、アイドルイベントとかじゃないんだから勘弁してー。
 天野さんも「あまのっちー」と同じ人たちと思しいあたりからコールもらってたけどなんか過去の共演とかあったんでしょうかね。
 久保田君はスタンド花についてた梟のぬいぐるみを肩に乗っけて登場でした。かわいいw
 
 
 なかなかいい舞台化かなあと思ったけど続編は行くか悩むな。更紗の中の人変わったら考えよう…。
 
 

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 @スペースゼロ。ソワレ。
 BASARAはBASARAでも戦国じゃないほう。田村由美原作の漫画原作の舞台。でもキャストは一部舞台バサラと重なってたりなんたり。青い貴族と呼ばれる遊牧民で片目眼帯(左目)の揚羽というキャラのキャスティングが戦国BASARAの政宗様の中の人なのは狙ったんだろうなーと思わなくもない。まああっちで右目、こっちで左目眼帯生活でバランスがとれていいとかw;(ないか)
 一幕もので2時間15分予定。開演が19:00~だったので3時間コースはないなーと思っていましたがぶっ通しでこれは結構お尻にきそう。スペゼロは椅子そんなに良くないし。
 でも客席開場が5分押しで本編もそれに伴って遅れたような。終演は21:30ちょっと前くらい。

 ロビーにお花が沢山きてた。久保田揚羽宛てのお花は梟つきでかわいいvv
 
 物販はパンフとブロマイド。ブロマイドは扮装写真のほかになぜか私服版があるw いいけどw 同行のUさんが買ったというので見せてもらったら、私服久保田君はちょっと毒気の抜けた顔してた印象。リラックスモード?
 見本出てなかったので、私はとりあえずパンフだけ買ってみました。

 席に着いたらとにかく席が近い! 下手サイドブロックでしたが4列目。若干上手袖が遠いかなーという気がするけど、下手の人々の近さで相殺。いやそれ以上かもー。スペゼロは3列目から1段ずつ段差が付くので視界も良好です。うふふ。しかし直近で観にいったのが博品館なせいか、スペゼロの舞台は奥行きが深いなーと感じたり。
 しかしサイドのスピーカーまん前だったせいかもしれないが音響がひどいな。結構せりふ聞き取れなかったところが何箇所か。皆マイクつけてるんだから生声のお芝居みたいに反対向いたら聞こえないってないだろフツー。あとBGMがぶつぶつ途切れてたが気になった。これはさすがに座席位置のせいじゃないはずw

 以下ネタバレ雑感。

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 原作は単行本27冊という大作で、やるとしても序盤のほうだろうしどの辺までかなと思っていたら、四道さん倒すところまででした。単行本だと4巻あたり? 細かいところははしょりまくりで、これ初見の人は話判ったのかなあ。なかなかジェットコースターでした。殺陣ありダンスあり&ハイライトをとにかく詰め込んだ感じなので緩急のメリハリに欠ける感があるので終わったら結構疲れているw; それでも原作自体が面白いから多少強引なはしょりをしててもそれなりに見えるというのが凄いなーと思ったり。
 演出も最近ありがちなとりあえず紗幕に映像投影で状況説明的なのがなくて、段差と奥行きを活用したり、ダンサーと可動の柱や照明なんかで砂漠の村から王宮から地下廃道から海賊船、海辺の戦場、遺跡、と表現しようとした心意気は買う。四道&千手と朱理&更紗がクロス会話で話を進めたり漫画っぽいところもありつつ、くねくね踊るダンサーのフォーメーションとその間を縫う動きで地下の廃道進むシーン作ったりはとても芝居っぽいなーと思ったり。
 殺陣表現はまあアンドレ物ほどは面白くはない。剣豪物語じゃないしそんなもんかなー、って感じ。いや、別にモブの皆さんも良く動いてるけど。揚羽はさすがの久保田君で、マント翻しての殺陣は大変美しゅうございました。

 キャスト雑感。

 高月更紗:
 彩良と書いてさらちゃんと読むらしいですね。パンフによるとGTO出てたらしいが記憶にない…。サイトの扮装写真見たときも思ったがなんか地味だ。それでも板に乗ったら変わるかなーと思ったら…やっぱりなんか地味だ。アクションも発声もがんばってるなーと思うのだけど、「タタラ」の強烈な意志力を感じない。更紗モードのときは可愛いけど、漫画っぽい反応のうわっつらなぞってる感がなー。全体に形はできてるが心情が腑に落ちてない感じだ。あと時々台詞回しが変に歌舞伎の物まねみたいに聞こえるところがあって、あれ笑っちゃうから何とかしてほしいw; 声低く作るとああなっちゃうのかなあ。
 しかし見てると更紗って良く泣き喚く子だったんだなーと思ったり。声つぶさないようにあと7公演がんばってほしい。

 相馬朱理:
 最初キャスティング的にギャップにびっくりしたw どうしても梅森源ちゃんの印象が強くて、朱理なんて偉そうキャラできんの?と。扮装写真見て、ああハンサムだけど若い感じのする朱理だなーと思ったら、やっぱりその印象そのままでした。
 朱理として更紗と絡んでるときはいいけど、赤の王モードのときはどうしても貫禄不足と感じざるを得ない…。でもビジュアルはいいね! 顔芸なしの相馬君は綺麗な顔してるよなーとつくづく感心した。
 刀の殺陣とかは日頃あんまりやらないのかな。冒頭で剣を鞘にしまえず結局持ったまま捌けたりしてたw 殺陣がんばれw

 久保田揚羽:ビジュアルから揚羽ー! なのですっごい期待していって、冒頭からマダムバタフライモードで出てたときはどうしようかと思ったw 女装衣装は結構微妙な出来だが(うつけバー@鍋の背景が似合いそうだ)、青ターバンとマント姿はとてもそのもの。しゃべるとだいぶ筆頭だったけどw;
 原作の飄々としつつ物柔らかな雰囲気よりはだいぶ骨っぽい揚羽でした。久保田君ならむしろ赤の王のがはまったかもしれないなーと思ったり。
 海でがばっともろ肌脱いで背中の焼印披露したり、とっつかまって半裸で拷問されたり、いろいろ目の保養でした。ゴチですw いい胸筋に腹筋でしたw 政宗様は露出ほぼないもんねー。
 
 寿里ナギ:ビジュアルが完璧すぎて吹いたw でかいけど! カテコで揚羽と並ぶと結構身長差あるんだね! ずっと目をつぶったままのお芝居お疲れ様でしたー! まあ後ろ向いて階段上るときとかは目開けてるんだろうけど。それにしたって怖いよね。柔和な容姿ででもピシッと突き放すときは突き放す厳しさのあるキャラでよかったです。欲を言えばも少しおっとり目の口調でしゃべってくれたほうがイメージだなあ。結構早口なので時々せりふ聞き取れなかった。それに無理しないほうが噛まないよ!w

 天野四道:中の人がフォーゼの校長って言われるまで気づいてませんでしたw; ビジュアルも役作りもマジ四道。超四道。再現度たっかー!! 濃い芝居をする人だが、くどくない。その濃さ、熱量の高さがちょうど田村漫画の空気にあってる感じ。すごーい! 
 で、四道がいいぶん、千手姫はちょっと割り食ったかな…。彼女はビジュアルいいけど台詞回しがちょっと残念。。。

 加藤角じい:自前のスキンヘッドで参戦とか気合はいりまくってて凄いなあ。この人も再現度高かったわー。いい角じいでした! 宗茂といい、駄々っ子に振り回される芝居が似合うのかw

 聖也ハヤト:初めて見た人ですが、身体能力の高さにびっくりした。身軽なハヤトいいねー。そして子犬可愛い感じがまたw 四道を射るところが客席通路に登場で、ちょうど私のいる辺りの後方だったのですごい勢いで席がゆれてびっくりしたw; 驚いて振り向いたらそこにハヤトがいたというww
 
 茶々・座木・カザン・亜相:このあたりの人々も再現度ぱないです。まじ二次元からいらっしゃいませー!て感じ。茶々姐さんカッコいい~~vv そして亜相さんマジ亜相w
 

 主演二人の出来がちょっと気になるところですが、千秋楽(つっても4日後だけど)までに化けてるといいなあ。次回は日曜日!



