風の吹くまま気の向くままの生活雑記
年末時代劇のはずが放送日未定のまま潜伏状態で、ポシャッタのかなと思ったら春ドラマになりましたねー。しかもやっぱり延期になってたリバースと放送時間かぶるのかよ!とかなんとかいいつつ舞台観に行ったよしみで見てましたw
基本ストーリーのダメさ加減の底は見えてるので、とりあえず主役のコスプレとイケメン俳優の皆さんを楽しむ感じで緩くみよーかなという感じですな。衣装とかセットとか最近のNHK大河なんぞより金かかってる感じで見栄えは良くてよかったなー。ちゃんと野外ロケも多い風だったし。時代劇でスタジオのテキトーなセットで芝居されてるとそれだけでただのコントになるからね…。信シェフなんかは最初から深夜の低予算枠でやってるの織込み済みで見てるからいいけどさ。
舞台版と比べて信長様のキャラは、最後に崩れるのがまあ納得できないでもないキャラ設定になってるかなーとか、道三のくだりはばっさりカットなのでオヤジ向けエロ小説風味が緩和されてるねーとか(というかアレは原作なのか舞台版オリジナルなのかもわからんのだけど)、随所に一般向けに改善を試みようとした脚本家の努力を感じないでもなかった。逆ハー風味も控えめですし。
男装のあまみんがなまじカッコイイだけに、信長が長政に惚れるくだりはやっぱり信長さまなよなよしすぎで見てるのが辛い(;´∀`) 阿修羅城@新感線舞台のときも思ったけど、やっぱ天海さんは娘役っぽい芝居というかいわゆる「かわいい恋する女」は無理があるんだよね~。
逆に、光秀に惹かれつつももう裏切られるのは嫌だし、でも…みたいに不器用に恋心をもてあましてるとこは良かったなー、と思う。
まあ、男として育ったせいで乏しい知識の見よう見まねで一目ぼれの長政に迫って失敗、で、二度目の恋はもっと肩の力抜けてたっていうかんじとと考えれば、そういう演技なのかなーと取れなくもない範囲。
しかし付け髭には笑ったけどw 結構ナチュラルに受け入れてしまったけど、単に私にヅカ耐性ができてるせいか?(;´∀`)
最後、本能寺から助け出した信長を保護してる家康君の幼少期が鈴木福なことに笑ってしまったw あのパタリロが何食って育ったら藤木直人になるんだwww 竹千代君の初恋が信長様っていうのはなくてもいいような気がするけど、まあまあ。
最後の、光秀と手に手をとって船で国外逃亡の映像はほんとにそういうことになったのか家康の想像なのか定かでない感じですが、まあ、ほんとだったらいいなあ。
舞台版に比べたら後味よくまとまってたかなあと思ったり。
…でも視聴率イマイチだったぽですね(;´∀`) 時期ずれちゃって大型時代劇って時期じゃなくなっちゃったし、原作が原作だからねえ。ちょっともったいないなー。
基本ストーリーのダメさ加減の底は見えてるので、とりあえず主役のコスプレとイケメン俳優の皆さんを楽しむ感じで緩くみよーかなという感じですな。衣装とかセットとか最近のNHK大河なんぞより金かかってる感じで見栄えは良くてよかったなー。ちゃんと野外ロケも多い風だったし。時代劇でスタジオのテキトーなセットで芝居されてるとそれだけでただのコントになるからね…。信シェフなんかは最初から深夜の低予算枠でやってるの織込み済みで見てるからいいけどさ。
舞台版と比べて信長様のキャラは、最後に崩れるのがまあ納得できないでもないキャラ設定になってるかなーとか、道三のくだりはばっさりカットなのでオヤジ向けエロ小説風味が緩和されてるねーとか(というかアレは原作なのか舞台版オリジナルなのかもわからんのだけど)、随所に一般向けに改善を試みようとした脚本家の努力を感じないでもなかった。逆ハー風味も控えめですし。
男装のあまみんがなまじカッコイイだけに、信長が長政に惚れるくだりはやっぱり信長さまなよなよしすぎで見てるのが辛い(;´∀`) 阿修羅城@新感線舞台のときも思ったけど、やっぱ天海さんは娘役っぽい芝居というかいわゆる「かわいい恋する女」は無理があるんだよね~。
逆に、光秀に惹かれつつももう裏切られるのは嫌だし、でも…みたいに不器用に恋心をもてあましてるとこは良かったなー、と思う。
まあ、男として育ったせいで乏しい知識の見よう見まねで一目ぼれの長政に迫って失敗、で、二度目の恋はもっと肩の力抜けてたっていうかんじとと考えれば、そういう演技なのかなーと取れなくもない範囲。
