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風の吹くまま気の向くままの生活雑記
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 @スペースゼロ。ソワレ。
 BASARAはBASARAでも戦国じゃないほう。田村由美原作の漫画原作の舞台。でもキャストは一部舞台バサラと重なってたりなんたり。青い貴族と呼ばれる遊牧民で片目眼帯(左目)の揚羽というキャラのキャスティングが戦国BASARAの政宗様の中の人なのは狙ったんだろうなーと思わなくもない。まああっちで右目、こっちで左目眼帯生活でバランスがとれていいとかw;(ないか)
 一幕もので2時間15分予定。開演が19:00~だったので3時間コースはないなーと思っていましたがぶっ通しでこれは結構お尻にきそう。スペゼロは椅子そんなに良くないし。
 でも客席開場が5分押しで本編もそれに伴って遅れたような。終演は21:30ちょっと前くらい。

 ロビーにお花が沢山きてた。久保田揚羽宛てのお花は梟つきでかわいいvv
 
 物販はパンフとブロマイド。ブロマイドは扮装写真のほかになぜか私服版があるw いいけどw 同行のUさんが買ったというので見せてもらったら、私服久保田君はちょっと毒気の抜けた顔してた印象。リラックスモード?
 見本出てなかったので、私はとりあえずパンフだけ買ってみました。

 席に着いたらとにかく席が近い! 下手サイドブロックでしたが4列目。若干上手袖が遠いかなーという気がするけど、下手の人々の近さで相殺。いやそれ以上かもー。スペゼロは3列目から1段ずつ段差が付くので視界も良好です。うふふ。しかし直近で観にいったのが博品館なせいか、スペゼロの舞台は奥行きが深いなーと感じたり。
 しかしサイドのスピーカーまん前だったせいかもしれないが音響がひどいな。結構せりふ聞き取れなかったところが何箇所か。皆マイクつけてるんだから生声のお芝居みたいに反対向いたら聞こえないってないだろフツー。あとBGMがぶつぶつ途切れてたが気になった。これはさすがに座席位置のせいじゃないはずw

 以下ネタバレ雑感。
 原作は単行本27冊という大作で、やるとしても序盤のほうだろうしどの辺までかなと思っていたら、四道さん倒すところまででした。単行本だと4巻あたり? 細かいところははしょりまくりで、これ初見の人は話判ったのかなあ。なかなかジェットコースターでした。殺陣ありダンスあり&ハイライトをとにかく詰め込んだ感じなので緩急のメリハリに欠ける感があるので終わったら結構疲れているw; それでも原作自体が面白いから多少強引なはしょりをしててもそれなりに見えるというのが凄いなーと思ったり。
 演出も最近ありがちなとりあえず紗幕に映像投影で状況説明的なのがなくて、段差と奥行きを活用したり、ダンサーと可動の柱や照明なんかで砂漠の村から王宮から地下廃道から海賊船、海辺の戦場、遺跡、と表現しようとした心意気は買う。四道&千手と朱理&更紗がクロス会話で話を進めたり漫画っぽいところもありつつ、くねくね踊るダンサーのフォーメーションとその間を縫う動きで地下の廃道進むシーン作ったりはとても芝居っぽいなーと思ったり。
 殺陣表現はまあアンドレ物ほどは面白くはない。剣豪物語じゃないしそんなもんかなー、って感じ。いや、別にモブの皆さんも良く動いてるけど。揚羽はさすがの久保田君で、マント翻しての殺陣は大変美しゅうございました。

 キャスト雑感。

 高月更紗:
 彩良と書いてさらちゃんと読むらしいですね。パンフによるとGTO出てたらしいが記憶にない…。サイトの扮装写真見たときも思ったがなんか地味だ。それでも板に乗ったら変わるかなーと思ったら…やっぱりなんか地味だ。アクションも発声もがんばってるなーと思うのだけど、「タタラ」の強烈な意志力を感じない。更紗モードのときは可愛いけど、漫画っぽい反応のうわっつらなぞってる感がなー。全体に形はできてるが心情が腑に落ちてない感じだ。あと時々台詞回しが変に歌舞伎の物まねみたいに聞こえるところがあって、あれ笑っちゃうから何とかしてほしいw; 声低く作るとああなっちゃうのかなあ。
 しかし見てると更紗って良く泣き喚く子だったんだなーと思ったり。声つぶさないようにあと7公演がんばってほしい。