 …吉野のけごさんがあと10若かったら揚羽いけるんじゃないかと思いついたw ああいう華とケレン味とやわらかい雰囲気があって緩急の付いた芝居が出来て歌って踊れる若手いないかー!


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@銀河劇場。しばらく立て続けに通いましたが今年はこれで打ち止め! …多分。
 台風接近で雨と風が強くなる予報出ててたけど、無事に行って帰ってこられて万歳。

 週末に旅行の予定入れてるのに、上演期間が短いので、とりあえず初日ですw チラシ見たときからWヴォルフを1回の舞台で見られるなんてなんてお得!と勢い込んで夏の終わり、エリザ遠征から帰ってきて真っ先に主催先行予約の申し込みをしたというw
 
 主催先行の甲斐あってか、当たった席はK列ほぼどセンターという舞台全体がバランス良く見える超良席でした! (最前とかはライブとかはともかく何回か行くうちの1回ならいいけど、一回しか行かない場合はこのくらいの方が好き。個人の好みです)
 
 仕事を定時であがってまっすぐきたらちょっと時間に余裕があったので、オリジナルドリンク。4種あったうちの「星めぐりのうた」のノンアルコール。…アルコールだと寝そうになるというのはこないだの「緋色~」でやらかしたからなw; さっぱりしておいしかった。

 さすが初日だけあってw開幕は5分ほど押したかな。
 幕が上がると真っ白の壁と、その手前に2mちょっとくらいの高さの段が作ってあってこれも真っ白。段はほぼ舞台幅一杯で左右に階段。
 で、ここにいろいろ背景映像を投影するという。で、あとは椅子とちょっとした小道具が出たり入ったり。ごめん予算ないんだねとか思ってごめん。帝劇とはチケ代も違うしな。

 幕が開いてまずは下の段中央で荷物抱えて電車に乗ってる風のあっきー。

 ストーリーは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をベースにして、キャラを現代日本の青年キャラに、夏祭りを小学校の同級生が集まる同窓会に改変。列車に乗ってからの流れはほぼ原作の流れ。
 なので決して幸せな話ではないんだけど、後味が良い作品ではありました。

 ただ一幕は頭2/3カットしていいくらいの退屈さ。超キャストの無駄遣い。私がもう少し気短かだったら幕間にアンケートにボロカス書いて帰ってたところだw
 二幕になるとやっとミュージカルらしくなってきて楽しい。
 カテコは出演者総出で一曲。と進むにつれて良くはなってくるので、帰りの気分は悪くないです。

 以下ネタバレ雑感。



 幕明きは中川君。中央にぽつんと荷物抱えて座ってるのはバイトに行く途中で地下鉄に乗ってるところらしい。別のバイト先の人に遭遇してなんだかへどもど。
 「自分何してんだろ…」てきなむなしさを歌いながら、ティッシャーのバイト中のコーイチ。
 そこにスーツ着た男性が近づいてきて、話しかける。小学校時代の同級生で今日この辺で同窓会があるが、コーイチは誘われてなかったことが発覚。
 でも親友だったケイも来るかもってことでちょっと興味のあるコーイチ。ちなみにケイは法学部出て新進弁護士として出世街道を歩み中。
 売れないホストとビル清掃で稼いでて、父親が蒸発中のコーイチにはなんか近寄りがたい感じ…。
 
 こういうやりとりはふつうに芝居なんだけど、なんか台詞回しがだるい。間が悪い。白々しい「同級生との久しぶりの再会」シーンだらだらやらないで、あっきーの説明台詞でさくっと流しちゃえばいいのにと思ったな。

その後、別れて暮らしてるお母さんから「声が聞きたくなって」な電話が入ってきて、土居さんのソロ。いやー、さすがいいお声。この舞台、Wヴォルフーと一人盛り上がったてたけど、そういや土居さんもマドモアゼルモーツァルトのヴォルフだったんだっけ? モーツァルト3人そろっているとは恐ろしいw
 小さい頃の思い出語りの歌のバックに投影される子供の写真はあっきーの幼少時代の写真らしい。可愛いv
 しかし母の愛に満ちた良い曲だとは思うが、歌詞も変わらないリフレインいらない…。

 

 ただ一幕が最悪に退屈でキャストの無駄遣い感ひしひし。曲自体も盛り上がるような感じでもないし、ソロがメインでしかも長いので流れちょんぎりまくり。最初に「役者の見せ場」的ソロを持ってきましたな感じだけど、そうじゃなくて「役の見せ場」が役者の見せ場、になるようにしてほしい。歌詞とかアレンジとか変わるならまだ聞く気も持つけどしょうむないリフレインばっかりじゃつまらない。各ソロの尺を半分にしてさっさと主役二人を列車に乗せてしまうべき。あるいはもう一曲、ケイとコウイチの背中合わせですれ違ってるようなデュエットを入れるべき。二幕ラストとの対比的に。
 一幕はダンサーもおとなしい感じ(やたらと上手→下手、下手→上手の移動ばっかり)で、体力温存のために一幕は省エネモードにしてみましたって感じだったのかなあとか勘ぐってしまいます。
 やたらなパニクルーの人押しもなんか鼻についた。ソロは流れぶったぎって長いし、列車に乗ってから検札に来るシーンも
 コーイチ「パスモじゃだめ? パニクルーのチケットしか持ってません」
 車掌(パニクルーメンバーの人)「それは素晴らしい。このチケットなら天国までも行けますよ!」
 コーイチ「僕、ボーカルの人のファンなんです!」
 みたいなやりとりがあったんだけど、まあありがちなコントだし、別にいいけど、それまでで全然気分暖まってないから寒い寒い。マジイラっとした。
 別に中の人の技量がどうとかいうよりも(すごく歌上手なわけでもないけど、吉野圭吾さん的な色気のある声と、ダンスもうまくてすごい!)、んだけどなんか逆なでされる感じ。演出家のオキニなのかな、と思わせる何か。