しかし付け髭には笑ったけどw 結構ナチュラルに受け入れてしまったけど、単に私にヅカ耐性ができてるせいか?(;´∀`)
最後、本能寺から助け出した信長を保護してる家康君の幼少期が鈴木福なことに笑ってしまったw あのパタリロが何食って育ったら藤木直人になるんだwww 竹千代君の初恋が信長様っていうのはなくてもいいような気がするけど、まあまあ。
最後の、光秀と手に手をとって船で国外逃亡の映像はほんとにそういうことになったのか家康の想像なのか定かでない感じですが、まあ、ほんとだったらいいなあ。
舞台版に比べたら後味よくまとまってたかなあと思ったり。
…でも視聴率イマイチだったぽですね(;´∀`) 時期ずれちゃって大型時代劇って時期じゃなくなっちゃったし、原作が原作だからねえ。ちょっともったいないなー。
2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:806ページ
ナイス数:26ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/32662/matome?invite_id=32662
■ドリフターズ 3 (ヤングキングコミックス)
2巻から長かったー! でも無事に出てくれてよかった! 信長さんたちは快進撃。黒王様は地道に勢力拡大中。どうやら明智のみっちゃんらしき人も飛ばされて来たみたいだけどどっち陣営に転ぶのか、義経同様第三勢力的に動くのか気になります。4巻はやっぱり来年なのかなー(;><) ところでカバー裏のアレw そっちの原作も読んでるので大笑いですw
読了日:3月22日 著者:平野 耕太
■香乱記〈2〉 (新潮文庫)
陰謀によって殺されかかるも辛くも難を逃れた田横。始皇帝の死とその後継に関する陰謀、陳勝呉広の乱の勃発と行きつく間もない怒涛の展開に田横も蘭様もどうなっちゃうのー!とページをめくるペースが上がる上がるw あちこち移動が多いので冒頭の地図と首っ引きになりますがそれでも面白い。項羽と劉邦も表舞台にちらちらしだして盛り上がってきた感じです。
読了日:3月22日 著者:宮城谷 昌光
■香乱記〈1〉 (新潮文庫)
秦の時代、田横は行き会った人相見に「いずれ王になる」といわれるも、追われる身に。最初は田ナントカさんばっかりで誰が誰やらになるけど、なかなか活劇してて面白い。続きが楽しみ。
読了日:3月8日 著者:宮城谷 昌光
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:806ページ
ナイス数:26ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/32662/matome?invite_id=32662
■ドリフターズ 3 (ヤングキングコミックス)
2巻から長かったー! でも無事に出てくれてよかった! 信長さんたちは快進撃。黒王様は地道に勢力拡大中。どうやら明智のみっちゃんらしき人も飛ばされて来たみたいだけどどっち陣営に転ぶのか、義経同様第三勢力的に動くのか気になります。4巻はやっぱり来年なのかなー(;><) ところでカバー裏のアレw そっちの原作も読んでるので大笑いですw
読了日:3月22日 著者:平野 耕太
■香乱記〈2〉 (新潮文庫)
陰謀によって殺されかかるも辛くも難を逃れた田横。始皇帝の死とその後継に関する陰謀、陳勝呉広の乱の勃発と行きつく間もない怒涛の展開に田横も蘭様もどうなっちゃうのー!とページをめくるペースが上がる上がるw あちこち移動が多いので冒頭の地図と首っ引きになりますがそれでも面白い。項羽と劉邦も表舞台にちらちらしだして盛り上がってきた感じです。
読了日:3月22日 著者:宮城谷 昌光
■香乱記〈1〉 (新潮文庫)
秦の時代、田横は行き会った人相見に「いずれ王になる」といわれるも、追われる身に。最初は田ナントカさんばっかりで誰が誰やらになるけど、なかなか活劇してて面白い。続きが楽しみ。
読了日:3月8日 著者:宮城谷 昌光
1月末に宝塚の舞台観にいって、なんとなく盛り上がって、そういえばやってない検事2の廉価版を勢いで買って、日々朝の通勤時にねちねちやってたのがよーやっとクリア!