 相馬朱理:
 最初キャスティング的にギャップにびっくりしたw どうしても梅森源ちゃんの印象が強くて、朱理なんて偉そうキャラできんの?と。扮装写真見て、ああハンサムだけど若い感じのする朱理だなーと思ったら、やっぱりその印象そのままでした。
 朱理として更紗と絡んでるときはいいけど、赤の王モードのときはどうしても貫禄不足と感じざるを得ない…。でもビジュアルはいいね! 顔芸なしの相馬君は綺麗な顔してるよなーとつくづく感心した。
 刀の殺陣とかは日頃あんまりやらないのかな。冒頭で剣を鞘にしまえず結局持ったまま捌けたりしてたw 殺陣がんばれw

 久保田揚羽:ビジュアルから揚羽ー! なのですっごい期待していって、冒頭からマダムバタフライモードで出てたときはどうしようかと思ったw 女装衣装は結構微妙な出来だが(うつけバー@鍋の背景が似合いそうだ)、青ターバンとマント姿はとてもそのもの。しゃべるとだいぶ筆頭だったけどw;
 原作の飄々としつつ物柔らかな雰囲気よりはだいぶ骨っぽい揚羽でした。久保田君ならむしろ赤の王のがはまったかもしれないなーと思ったり。
 海でがばっともろ肌脱いで背中の焼印披露したり、とっつかまって半裸で拷問されたり、いろいろ目の保養でした。ゴチですw いい胸筋に腹筋でしたw 政宗様は露出ほぼないもんねー。
 
 寿里ナギ:ビジュアルが完璧すぎて吹いたw でかいけど! カテコで揚羽と並ぶと結構身長差あるんだね! ずっと目をつぶったままのお芝居お疲れ様でしたー! まあ後ろ向いて階段上るときとかは目開けてるんだろうけど。それにしたって怖いよね。柔和な容姿ででもピシッと突き放すときは突き放す厳しさのあるキャラでよかったです。欲を言えばも少しおっとり目の口調でしゃべってくれたほうがイメージだなあ。結構早口なので時々せりふ聞き取れなかった。それに無理しないほうが噛まないよ!w

 天野四道:中の人がフォーゼの校長って言われるまで気づいてませんでしたw; ビジュアルも役作りもマジ四道。超四道。再現度たっかー!! 濃い芝居をする人だが、くどくない。その濃さ、熱量の高さがちょうど田村漫画の空気にあってる感じ。すごーい! 
 で、四道がいいぶん、千手姫はちょっと割り食ったかな…。彼女はビジュアルいいけど台詞回しがちょっと残念。。。

 加藤角じい:自前のスキンヘッドで参戦とか気合はいりまくってて凄いなあ。この人も再現度高かったわー。いい角じいでした! 宗茂といい、駄々っ子に振り回される芝居が似合うのかw

 聖也ハヤト:初めて見た人ですが、身体能力の高さにびっくりした。身軽なハヤトいいねー。そして子犬可愛い感じがまたw 四道を射るところが客席通路に登場で、ちょうど私のいる辺りの後方だったのですごい勢いで席がゆれてびっくりしたw; 驚いて振り向いたらそこにハヤトがいたというww
 
 茶々・座木・カザン・亜相:このあたりの人々も再現度ぱないです。まじ二次元からいらっしゃいませー!て感じ。茶々姐さんカッコいい~~vv そして亜相さんマジ亜相w
 

 主演二人の出来がちょっと気になるところですが、千秋楽(つっても4日後だけど)までに化けてるといいなあ。次回は日曜日!



 …吉野のけごさんがあと10若かったら揚羽いけるんじゃないかと思いついたw ああいう華とケレン味とやわらかい雰囲気があって緩急の付いた芝居が出来て歌って踊れる若手いないかー!

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 原作は単行本27冊という大作で、やるとしても序盤のほうだろうしどの辺までかなと思っていたら、四道さん倒すところまででした。単行本だと4巻あたり? 細かいところははしょりまくりで、これ初見の人は話判ったのかなあ。なかなかジェットコースターでした。殺陣ありダンスあり&ハイライトをとにかく詰め込んだ感じなので緩急のメリハリに欠ける感があるので終わったら結構疲れているw; それでも原作自体が面白いから多少強引なはしょりをしててもそれなりに見えるというのが凄いなーと思ったり。
 演出も最近ありがちなとりあえず紗幕に映像投影で状況説明的なのがなくて、段差と奥行きを活用したり、ダンサーと可動の柱や照明なんかで砂漠の村から王宮から地下廃道から海賊船、海辺の戦場、遺跡、と表現しようとした心意気は買う。四道&千手と朱理&更紗がクロス会話で話を進めたり漫画っぽいところもありつつ、くねくね踊るダンサーのフォーメーションとその間を縫う動きで地下の廃道進むシーン作ったりはとても芝居っぽいなーと思ったり。
 殺陣表現はまあアンドレ物ほどは面白くはない。剣豪物語じゃないしそんなもんかなー、って感じ。いや、別にモブの皆さんも良く動いてるけど。揚羽はさすがの久保田君で、マント翻しての殺陣は大変美しゅうございました。