 戻って。さわやかに育三郎君(ケイ)登場。とてもまっすぐ育ちました感のある好青年。そして彼はのっけからコーイチが好きすぎるw 同窓会、ちょっと仕事の途中だから遅くなる、っていったん引っ込んでまたやってきて時間経過を表現して、また出てくる、ってやるんだけど、遅れます連絡を上の段から電話かなんかにして、降りてきたときには宴たけなわで合流、で酔っぱらいを庇ってドン!とかにすればまだタイトにまとまったのではなかろうかなとか思ったり。

 ケイとコーイチが合流してからはちょっと盛り上がってきたけど、せっかくのデュエット「走れ走れ」も今一つ歌詞がおもしろくなくてな…。
 で、例の寒い検札コントでげんなりしてきたが、停車駅で不思議な体験をしたり、異様な乗客(ひたすら計算する人)が乗り込んできたりのあたりはちょっと面白かった。計算の人のダンスは動く映像を背景全体に投影して、それと融合する感じのダンス。映像はいい加減マトリックスも古典になったんだなあと言うような。ふた昔前くらいのみんなのうたのCGを彷彿とさせるクォリティ。しかしダンスの動き事態はそれなりに面白い。あっきーたちもちゃんと踊ってるしw というかこの二人が意外と踊るので逆にびっくりした。 で、そのシーンがおわって、なんか波の音が聞こえて、一面の水の映像。「海だ…」で幕が下りて一幕終わり。
 このとりあえず時間なのでCM、みたいな終わりかたもどうなの…。
 ちなみに一幕の間、ちょっと笑いの起こるところはあったけど、ソロの後に拍手の起こることは一回もなし。音楽が多分カラオケなので、タイミング的に取りづらいのもあるんだろうけど。

 ほんと幕間の時点ではアンケートにキャストの無駄遣いすぎ、って書いて帰ってやろうかと思ったわ~。マジで。オリジナル系はこれだからな…orz と絶望していたけど、まあクソつまらなければそれはそれで話のネタになるかな。と二幕も観ることにして待機。

 そして二幕。バラエティ番組のあのCMのちょっと前から始まるような感じで「海だ…」とか驚いてる二人のところに三人の乗客がやってくる。
 客船から降りて列車に乗り換えになったという話。何があったか聞いてくれという三人の話の再現シーン。豪華客船のダンスパーティーから氷山にぶつかっての沈没。
 このパーティーのシーンで、土居さんが歌手として歌うのがとても素敵。ケイとコーイチがはしゃいで、ワルツを踊る乗客の間をタンゴのステップでくるくる縫って行くのとか超かわいい。萌えると言ってもいいレベルw というか全体にこの二人が舞台上にそろってるだけで吸引力が違うw 兄妹役の二人も良かった。良い声。妹役の子は育三郎君とロミジュリでジュリエット役で共演したんだって? ミュージカルでスタンダードな清純派ぶりっこの綺麗なソプラノで、かわいい。叶うことならこの人のクリスティーヌ@オペラ座が聞きたい。
 この妹ちゃんとケイがいい雰囲気になってちょっとしょんぼりするコーイチがかわいい。慰めるシンガー(=土居さん)がまた優しい。この人の男爵夫人@M!が聞いてみたい…。
 しかしラブラブなデュエットはいいんだけど、その背景の回転する御花畑映像はベタすぎて笑いがww
 客船からの三人は次の駅で降りていって、また二人きり。なんとなく元気になってくるコーイチと対照的にだんだん言葉少なにうつむいてくるケイ。
 二人一緒なら怖くないと歌いながら、やがて背後の壇上から消えていくケイ。このデュエットたまらん。帰らなくて良かった…! 自分の貧乏性をほめてやりたい。


 そして「銀河ステーション、銀河ステーション」のアナウンスで目を覚ましたコーイチ。仕事先の駅のベンチで居眠りこいてたらしい。隣にケイはいなくて、戸惑っていると携帯が鳴る。
 ケイが事故ったという知らせ。
 病院に駆けつけるも時すでに遅く、ケイのお父さんが出迎えてくれる。そして、コーイチの父から最近連絡があったことを教えてくれる。
 ケイとの不思議な旅の思い出をかみしめつつ、ちょっと前向きになったコーイチはバイト暮らしを精算して母の待つ実家に帰ることにして、みんなにさよなら言っておわり。

 だいたいそんな感じ。
 で、カテコで拍手で終わりかなーとおもったら、カテコの後に演者全員もう一曲~。これがさー、もう歌担当6人誰とってもいい声でさー、ほんと耳の栄養って感じでした。耳福。耳福。
 曲が終わって幕がおりて客電ついても拍手がやまないのは…ここらへんのお客さんはやっぱ帝劇とかあの辺で鍛えられているんでしょうかと思ったりw …最近行った舞台、だいたい客電ついたらおとなしく帰るお客さんのがおおいようなのばっかりだっったからさーw;
 最後はスタオベでしたが、これは終わりがよかったからかねー。個人的にはほぼ二幕の後半以降のための拍手でしたww

 しかし一幕に比して、短い幻想シーンをつないでいく二幕はましだったな~とおもうにつけ、演出家はやっぱ振付師さんなんだなあと。幻想性のある短いシーンの演出はお得意でも、平坦な日常会話パートみたいなところは苦手なのかなと思ったり。

 楽曲に関しては、歌い手が5割盛りくらいに聴かせてる感じで、一曲ずつはそれなりにいいんだけど並べるともったりしてるというか平板な印象。歌詞も月並み。言葉の選び方に安易さを感じる。翻訳ミュージカルと違って、最初から日本語の歌詞だと1音に3音節とかやらずに1音1音節で当てられちゃうから間延びしちゃうのかなー。

 ミュージカル(芝居)と考えるとあれだけど、なんとなくストーリーのついたコンサート、くらいに考えればまあ上等なのかもしれない。
 惜しむらくは上演期間の短さよ。あと一週間くらいあれば、多少の手直しで程良くメリハリもついたりした可能性もあるかなあと思ってもう一回くらい行ったのにw

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 戦国BASARAの舞台がもうすぐ開幕でそわそわしてるところに戦国じゃないほうの田村由美の漫画のほうの舞台化キタ━(゚∀゚)━!
 http://www.tuffweb.jp/basara/ (コピペでよろしく)

 しかもキャストが、朱理が某梅森源ちゃん、揚羽が久保宗様ときたらなんかもう…行くッしょw 角ジイに舞台宗茂さんの中の人もいるそうだし…。まあこの人は芝居未知数だけど。

 早速公式で先行抽選があったので申し込みをしてみたけど、初日しか取れなかったらしい。。。 やっぱ人気あるのかな(;´Д`)
 とりあえず先着先行で楽日チケ頑張ってみよう…。
 
 tuffってこないだひみつのアッコちゃんやってたトコか…。大丈夫かな(;・∀・)

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http://www.tuffweb.jp/basara/
(コピペでよろしくお願いします)

 戦国じゃないほう。田村由美原作の漫画のアレですな。
 6月ぐらいに舞台化の予定があるらしいと風の噂に聞いていたけど、その後続報を聞かないのでポシャッタのかと思っていたが、実は進行していたらしい。

 これはこれで好きなので、チケット取れたら観にいきたいけど…本編完結してるとはいえ長い話だからなあ。どの辺までやるんでしょ。キャスティングに戦国BASARAの政宗様が入っていてなかなか紛らわしいw
 久保田揚羽とか寿理ナギは想像がつくような感じだけど、シンケンゴールド相馬くんがどんな朱理になるのか楽しみなような怖いような。