意外とボリュームあるよねこれ。1日30分~小一時間程度のプレイでほぼ1ヶ月持つという。コスパいいわーw
大統領暗殺未遂事件から18年、12年前の事件を掘り起こして、現代の事件で最初の事件とリンク、という構成はなかなかいったり来たり楽しかったです。
今回テーマは「親子の絆」なのかな。みっちゃんとお父さんの絆に始まり、天海さんとツカサちゃん、、水鏡さん親子、美雲ちゃんとお父さん、狼刑事とお父さん。絆の力で危機に立ち向かっていく感じ。そして最後の犯人はその絆が断ち切られて壊れてしまった人…。せつねえな! 皆幸せな中でのぼっち感を出したかったんだとは思うが、なんかもう全方位でけっこうおなかいっぱいになりましたw; いい話のやりすぎはよくないぜ。まあボチボチやってたからそれほどでもないけど、一気にプレイ進めてたら「またか」って胸焼けしたろうなーとは思う。
しかし今回ノコちゃんが有能で参った。しかもみっちゃん大好きな忠犬で、なにこれ。
「御剣検事と仕事がしたいっす!」で検事バッジを守ろうと必死だったり、それでもバッジを返上しちゃったみっちゃんに「君はもう私の部下ではない」みたいなこと言われて、「自分に出来ることをがんばるッす!」で独自調査で証拠持ってきてくれたり、随分できる男になって…! やーもうほんとどうしろと。萌えろというのかw
ええまったく美味しくいただきましたですけどね!w
新ミニゲームのロジックチェス、逆裁3だっけの心の錠前あけてくシステムの画面変えただけっぽいけど、時間制限がある分緊張感があっていい…かな。
ミニゲームといえば最終話は茜ちゃんも参戦してなつかしの指紋解析…3DSのマイクどこー!でかなり焦ったりw; 使ったことないから存在を意識してなかったわー。電源ボタンとスタートボタンの間らへんの縁に開いてる穴がそうだったのね。気が付いてよかったw DSLite引っ張り出して充電するところからやり直さないと駄目かと思ったよw;
いまさら詳細レポでもなかろーからざっくり感想でした。
意外とボリュームあるよねこれ。1日30分~小一時間程度のプレイでほぼ1ヶ月持つという。コスパいいわーw
大統領暗殺未遂事件から18年、12年前の事件を掘り起こして、現代の事件で最初の事件とリンク、という構成はなかなかいったり来たり楽しかったです。
今回テーマは「親子の絆」なのかな。みっちゃんとお父さんの絆に始まり、天海さんとツカサちゃん、、水鏡さん親子、美雲ちゃんとお父さん、狼刑事とお父さん。絆の力で危機に立ち向かっていく感じ。そして最後の犯人はその絆が断ち切られて壊れてしまった人…。せつねえな! 皆幸せな中でのぼっち感を出したかったんだとは思うが、なんかもう全方位でけっこうおなかいっぱいになりましたw; いい話のやりすぎはよくないぜ。まあボチボチやってたからそれほどでもないけど、一気にプレイ進めてたら「またか」って胸焼けしたろうなーとは思う。
しかし今回ノコちゃんが有能で参った。しかもみっちゃん大好きな忠犬で、なにこれ。
「御剣検事と仕事がしたいっす!」で検事バッジを守ろうと必死だったり、それでもバッジを返上しちゃったみっちゃんに「君はもう私の部下ではない」みたいなこと言われて、「自分に出来ることをがんばるッす!」で独自調査で証拠持ってきてくれたり、随分できる男になって…! やーもうほんとどうしろと。萌えろというのかw
ええまったく美味しくいただきましたですけどね!w
新ミニゲームのロジックチェス、逆裁3だっけの心の錠前あけてくシステムの画面変えただけっぽいけど、時間制限がある分緊張感があっていい…かな。