 キャスト雑感。

 高月更紗:
 彩良と書いてさらちゃんと読むらしいですね。パンフによるとGTO出てたらしいが記憶にない…。サイトの扮装写真見たときも思ったがなんか地味だ。それでも板に乗ったら変わるかなーと思ったら…やっぱりなんか地味だ。アクションも発声もがんばってるなーと思うのだけど、「タタラ」の強烈な意志力を感じない。更紗モードのときは可愛いけど、漫画っぽい反応のうわっつらなぞってる感がなー。全体に形はできてるが心情が腑に落ちてない感じだ。あと時々台詞回しが変に歌舞伎の物まねみたいに聞こえるところがあって、あれ笑っちゃうから何とかしてほしいw; 声低く作るとああなっちゃうのかなあ。
 しかし見てると更紗って良く泣き喚く子だったんだなーと思ったり。声つぶさないようにあと7公演がんばってほしい。

 相馬朱理:
 最初キャスティング的にギャップにびっくりしたw どうしても梅森源ちゃんの印象が強くて、朱理なんて偉そうキャラできんの?と。扮装写真見て、ああハンサムだけど若い感じのする朱理だなーと思ったら、やっぱりその印象そのままでした。
 朱理として更紗と絡んでるときはいいけど、赤の王モードのときはどうしても貫禄不足と感じざるを得ない…。でもビジュアルはいいね! 顔芸なしの相馬君は綺麗な顔してるよなーとつくづく感心した。
 刀の殺陣とかは日頃あんまりやらないのかな。冒頭で剣を鞘にしまえず結局持ったまま捌けたりしてたw 殺陣がんばれw

 久保田揚羽:ビジュアルから揚羽ー! なのですっごい期待していって、冒頭からマダムバタフライモードで出てたときはどうしようかと思ったw 女装衣装は結構微妙な出来だが(うつけバー@鍋の背景が似合いそうだ)、青ターバンとマント姿はとてもそのもの。しゃべるとだいぶ筆頭だったけどw;
 原作の飄々としつつ物柔らかな雰囲気よりはだいぶ骨っぽい揚羽でした。久保田君ならむしろ赤の王のがはまったかもしれないなーと思ったり。
 海でがばっともろ肌脱いで背中の焼印披露したり、とっつかまって半裸で拷問されたり、いろいろ目の保養でした。ゴチですw いい胸筋に腹筋でしたw 政宗様は露出ほぼないもんねー。
 
 寿里ナギ:ビジュアルが完璧すぎて吹いたw でかいけど! カテコで揚羽と並ぶと結構身長差あるんだね! ずっと目をつぶったままのお芝居お疲れ様でしたー! まあ後ろ向いて階段上るときとかは目開けてるんだろうけど。それにしたって怖いよね。柔和な容姿ででもピシッと突き放すときは突き放す厳しさのあるキャラでよかったです。欲を言えばも少しおっとり目の口調でしゃべってくれたほうがイメージだなあ。結構早口なので時々せりふ聞き取れなかった。それに無理しないほうが噛まないよ!w

 天野四道:中の人がフォーゼの校長って言われるまで気づいてませんでしたw; ビジュアルも役作りもマジ四道。超四道。再現度たっかー!! 濃い芝居をする人だが、くどくない。その濃さ、熱量の高さがちょうど田村漫画の空気にあってる感じ。すごーい! 
 で、四道がいいぶん、千手姫はちょっと割り食ったかな…。彼女はビジュアルいいけど台詞回しがちょっと残念。。。

 加藤角じい:自前のスキンヘッドで参戦とか気合はいりまくってて凄いなあ。この人も再現度高かったわー。いい角じいでした! 宗茂といい、駄々っ子に振り回される芝居が似合うのかw

 聖也ハヤト:初めて見た人ですが、身体能力の高さにびっくりした。身軽なハヤトいいねー。そして子犬可愛い感じがまたw 四道を射るところが客席通路に登場で、ちょうど私のいる辺りの後方だったのですごい勢いで席がゆれてびっくりしたw; 驚いて振り向いたらそこにハヤトがいたというww
 
 茶々・座木・カザン・亜相:このあたりの人々も再現度ぱないです。まじ二次元からいらっしゃいませー!て感じ。茶々姐さんカッコいい~~vv そして亜相さんマジ亜相w
 

 主演二人の出来がちょっと気になるところですが、千秋楽(つっても4日後だけど)までに化けてるといいなあ。次回は日曜日!



 …吉野のけごさんがあと10若かったら揚羽いけるんじゃないかと思いついたw ああいう華とケレン味とやわらかい雰囲気があって緩急の付いた芝居が出来て歌って踊れる若手いないかー!

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