 製作Tuffってこないだのアッコちゃんのところか~。はてさて。


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 @シアターブラッツ。ソワレ。新宿の100席程度の地下劇場。大変前時代的な風情漂う劇場でした。こんな狭いとこに芝居観に行ったの初めてかもしれないw 大変「アングラ劇場」の気配漂う芝居小屋。

 朝っぱらからザーザーの雨降りで、昼すぎてもちっとも収まる気配がなくて呆然。座席指定なしの先着順自由席なので席がぽっかりあいて演者に申し訳ないとかもないし、やめてもいいかなーとかも思いましたが結局行ってきました。せっかくチケット取ったしね。小谷君観たいしね。

 天候も考えてちょっと早めに出たら、開演一時間前に着いちゃったはいいものの、劇場の入口がわからなくてその辺うろうろしてしまった。で、気づいたときには結構な人数並んでてびっくりした。ウロウロした分のロスがちょっと悔しいね。
 並んでるのは意外と若いお嬢さんが多くて、コニー&植野堀効果かな。男性も多かったのは主演の女優さんのファンらしい。中入って座った席の後ろの人たちがそんな感じだった。
 開演までの会場内のBGMはもちろんアニメアッコちゃんの曲。

 しかし狭いのもあるけど、千秋楽で人がほぼ満席になるだけ来ちゃったらしく、席ぎゅう詰め。前売り客の後に当日券客を入れるんだけど、その手際があまりよろしくなくて、ちょっと押してたなー。別に芝居中しゃべる必要もないんだし二人客をどうしても並べて入れようとかして無理に詰めさせるのやめれ。
 しかも入り口近くに椅子3本(長椅子なので)分「関係者席」を取ってあって、まあほんとに関係者と遅刻者用でもあるんだろうけど、それがねー、普通の席はぎゅう詰め6人掛けで座らせる設定なのに、そっちはちょっとゆったり5人掛け設定にしてあるのどうよ。きちんと正価払ってチケット買った客より身内優遇なんだ( ´_ゝ`)フーン、と若干イラっとしたのはわりと内緒です。まあ小劇団なんてそんなもんか。
 しかし狭いだけあってステージ近ッ! 最前列なんか一歩足出したらステージですよ。まあその分前の人の頭の邪魔度も高いわけですが、とりあえず私が眺めたい人は眺めてられるポジションだったのでまあよしw
 しかも狭いからみんな生声。マイクなし。大声張り上げる必要のある芝居でもないので、ざらざらした割れ声もほとんど聞かないし、みなさんいいお声でした。

 そんなこんなで幕も開始ベルもないのでどやどやステージに出演者が入ってきてきたのが、オーディション会場の集合時間ですなわち舞台の開始。

 一幕物で、1時間40分だかそこら。オーディションの面接場面という設定なので、出演者はほぼ出ずっぱりの座りっぱなし。動きがあるのは面接される側の親役の人々とキャスティングディレクター役のお姉さんくらい。声とちょっとした仕草しかつかない芝居で1時間以上客を飽きさせないようにするのはたぶんなかなか大変なことかと思いますw;
 隣に座ってた兄さん30分くらいで寝てたしなw

 でも、なにもないからかえって何でもある、という、想像力を駆使しまくって脳内でいろんな映像を補完しつつお話を味わうのは楽しい経験でした。ストレスなくそうやって楽しめるのは役者の人がみんな上手いんだと思う。


 以下おもいっきりネタバレ感想。

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 ストーリーは「ひみつのアッコちゃん」の実写映画を作成することになって、主人公役の女の子、12万人から絞られた5人の最終オーディションとして、親の面接をします、というところからスタート。
 審査するのは監督と脚本家、出資元のプロデューサー3名。Pの3人はそれぞれ背広姿の堅そうな人、ポロシャツに髭(だったかな。よく覚えてないがそんなイメージ)の現場系ぽい人、若いチャラっとした感じの人でそれぞれ、老舗映画会社系、TV制作系、レコード会社系、ということらしい。
 ちなみにこの若いPが小谷君で、おじさん二人と一緒で、ちょっと下っ端ポジションぽいキャラでしたw なんかセリフの端々から、Aベッックスの人で、従兄弟にIQの高い人がいて、今はマサチューセッツ工科大学で「プリンを崩さずに救う機械」の研究だかをしてるらしいw 映画の当たり外れの話で「レッドクリフには助けられましたよー」とかって台詞があって、ちょうどこないだ観たばっかりだったので吹いたw TVCMで「本当に大ヒット中」とかやってて笑ったよねあれw
 というか実在の会社の名前とかバンバン出てたけどいいのかこれw;

 んで、オーディションは一人ずつ親御さんがでてきて、5人のスタッフ側の人たちと語っていくわけで、子供の普段の様子、応募したきっかけ、もし受かったら、落ちたら、どんな風に言ってやるか、みたいな話をしていく。
 一人目はとっても庶民的なお母さん。テレビPがホームアローンの主演の子の栄光と凋落の話をして、「もし娘さんが受かったら一夜にしてスター、そして道を誤る可能性もありますが、大丈夫ですか?」ってな話をして、いや大丈夫です。みたいなお母さん。ぴんときてないなーって感じで「ある日突然2億、口座にぽんと振り込まれたらどうします?」って具体的数字を出してみるも、「家族のケータイお揃いにします」ではしゃぐお母さん。それをなま暖かい目で見る感じがなかなかギョーカイの人の感じ悪い雰囲気を醸しててよかったですw お母さん最後に言い残してったことは「今の子って、『お金って使ったらなくなる』って思ってるみたいですよ。バブルの頃なんかはお金は使ってもまた同じだけ入ってくるみたいに思ってましたけど、今の子は使ったらなくなる、次に入ってくるかはわからない、って思ってると思いますよ」
とちょっとスルドイこと言ったった、てな感じで去っていく。

 ちょっとインターバルで「あの子でいいですかねー」「いやまだまだ」みたいな話をして次。

 二人目のお母さんは大阪のおばちゃん的な賑やかなお母さん。劇団内ではよし子姐さん@新感線的なポジションの女優さんなのかな。カテコでのいじられ方がそんな感じだった。
 娘さんはロシアクォーターの美人さんという設定らしく、コニー君が「ちょー美人!」と身を乗り出してはしゃいでいたw 
 で、とても美人で顔見てるだけではにゃーんvてなっちゃうくらいの可愛い子だったから、小さい頃から周りから浮いてしまって、「みんなと違うことが求められる場所もあるのよ!」と芸能界入りして、今回、オーディションにも応募しましたという経緯。最初の賑やかテンションから一転して「この子に居場所をあげてください!」というお母さんの言葉に母の子供を守る決意が感じられてぐっときました。…美人も大変なのね。っていうか上手い人だね。

 そしてまた小休止。ここだったかな、ちょっとおやつ摘む感じで個包装のおせんべを手に取った小谷君、おせんべの袋がなかなか開かなくてひねくり回してたのがちょっと可愛かったw で、やっと開けたはいいけど、一口かじっただけであとおせんべには手を着けずw 水ばっかり飲んでたなーw