ミニゲームといえば最終話は茜ちゃんも参戦してなつかしの指紋解析…3DSのマイクどこー!でかなり焦ったりw; 使ったことないから存在を意識してなかったわー。電源ボタンとスタートボタンの間らへんの縁に開いてる穴がそうだったのね。気が付いてよかったw DSLite引っ張り出して充電するところからやり直さないと駄目かと思ったよw;
いまさら詳細レポでもなかろーからざっくり感想でした。
2月は通勤時間にすっかり逆転検事2にかまけていたので本全然読めてないよー。
というわけで1冊。
2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:296ページ
ナイス数:16ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/32662/matome?invite_id=32662
■長城のかげ (文春文庫)
秦末漢初を舞台に、項羽・劉邦・始皇帝を取り巻く部下・友人・息子などの視点から描く短編集。このあたりは項羽本紀・公祖本紀+αくらいしか読んだことなかったので、彼らが立体的に見える感じで面白かったです。表題になってる「長城のかげ」は劉邦の幼馴染で親友…だったのがやがて時の流れの中で信頼も失われ、追う者追われる者になるのが切ない。最後に収録の「満天の星」は始皇帝・項羽・劉邦三代に仕えた儒者、叔孫通の視点から各々の人物評が興味深い。過剰にウエットにならない文章が漢文ものらしくて好き。
読了日:2月28日 著者:宮城谷 昌光
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26730579
というわけで1冊。
2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:296ページ
ナイス数:16ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/32662/matome?invite_id=32662
■長城のかげ (文春文庫)
秦末漢初を舞台に、項羽・劉邦・始皇帝を取り巻く部下・友人・息子などの視点から描く短編集。このあたりは項羽本紀・公祖本紀+αくらいしか読んだことなかったので、彼らが立体的に見える感じで面白かったです。表題になってる「長城のかげ」は劉邦の幼馴染で親友…だったのがやがて時の流れの中で信頼も失われ、追う者追われる者になるのが切ない。最後に収録の「満天の星」は始皇帝・項羽・劉邦三代に仕えた儒者、叔孫通の視点から各々の人物評が興味深い。過剰にウエットにならない文章が漢文ものらしくて好き。
読了日:2月28日 著者:宮城谷 昌光
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26730579
うわーい。待ってましたー!
二三日前からツイッターでちらほら到着報告見てだいぶそわそわしておりましたが、我が家にも!届きました万歳!! しかし確か予約申込みにメアド書いたような気がするけど、なんの前触れもなかったねw いいけどさ。
平日の夜に本編を見る余裕はないのでとりあえず特典ディスクのほうから見る。
千秋楽アドリブ集ナイスw 大根くわえるコニナリ様とかソーリンダンスでひっそり一緒に踊ってるコニナリ様とか映ってて嬉しいです!
惜しむらくは兜が吹っ飛んだアクシデントのナリ様の殺陣も入っててくれたらなあ…。見たかったよー!
本編は来週かなー。
しかし今日三ムソの新作も届いてるんですけど。マジで暇がないわー!