 一人終わるごとに「この子にしますか?」のプレッシャーが増していく監督。もう少し待ってください、と、いいながら3人目。

 3人目と4人目がイマイチ定かでない。たしかお父さんの方だったと思う。で、このお父さん役が日替わりゲストの人だそうで。
 今日のゲストは石部さんというお方。長い髪を後ろになでつけてぴょこんとポニーにしてスーツな辺り、とても自由業な感じしますが、なんというかご本人の雰囲気が妙に迫力があって、役の境遇の暗さと相まって、とてもカタギじゃない雰囲気がw;
 早くに離婚してコーヒーショップを経営しながら娘さんを育てたというお父さん、娘ちゃんはアッコちゃん大好きで、更に映画で新潟にいるお母さんに元気な姿を見せたい、ということで応募。でもお父さんはあまり乗り気じゃなさげ、監督はそこを掘り下げて色々きいていくわけだけど、まあお父さん的には娘が選ばれてデビューしたとき、世間の目にさらされてやっかみやら誹謗中傷やらで傷つくのが心配、そのお父さんに監督は「もし娘さんが落ちたらなんて言いますか? 逆恨みとかしますか?」と問いかける。もちろんそんなことはしない、と答えるお父さんに「他の人も同じですよ」と言う監督。少し心が軽くなったお父さんは娘をよろしくお願いします、と去っていく。

 四人目はちょっと変わり種のお母さん。「まず私のことをお話ししてもいいですか」とまずは自分が子供の頃、ミュージカルアニーにもの凄く憧れて、オーディション受けようとしたけど、いざ応募用紙取り寄せたら、裏面の経歴に「これまでの芸能活動・ダンス等の経験など」を書く欄があって、家が貧乏でダンスもなにも習えなかった自分はオーディションも受けられない、本当に貧乏な子は貧乏な孤児のアニーになれないんだ、って深く絶望してやがて母になったとき、子供が習い事したいと言えば全力でバックアップする母になりましたという話をする。
 で、別に強制した訳じゃないけど、子供が自発的に「みんなを幸せにするために私にできることはないかしら?」と言ったのをきっかけにそれじゃあって応募したといういきさつですと。
 余りにアニーを熱く語るお母さんに、Pの一人が「トゥモロー歌ってくれませんか」と振って、お母さん、ほんとに歌ってくれる。で、軽く舞台再現までしてくれて思わず北島マヤかwと心の中でつっこみを入れてしまいましたww
 で、歌が余りに堂に入ってるなーと思ったら、ほんとにアニー演じた子役さんだった人だそうで。なるほどー。
 このお母さんがでてった後、空気がすっかりアニーになってしまって、「今はひみつのあっこちゃんですから!」ってやってたのがちょっと笑えたw
 
 五人目はご両親。不思議と書いてハテナと読む女の子の親御さん。ちょっと控えめなお父さんと娘のことになると興奮しがちなお母さんのでこぼこコンビ(お父さんが凹)で会話の間合いが絶妙な感じでよかった。とても人望があって、だいたい幸運の波に乗ってるという娘さん、なんか出来すぎて色々信じられない感がすごいw 

 で、出揃ったところで、監督は悩みまくる。
 この5人でだめなら今度は中国韓国台湾まで手を広げて探しましょうかというキャスティングディレクターに、いや日本人でやるからそれはいい、といいつつ「でも選べないってことはこの子たちじゃないってことなんでしょう?」と言われ、P三人にも「決められないなら監督変えざるを得ません」まで言われ、おもむろに「ラストシーンで号泣するのは誰がいいかでずっと迷ってる」と告白する監督。
 P側に提出されたプロットは11本、しかしその中に「アッコちゃんがラストで号泣する」ものは無かった、どういうことだ、と激昂するPさんたち。今までオーディションも他のPに比べてどことなく他人事っぽくにこにこしてた伊藤P(コニー)まで豹変して声をあらげるのにちょっとびっくりした。

 そこで脚本家がおもむろに語り始める12本目のプロット。
 クラスでいつも一人ぽつんとしてる女の子と友達になりたくて、コンパクトの力で変身してその子に「友達になろ」っていって友達になる。
 でも嘘ついてるので設定にぼろが出てきたり色々苦しくなってきて、親の都合で海外に行くから、ということにしてさようならを言う。その時その子は「もう私には友達はいないわ」とか言われて、アッコちゃんは罪悪感で大泣きする。
 でも、翌日、その一人だった子が、アッコちゃんたちのところに仲間に入れてってやってきて、「友達っていいものだって教えてくれた人がいたの」。って言ってくれて、またアッコちゃん大号泣するっていう、そんな話。

 こうかくとあっさりだけど、実際舞台観てるときは脚本家役の人の語り口のうまさに引き込まれて脳内映画上映して、結構泣き入ってましたw; 思い出したらちょと目に水が。

 最初「騙された?」みたいにいきり立ってたPさんたちも聞き終わったら「それいいじゃない」「話はもうできてるんじゃない」と上機嫌で、で、主役は?ってところでサイレントモード発動w

 結局具体的に名前は出されないまま、でも監督は誰かを選んでいて、オーデ終了。みんな舞台上から去って、暗転。

 明るくなったときには、監督が一人、今回落選した子たちに宛てた手紙を朗読して終了。テクマクマヤコンの魔法で今回あなたがなるべきはアッコちゃんでは無かったけれど、必ずあなたがなるべきものがあります。いつか大きくなったあなたに会いたいです。とかいった感じ。

 まあ、推理物とかと違って候補5人あげて誰かを具体的に決めなきゃいけないってもんでもないし、実際に子役が出てくるわけでもないので、別にいいようなもんですが、分かりやすくひよったオチだなと思ったり思わなかったりw
 決断する者の責任とプレッシャーを監督役はこれまでの時間で延々表現してきたはずで、その残酷さとカタルシスを曖昧にぼかすことで口当たりはマイルドになったけれど、若干もやっとしないでもないw
 でもまあそのぶん、その後の5組の家庭の落選と当選の様子をあれこれ妄想したりするのはちょっと楽しかったからまあいいや。

 あともう一つ欲を言うなら、P3人のカラーをそれぞれもう少し会話の中で出せればよかったんじゃないかなあ。それぞれの見る基準が違って、密かな押し候補があったりなかったりとか。
 元は二人くらいに振られてた役を3人に何となく振り分けたのかなあって気配がちょっとした。