本家版Mozart L'Opera Rock のCD。多分スタジオ録音版。
勢いって恐ろしいw まあエリザみたいにヨーロッパ中で大人気!各国語CDぞろぞろ!じゃないだけ良かったな。
密林で最安のCDオンリー版が売り切れていたので、DVD付きVerを買ったんだけど、いきなりジャケット開くとこれとかw
モーツァルトとサリエリの並びがw 濃いwww; 思わず吹いたw
全体だとこんな感じw
フランス語なんか欠片もかじったことないのでわからないけど、やっぱり音楽かっこいいのでいいわー。個人的に音の響きとしてはフランス語よりはドイツ語が好きだなあと思うけど、つべで動画とかあさって聞いてたせいでだいぶ耳が慣れたw
あちらの俳優さんは総じてキーが高い目な感じだけどそれはCDだからかな。
コンスの女優さんが声ちょっとロリロリした感じで可愛いw
ボーナストラック的に何曲か入ってるんのがあるんだけど、その中に殺しのシンフォニーのアコースティック版があって…ギターの伴奏がなんだか朗らかというかのどかというかで変な感じw 面白かったけど。
おまけDVDの方は監督さん?の舞台挨拶とか、メイキングとかの動画も入ってて、…これほんと言葉わかれば面白いんだろうなー。ちょっと悔しい。スマホの翻訳アプリ通したら判る?w;
日本版のCDが届くまで通勤のお供になりそうですw
いっそ来日公演とかないかなー。DVD見てるとアレも生で見てみたい。
@シアターオーブ。ソワレ。
冬の本命! 去年の夏の告知から配役をヤキモキして待ち、交互上演決定のお知らせに心拍数を上げ、ネルケの先行予約は新幹線の中から携帯で必死に赤青楽日のチケ取りをし(←旅行と重なった)、どっちもサイド席だったから真ん中辺出ないかなーと一般発売やらおけぴやら鵜の目鷹の目でサーチする日々を越えて、マイ初日です。
まずはインディゴバージョン。
前の週末にプレビュー版として既に開幕して、ダイジェスト動画が公式に上がってて、朝から眺めてわくわくしていましたが、見た感じやっぱ動画と生とは大違い。ものすご圧倒されて帰ってきました。
なんというか、とてもスタイリッシュ! 衣装・舞台装置・ダンス・照明、もろもろ合わさった画面(えづら)がとてもカッコいい! 冒頭の赤い司祭軍団とか巨大な花まみれのドレスとか、モード系はいった感じのパリの人々のモノトーン衣装とか場面ごとに趣向も変わって目が飽きない。
そして皆歌が上手い。東宝ミューとか観にいってると、どうしても一人や二人音域的にこれは無理じゃろー…とか、明らかに音程外れてるじゃろー、とか聞いてるほうがツライキャストがいたりするものですが、意外なくらい、その引っかかり感がない。一番の不安要素だったAKBコンスもいい声してるし作曲もしてないしw
そして全てをぶっ飛ばす美しいソプラノ! モーツァルトのオペラを歌う歌姫にマジモンのオペラのソプラノ歌手がキャスティングされてて、その人の歌声がまた素敵。
苦しさがあったのはやっぱり、山本モーツァルト。歌は上手いんだけど、ハスキーな声もいいんだけど、高音が出し切らない感じが苦しくて惜しい。あとレオポルトジョージの滑舌は最悪であるなw# 歌はともかく台詞が!
全体の曲調はたとえば新感線Rとかあたりみたいにギンギンのロックしてるわけではなくて、もっと軽いポップス要素多めな感じ。クラシックアレンジも冒頭とちょこっとくらい、シナリオもそう濃い感じではなくダイジェスト的にさくさく進むので、ともするとしどけなくぼやーっとありがちに終わってしまいそうなとこを、北原女史の鋭く、美しく、しなやかなソプラノが要所できりっと締める感じでメリハリあって聞き応えありました。
アロイジア役のAKANEさんもいい声ー! そしてスタイルよくて美人! 1幕のオランジュ公爵夫人のところのシーン~姉妹のケンカのシーンとても華やかで目が楽しいw
バンドも良いね! 音楽は録音かなと思ってたら生でした! 舞台上部後方に生バンドの皆さんが配置されてて、舞台上の役者さんと醸す一体感が良い感じです。ギターとかバイオリンとか弦の音がやたらかっこよかった印象。
あと歌といえば中川あっきー! いつもぴょんぴょんして小猿かわいいが持ち味の彼が、天才に嫉妬する凡人をどんな風に作るのかなーとそれも興味津々でしたが、まず見た感じはとても鬱々として堅物でじわーーーっと粘着系なサリエリに仕上がってました。年寄りっぽく作ってる感じなのかな。低く抑えた声で一語一語じゅっとねじ込むみたいに発音する口調でしゃべる。少し四季の母音法を思わせる硬質さがある感じで、天才&イケメンのヴォルフに精一杯虚勢張って見せてるみたいなとこがあってちょっと小物っぽいw それが二幕で歌パートで抑えに抑えたものが噴火するみたいな勢いの歌で発散されて、受け止めるこっちはすっかり圧倒されました。はらわた絞り上げるような絶望の声の「痛みこそ真実」、求めてやまない美しいものを自らの手で抹殺する恐怖と虚脱がひりひりする「死のシンフォニー」。あっきーの歌声はほんとに感情豊かで、でもぶれずにとても美しい。サリエリの声は決して泣き声にはならないけどこっちが泣きそうでたまらん。なんか聞きながら奥歯食いしばっていたらしく終わったらあごがだるくなってたw
歌以外のところ。
山本ヴォルフは歌こそ若干残念(声張り上げるようなとこだけね)だけど、所作もダンスもすごいカッコいいな! 髪型のせいで遠目の姿がすっかり某GLAYのボーカルのひとになってましたがw ちょっと自信と才能に満ち溢れちゃって反骨の人で女の子大好きでチャラっチャラにチャラくて、でもなんかこー地の部分が凄くピュアで優しい、そんな感じの人でした。エキセントリックな天才というよりはもうちょっと人間の話通じそうなひと。最後、瀕死でサリエリと会話するところ、結局山本ヴォルフはサリエリのしたことも、そのわけも全部お見通しで、その上で赦してさようならをいってるのかなって感じでした。
最後の二人のデュエットは泣けた…。シーン的にもだがハーモニーが綺麗で鳥肌立ったわ。デュエット曲がこれしかないのがほんと惜しい…。
ローゼンベルク伯爵。新感線でいったら右近さん的ポジというかw コミックリリーフ的な。おもしろいわー。すっごい嫌味でヴォルフを陥れた憎まれ役側の人なのに憎めないww かわいいww 女形のような裏声喋りが最初「え?」って感じだったけど、むしろそれがいい味。芝居もうまいし、鼻歌程度でしたが歌もお上手。