 まあ値段分は楽しめたと思いますw これで劇場がもう少し快適だったらもう一回くらい行ってもよかった…。



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@日本青年館。
 原作面白かったし、戸谷君出るのかー、と思って興味はあったけどBASARA舞台と日程丸かぶりでどうしようかなーと迷っていたら、お友達のMちゃんが行くと言うので便乗しましたw
 プレオーダーから予約してチケ買ったけど、正直ハコが大きすぎたようで。なんか5月頭になっても『ブログやツイッターで感想書いたら割引します!』とかのメルマガ来てて軽くへこんだりw しかもそれで出てるの平日昼とかならともかく日曜のチケットだよ! それでどこか知らんけど3000円だよ! まあどっちにしろその日はラルク行ってたんで行けなかったことには変わりないけど。
 さらにニコニコで生中継とか、どんだけ売れ売れ満員御礼になるつもりだったのかw …実際平日さえ難民が出てたバサラとハコ交換してたら良かったんじゃないかと思わざるを得ないです。マジで。
 トークショートかも地道に追加されていったしね! ただ私ら観にいった日には何にもなくて残念。微妙にかみ合わないんだよねー。ただ、TVで特番までやっちゃうとか資本力パネェですな。
 んで当日。
 初めて行く所なのでやや不安を抱えつつ外苑前駅から劇場を目指す。こういうときは大体お仲間っぽい人を見つけて付いていったりするのだけど、この日は神宮球場で試合があったらしく、人ごみに流されるままスタジアム通りをまっすぐ進み、球場過ぎてこっちでいいんだよなあと不安に駆られつつ携帯ナビ見ながら歩いて何とか到着。
 駅前の地図とかには微妙に区が違うせいかマイナーだからか日本青年館て出てないので、もしかしたら駅的には信濃町を使うほうが判りやすいのかもだ。
 どうにかこうにかたどり着いて中入ると、原作者からのお祝いメッセージ色紙の展示。写真撮影OKてことで撮らせてもらってきました。かわいい。
 それからパンフ買って席へ。この手のイケメン舞台毎度のことですが、ここもまたあこぎな物販w パンフに袋つけないで「ご一緒にトーとバッグはいかがですか? 特典ブロマイドお付けします」とかグッズやブロマイドまとめて買ったら特典ブロマイドつけますとかそんなんばっか。商売なのはわかるけどあんまり搾取する気満々だとヒクわー。まあこんなこともあろうかとバッグ持ってったからいいんですけどね。
 
 で、席はさすが競争率低かっただけあってとんでもなくいい席。トチリ席のどセンターですが、なんか正面に邪魔な機材…。
 DVDの収録か何かかと思ったらニコ生中継用のカメラですかね(DVDなら大抵その旨アナウンスが入るけど無かった)。ちょうど視界の下側にカメラの天辺とカメラマンの頭がかかって邪魔! しかも特に重要じゃないポイントならともかく、正面の床に何か置いたり座り込んだり、みたいな芝居がちょこちょこあるのよね。その肝心のところが完璧にかぶって見えない。
 そもそもしょっぱな犬形態メフィストのぬいぐるみが意味ありげに置いてあるのにそれが隠れるんだもんな。ありえない。こういっちゃ何だが、プレオーダーの定価+手数料でチケット買った客に1500円のネット中継が割り込むとかないだろう。物販とあいまって客に対する気遣いの感じられない主催ですね! この主催の舞台はよほどのことがない限りもう行かないわとか思ったり。
 座席にはなにやら四角い模様つきの5×5くらいの白い紙とチラシ。
 
 そうこうするうちに音楽がかかってぬいぐるみにピンスポ。客電は落ちないまま。
 犬形態メフィストから諸注意と設定の説明。悪魔とは何ぞやとかそういう話。で、本来<魔障>を受けないと見られないはずの悪魔が見られるようになるお札ということで例の模様入りの紙だったそうで。なんかやることがかわいいなw
 ほ~ら皆さんにも悪魔が見えるようになりましたねーってことで悪魔の皆さん登場。悪魔さんは基本黒い衣装の女性ダンサーさんで表現のもより。
 んで本編。ストーリーは原作の冒頭から最初の合宿でネイガウス先生退けるところまで。アニメ版みたいなネイ先生の設定追加はなし。アマイモンの登場が早いが、修羅さんは出てないです。
 
 赤ん坊の泣き声が聞こえるところに獅郎パパ登場~で、床に寝かせられている赤子をあやして拾う芝居からなんだが、いきなり見えないよ! ほんとに小道具的になにか置いてあるのか、パントマイムだけなのかぜんぜんわからん。カメラどけ。あとで抱き上げて連れて帰る芝居でパントマイムだった頃がわかってやっとすっきりする。手前正面での芝居は万事そんな調子。
 それ以外は良かったんだけどね。
 で、青の夜がおきてしろパパ退場、燐がエクソシストになってやる! って宣言したところでおもむろにCorePrideがかかってテンション上がる。いわゆるOPっすね。音楽に乗せて各キャラが出てきて背後のスクリーンにキャラ名と役者名が表示されるという。ちゃんとアバン→OP→本編のながれなんだーとなんとなく思ったり。アバンに当たる分が結構長いから普通にそのまま芝居が続いていくのだと思ってたw 昨日まで見てたBASARAもこんな段取りで、メインキャラの芝居一くさり→OP的に曲に乗せて殺陣&名前紹介→本編になってたけど、やっぱアニメファンとかにわかりやすい段取りなんだろうか。まあ原作物は大体こんなノリなのかなー。

 キャスト雑感

・燐:
 中の人の木村君はボディサイズ諸々が漫画の燐の設定とほぼ同じだそうで、とてもリアル燐。声も中々でいい感じでした。

・雪男:
 デカイw そしてアクションがカッコイイ。元親とは全然雰囲気変わって、怪盗ともまた違っていて、ちゃんとお行儀のよい雪男っぽさが漂っていて、あー役者さんだなー、と思ったり。

・勝呂君と愉快な仲間達:
 子猫さんがとても子猫さんだった! 二次元からお疲れ様です!
 3人で詠唱のシーンはラップになってたりしてなかなか凝った事するなーと感動。 

・しえみちゃん:
 しえみちゃんがほんといい声でしえみちゃんで再現度高かったw うざカワ(*´∀`)

・出雲ちゃん:
 出雲ちゃんもなかなか…ただ、私はお連れの使い魔狐の方に気をとられていてな…(;´∀`) 黒の全身タイツ風衣装に、狐面、腰と首に白いひらひらだったかな。これでトンボ切ったりなんたり、アクロバティックに動くのがカッコよくてなー(*´ω`*)

 第二段をやることがあったらまたこの面子で観たいなー。

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ふし遊舞台見に行ってきました

 @博品館。マチネ。

 思い返せば3月あたり、BASARA東京公演のチケットが取れなくて取れなくて、ちょうど発売が同じ頃だったこの舞台。とりあえず一度は平野くん・小谷君の舞台見たいなーと思っていたので、二人一緒に見られるならお得じゃんというもあってついポチってみましたw; 本当に動機がそれだけで、実は原作もちゃんと読んだことはないという…。いろいろすいませんてかんじですが、楽日でも大変スムーズにチケットが取れるってのはいいもんですねえ。
 で、後日チケット発券したらまた結構な良席(いわゆるトチリ席どセンター)で倒れそうになったという。こういう席って役者FCとかが握ってそうなんだけど…大丈夫かこの舞台と思ったのはわりと内緒です。
 んで当日はあいにくの雨模様。微妙に銀座のどの駅からも若干距離があるのよね博品館。足元ぬらさずにはいられない…。でも入るの初めてでちょっとわくわくする。劇場は入り口別なのかなーと思ったらお店の中からでもエレベーターいけるのね。
 で、エレベーター降りて入口はガラス戸、まっすぐ見える範囲は狭い感じなのでけっこうロビー狭いのかと思ったら入って右に折れるとちょっと広くなる感じ。物販はパンフとブロマイドと前回公演DVDくらいかな。ただ、イケメン役者さんの数が多いのでブロマイドの量がパねぇ。
 1人当たり2枚組×5セットあって1セット500円。で、同じ役者のを3セット買うと非売品ブロマイドが1枚おまけで、おまけブロマイドが4種類。つまりフルコンの為にはダブリ込みで6000円分買わないといけないと言う。…銭ゲバすなあ( ̄。 ̄;) さすがに衣装二種類とかのバリエはあるけど大して変わりばえしない写真ばっかりのを更にだぶらせて買えとかないわー。というわけで平野君と小谷君のを1セットずつ買うにとどめてみました(買うんだwっていう)。
 …バサラの5枚1000も大概…と思ってたけどこの後だとだいぶ良心的に見えますな。やな感じの特典釣りもないし。