<運命>。鶴見さんニチアサのライダーで悪役やってNHKの朝ドラも出ちゃうような人なのに、舞台でこんなデーモン閣下のような扮装の役もやっちゃったりなんかして、活動フィールド広いなー!っていうか最初誰だかわからなくて消去法で気が付いてびびったw; 人が死ぬとき、ヴォルフが心折れそうなとき、サリエリが思い悩むときに、ぬーーーっと出てきて苦悩ダンサーがまとわり付くのを上から見下ろしてる、悪魔というか死神というか、…「運命」の象徴なんでしょね。一曲ソロあるけど、それ以外はじーっと黙ってる役なので、気にならないけど気になる…。
配下?の男性ダンサー二人とセットで出てきてヴォルフやサリエリを弄んでる感じですね~~。演出意図がわかるような判らないような。
ウェーバー一家。キャスティングやキャラ解釈の随所で、ウィーン版の「Mozart!」とは色々違いを感じるこの作品ですが、この人たちはノリ変わらないのねーw セシリアママが時々阿知波さんに見えるw 早い段階で退場してしまう旦那さんはその後皇帝陛下に転生という二役w 芸達者ーw ヨゼファともう一人はおそろいの衣装で双子っぽい扱い。目立たないけど彼女らもいい声でした。ママと三人の合唱のハモリ美しかった。
コロレド大司教。「Mozart!」では麗しのお茶目さんで、モーツァルトの音楽を愛しつつ人としては認めたくないお人でしたが、この愛憎部分はこっちではサリエリが担当してるので、普通に横暴な権力者でした。ドス効いてておっかなくて一点の曇りもなくヤナおっさんでした。で、この中の人(コングさん)がまた二役で、セシリアママの法定代理人としてコンスとの結婚を強制させる契約書を書かせるんだけど、これがのらりくらりとまたいら~~っとさせるコミカルな役で。いやあ役者さんて凄いなーと思うことしきり。
ヴォルフが故人の待つ光の国へ召されたラストから引き続きで「君の胸にぼくのなまえーを♪」の曲でカーテンコール。しんみりした余韻などどこ吹く風のあっかるいカテコです。いったん引っ込んで中央から出てくるあっきーはもうサリエリ衣装なのにぴょんぴょん跳ねまくって元気いっぱいww かわいいww
で、カテコ後にトークショーのおまけつきでした。
今回の顔ぶれはジョージさんとあっきーと耕史くん。さいころトークで、あっきーが演出家のフィルについて、だかを引き当てて、「凄く厳しくされたー。で、『お前に厳しく言うのは出来るヤツだと思ってるからだ』とか言われたけど、かえってプレッシャーでつぶれそうになった」とか。あっきーは褒めて伸ばしてほしいタイプなのねw
高橋さんは「『滑舌が悪い』っていわれまくったけど、アメリカ人に言われたかねーや」なんてことを。いや、それで奮起して改善とかして…ないよね。日本人ならなおさら言うわw# 滑舌悪すぎです。
耕史くんは最初仕切るのかなと思ったら、ジョージさんがなんとなく仕切りだしたので、おとなしく聞いてる感じだったかな。
あと、血液型トーク。あっきーと耕史くん、二人同じB型なのにタイプが全然違う。あっきーはとにかく真っ直ぐに突き進んでいく感じで、耕史くんは自分のエリアみたいなのを持ってて、そこから踏み込ませずペース守るって感じ。だそうで。
たしかにw サリエリですら突っ走るサリエリだったなあっきーw 耕史くんのヴォルフは水のよう。あり方を変えても決して本質は枉げない、みたいな。
だいたいそれで15分弱ぐらいでしたが面白かったですw もー話の端々にあっきーが耕史くんにたいそう懐いてる感じでほほえましいこと! よいカンパニーぽくて何よりです!