 さすがに最初に完売になっただけあって客席はほぼ満席。
 とりあえずパンフ見ながら役者さんチェック。ストーリーと設定はwiki等でざっくりちぇっくしてきたので何とかなる…かな。
 と思っていたらちゃんと前説で前回までのあらすじやってくれた。前説担当は主人公の兄役とその親友役の人とおばば様の掛け合い漫才w 「長い! 90秒で説明する!」で本当に90秒ちょっきりで説明したおばばさまかっこいいです。いつも浮いてる設定のおばば様は腰のあたりに四角い台を付けた上に床まで届く裾をかぶせていつもゆーらゆーらしている。カーテンコールの時まできっちり揺れててなんだか気合い入ってるなーと思ったり。

 1幕もので休憩なし約二時間。この人数なのに短いなと思った私はだいぶ新感線とBASARAに訓練されすぎているらしいw 周りで「結構長いんだね」とかいってる人たちいたしw;
 
 ストーリーは青龍編ということで、前回朱雀編からの続きらしいです。一回は朱雀を呼びだしてめでたしめでたしになる…とおもいきや失敗して、代替手段を探しに行く朱雀陣営と青龍陣営の丁々発止。キーアイテムを手に入れたのは青龍派の方で、青龍の巫女である主人公の元親友が青龍を召還したもののそのお願い事の結果でまた一波乱、というかんじ。

 しかし、約2時間に詰め込めるだけ詰め込んだ感じなので展開早い早い。戦いの中で両軍の闘士の人たちがバタバタ死んでいくんだけど、その前で思い入れる暇もないから見る方もさらっと流してしまう。原作大好きであらかじめキャラに思い入れないと泣けない罠。
 あと、各巫女さんは処女じゃないといけないという決まりがあるらしく、それに絡んでセクシュアルな話も結構出てくるんだけど(少女マンガなので恋愛もメインだしね)、言葉遣いが「汚された」まではともかくやたら「まじわる」「汚された」とかいうのがなんだかこー無理にぼかそうとしてる感じがかえって居たたまれない。今時そんなこと中学生が言わないよ…。まあ昭和の作品なので仕方ないが、「エッチした」とかでもよくね? …どっちでもむずがゆいことに変わりないかw;
 あと意外とアクションしてたね。舞台が狭そうだからそんなに動かないかと思ったらそうでもなかった。

 キャスト雑感
・平井タマホメ:擬音のない成実だった。良くも悪くも。よく動くので、狭い舞台でもったいないなーと思ったり。なんとなく男士キャストの中だとちっちゃい人のような気がしていたけど、ヒロインと並ぶとやっぱ大きいなーという感じ。

・小谷タスキ翼宿
 デカいわんこキャラでしたw すげー。ナリ様とは全然違うところがすごい。むしろこっちの方が素に近い感じなんだろか。元山賊の親分で鉄火な兄貴肌キャラ…というにはちょっと可愛いか。あれだな。某ワカドクロの兵庫兄貴みたいなもんだな。「俺らが支えてやんなきゃー!」って子分に思われる系。武器はハリセン。短めの奴で、扱いやすい武器で良かったねーーと思わずにいられません。

・中村ミツカケ軫宿
 とても寡黙だが何かと前のめりに空回りがちな翼宿がスベった後を回収していってくれるお兄さん。ヒーラー技能持ちの心優しい力持ちって感じのキャラなのかな。いいコンビで和むw
 パンフレットを見ていて、中の人の経歴に「鋼鉄三国志舞台」ってあってかーなーりびっくりした。その文字をここで見るか! とか、あのトンデモ変則舞台を経歴に入れてくれるのか!的な。甘寧の中の人だったんですね。好きだった身としてはわりと嬉しいですが…ほかに舞台のお仕事あんまりないのかな……?と失礼な心配をしてしまったのも本音。久々にDVD引っ張りだしてみるかなー。

・寿里ナカゴ心宿
 やばい。かっこいい。絵に描いたような冷酷クール参謀キャラ野心付きで悪い奴でかっこいい。味方の闘士すらときに使い捨てるあたり某ナリ様を彷彿とさせます。たまらん(^▽^*)
 ただ終盤へたれてしまうのがもったいない…敵役だから仕方ないけどー。どうせだったら戦闘には勝ったが勝負には負けた的な気分にさせてくれる悪役だったら良かったのに…惜しい。
 金髪のヅラもマント捌きも決まってて、なんか二代目おハルさんになってくれたらいいなーとか思ったり。…知名度的に厳しい…かな(^^;)

・亢宿 &角宿
 双子。中の人は素で見ると大して似て見えないのに板の上ではちゃんと双子に見えるメイク&衣装マジック。顛末が色々切ないのだが、なんといっても尺が短くて残念だ~。ファンの人々がキスシーンがあるというので盛り上がってたので思わずつられてガン見してきたw カテコでは「ガチでやってます」とか「舌入れられそうになった」とか言ってましたがおいおい。役者さんも大変ですな。


・主人公ズ
 女の子二人はポッシボーてグループの子で、なんか聞いたことあるなと思ったら、前に信和君のラジオにゲストで出てた子たちかー。
 アイドルだから芝居には期待しない~と思っていたが、ライバル役の青龍の巫女の子は結構よかった。可愛いし。ちょっと女王様っけがありつつ寂しい子の雰囲気が良く出てたと思う。ただ時々オトナすぎて、とても中学生にはみえねーよw ってのがやや難か。主役の朱雀の巫女の子は残念ながらちょっと見劣りしてしまうなー。動きがいちいち、ラブシーンでさえ段取り臭いのがイマイチ。使命と自分の恋心と友情と3枚重ねの板挟みで、しかも命の危機にさらされながらの恋なのにちっともそんな気がしない…。表情とかもよく見える席だったのにな。
 アイドルだから主演舞台で初舞台とかかな、なら仕方ないかもなと思っていたらそんなことはなかったのがカテコで発覚したw; そうか…3年前からやってるのか…。女優業もやりたいなら道はこの上なく厳しいと思うが頑張ってください…。

・青龍派の人々
 獣人系だったり手足が伸びる人だったりイロモノキャラ多め。その中で一人ナカゴに心を寄せるソイちゃんが可愛くてよかったな。出番少ないのにちょっとした視線とかに気持ちが乗ってて良かった感じ。

 カテコ

 キャストのみなさんから一言ご挨拶。
 星宿役の さんが「僕はうそをつくのが嫌いなので!」つって靴を脱いでみせるとかw いや背丈の割に顔ちっさいなー! 小谷君よりも小さくね?とか思っていたらそもそも背丈が低めの人だった。素の背丈だと妥当なスタイルでした。でも7~8センチ上げ底の靴? それで動くのは大変だったんじゃなかろうか。お疲れさまでしたー。


 原作は玄武篇まであるらしいけど、そっちも舞台化するのかどうか


 舞台の後はSAKE HALLに飲みに行ってきました。ちょうど五橋の飲み比べセットとか言うメニューがでてたのでちょっと飲んでみたかったのだw しかも今月は誕生月なのでお一人様無料割引がつくのですw  誘いにのってくれたNさんありがとう。

 で、こちらが飲み比べセット。生酒と貴醸酒と純米の三つ併せて1合くらいの量で1000円。ちっと割高だけど量が利かない人でもいろいろ楽しめて良いよね。五橋のお酒は甘口で舌触りが優しいので飲みやすいです。結構好き。
 あとは司牡丹の宇宙酒(宇宙で培養した酵母かなんかで醸したお酒)がラインナップに入ってたのでそれ頼んでみたり、まいどのことながらだらだらとだべっていました。牙狼のDVDも貸してもらった! やったー! ありがとう! GW明けたら見る…(^^;)(遊び歩いてて忙しいから)

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 ソワレ。@東京国際フォーラムCホール。
 
 一番最初の帝国篇のチケットが全く取れなかったのが嘘のようなチケ余り具合でしたねー(;´∀`)同盟篇。

 最初にキャスティング聞いたときはマジで大丈夫なのかと思いつつ、万一隆一がコケても他に見たいキャストさんもいるし、と自分に保険をかけつつ、ぶっちゃけ半分くらいは怖いもの見たさ、半分くらいはネタで、の気持ちでチケット取ったものです(;´∀`) まあ、帝国篇のDVDも見ていたし、そもそも心のハードルはそれだけで大分下がっていたと思うw

 周りも割とそんな感じだったのが、初日の幕が開いたら結構それほど悪い出来でもなさそうで、というか評判大分良かったですね。
 平日のソワレだったけど、客席見た感じは1階に関してはほぼ満席。上の階は知らないけど(;´∀`)

 ストーリーはアスターテ会戦からイゼルローン奪取、と次は帝国領内に攻めていくぞー、というところまで。いかにも続きありますな所でぶった切ったけど、早いうちに続きやるのかな。夏は外伝で撃墜王篇てことだけど。
 「俺達の戦いはこれからだ!」的打ち切り臭漂うところで終了なのはどうしてもジェシカがヤンと対立するポジションに付くところをやりたかったからだろうけど。
 実はアニメ版はちゃんと見ていないのでラップとヤンとジェシカの三角関係がなんか小説よりも随分とくっきり三角になってるのに違和感が(;・∀・) 彼女そんなに提督のこと好きだったっけ?

 帝国篇はかなり頑張って色んな事を人力で表現しようとして残念なことになっていた印象があるのだけど、今回はかなり潔く紗幕と背景映像投影を使っていて、結果としてアニメっぽい仕上がりになっていたけど、却って良かったかなと思ったり。ただやっぱり謎演出は残っていて、冒頭のハイネセン脱出ダンス&ラップは意味不明。ハイネセンて後から友人に聞いてああ、と思ったよw のっけから地球教? なんで? 同盟篇だから? とかぐるぐるしたですが(;´Д`) 大体座席位置(1F下手サイド)のせいか音声が響きまくっちゃって細かいところが良く聞き取れないのでしたよ。広いところはコレが困るよな…。
 あと、スクリーンで只今の陣形配置を投影してるんだけど、CGの抽象的な図形がゆ~らゆ~らしてる表現なのが妙に前世紀のCG表現ぽい。文字も普通に英語とかじゃなくて星占いで出てくる星座マークがテキトーに並べてあったりとか細部の詰めに甘さを感じなくもないんですがw;
 宇宙空間での戦闘はTVゲームっぽいCG映像をスクリーンに映してて、ふーんと思っていたらスクリーンの裏でパイロット役の人たちが殴り合いしてたww さすが西田さん演出というべきかw 今回殺陣シーンあんまり無いので貴重な誠二郎さんの殺陣でした。
 ただ、フライボールだっけ? 映像のボールと生身の人間が戯れてるやつ。あれのとこは尺取過ぎたかなーと思いました。……考えた人はもしかしてFF10とか好きかなと思ったり。後ろの転換とかそんなに大掛かりにしてたっけ…?

 あとセット凄い。奥の高い部分と手前を二本の橋で繋いでるんだけどこの傾斜が八百屋舞台ってどころじゃない傾斜で。この上で芝居したり上下移動したりが結構あって、見てておっかねーなーと思うことしばしば(;・∀・) 
 やっぱ大きい箱だからやることがダイナミックなのかなー。でないと間がもたなというかなんでしょうかね。

 キャストさん雑感
・河村ヤンはマジ提督でした。アニメ版の。ハンサムだけど。台詞の間の取り方とか口調とか。後のトークショーで言ってたけど、ビデオ見ながらヤンの台詞を後について言ってみたりとかしながらキャラ掴んでったそうで。なので発声も舞台系というよりアニメ寄りで他の舞台系の役者さん(特にシェーンコップさんとか)との遣り取りに若干違和感を感じなくもなかったけど、棒でカミカミよりはずっといい。
 棒といえばユリアンが大変残念で私は悲しい。・゚・(ノД`)・゚・。

・中村コーネフ
 佇まいがエライカッコいいなー。殺陣を披露する機会は今回残念ながらあんまりなかったけど、とにかくクロスワード野郎っていう印象のコーネフがあんなイケメンでいいのかw いいけど。
 

・中川ポプラン
 とにかくぴょんぴょんしてて小猿可愛いw そしてM!のヴォルフを髣髴とさせるお元気女好きキャラ。ぶっちゃけ女性の扱いも百戦錬磨のキャラというにはルックス的説得力はないのだけど(個人の感想です)、やっぱいい声~~~! パイロット仲間にナンパ指導してるシーンで「Glass」を一節歌っていて(日替わりネタらしい)確かにそれやられたら落ちるわ。と即納得しましたw
 後は歌わなくてものすごくもったいない。EDの歌もなんかあっきーの声埋もれてるし。
 夏は撃墜王篇てことでポプラン・コーネフメインのようなので心置きなく歌わせてください。そしたら行くかも。

 パイロット組はどっちもちょっと中の人の無駄遣い感があったような。

・井田トリューニヒト
 心置きなくムカつくー! そして絶妙に小物くさい! もう文句無いトリューニヒトさんでした。ナイス。

・オジサマ組
 シトレさんとかムライさんとかキャゼルヌさんとかシェーンコップさんもこの括りかな。この手の原作物舞台ってやっぱ若手がメインになるけど、どっしりしたオジサマ俳優さんがいてくれると、作品の空気に深みというか厚みが出ていいっすな。銀英伝はもともとおっさん多い作品で、世代間の圧力やギャップ、っていう要素を抜きにしちゃいかんと思うですよ。
 松井シェーンコップはちょっとべらんめえな感じ。無頼な雰囲気はまってたと思います。

 

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