あーいいもの見た。次は週末。ソワレ連チャンとか、ちょっと無茶したかなと思ったけど俄然楽しみになりましたw
------------------
しかしこれ、冷静によく考えると「星めぐりのうた」によく似てるね。いや曲も内容も違うけど構成とかが。
歌上手とダンサーとか、一幕にメインの二人揃わないとか、デュエット少なくて食い足りないとか、死にオチなのにしんみりしないで光のカーテンコールで終わる感じとか。
ネルケはこれがやりたかったのねー、となんとなく腑に落ちました。
冬の本命! 去年の夏の告知から配役をヤキモキして待ち、交互上演決定のお知らせに心拍数を上げ、ネルケの先行予約は新幹線の中から携帯で必死に赤青楽日のチケ取りをし(←旅行と重なった)、どっちもサイド席だったから真ん中辺出ないかなーと一般発売やらおけぴやら鵜の目鷹の目でサーチする日々を越えて、マイ初日です。
まずはインディゴバージョン。
前の週末にプレビュー版として既に開幕して、ダイジェスト動画が公式に上がってて、朝から眺めてわくわくしていましたが、見た感じやっぱ動画と生とは大違い。ものすご圧倒されて帰ってきました。
なんというか、とてもスタイリッシュ! 衣装・舞台装置・ダンス・照明、もろもろ合わさった画面(えづら)がとてもカッコいい! 冒頭の赤い司祭軍団とか巨大な花まみれのドレスとか、モード系はいった感じのパリの人々のモノトーン衣装とか場面ごとに趣向も変わって目が飽きない。
そして皆歌が上手い。東宝ミューとか観にいってると、どうしても一人や二人音域的にこれは無理じゃろー…とか、明らかに音程外れてるじゃろー、とか聞いてるほうがツライキャストがいたりするものですが、意外なくらい、その引っかかり感がない。一番の不安要素だったAKBコンスもいい声してるし作曲もしてないしw
そして全てをぶっ飛ばす美しいソプラノ! モーツァルトのオペラを歌う歌姫にマジモンのオペラのソプラノ歌手がキャスティングされてて、その人の歌声がまた素敵。
苦しさがあったのはやっぱり、山本モーツァルト。歌は上手いんだけど、ハスキーな声もいいんだけど、高音が出し切らない感じが苦しくて惜しい。あとレオポルトジョージの滑舌は最悪であるなw# 歌はともかく台詞が!
全体の曲調はたとえば新感線Rとかあたりみたいにギンギンのロックしてるわけではなくて、もっと軽いポップス要素多めな感じ。クラシックアレンジも冒頭とちょこっとくらい、シナリオもそう濃い感じではなくダイジェスト的にさくさく進むので、ともするとしどけなくぼやーっとありがちに終わってしまいそうなとこを、北原女史の鋭く、美しく、しなやかなソプラノが要所できりっと締める感じでメリハリあって聞き応えありました。
アロイジア役のAKANEさんもいい声ー! そしてスタイルよくて美人! 1幕のオランジュ公爵夫人のところのシーン~姉妹のケンカのシーンとても華やかで目が楽しいw
バンドも良いね! 音楽は録音かなと思ってたら生でした! 舞台上部後方に生バンドの皆さんが配置されてて、舞台上の役者さんと醸す一体感が良い感じです。ギターとかバイオリンとか弦の音がやたらかっこよかった印象。
あと歌といえば中川あっきー! いつもぴょんぴょんして小猿かわいいが持ち味の彼が、天才に嫉妬する凡人をどんな風に作るのかなーとそれも興味津々でしたが、まず見た感じはとても鬱々として堅物でじわーーーっと粘着系なサリエリに仕上がってました。年寄りっぽく作ってる感じなのかな。低く抑えた声で一語一語じゅっとねじ込むみたいに発音する口調でしゃべる。少し四季の母音法を思わせる硬質さがある感じで、天才&イケメンのヴォルフに精一杯虚勢張って見せてるみたいなとこがあってちょっと小物っぽいw それが二幕で歌パートで抑えに抑えたものが噴火するみたいな勢いの歌で発散されて、受け止めるこっちはすっかり圧倒されました。はらわた絞り上げるような絶望の声の「痛みこそ真実」、求めてやまない美しいものを自らの手で抹殺する恐怖と虚脱がひりひりする「死のシンフォニー」。あっきーの歌声はほんとに感情豊かで、でもぶれずにとても美しい。サリエリの声は決して泣き声にはならないけどこっちが泣きそうでたまらん。なんか聞きながら奥歯食いしばっていたらしく終わったらあごがだるくなってたw
歌以外のところ。
山本ヴォルフは歌こそ若干残念(声張り上げるようなとこだけね)だけど、所作もダンスもすごいカッコいいな! 髪型のせいで遠目の姿がすっかり某GLAYのボーカルのひとになってましたがw ちょっと自信と才能に満ち溢れちゃって反骨の人で女の子大好きでチャラっチャラにチャラくて、でもなんかこー地の部分が凄くピュアで優しい、そんな感じの人でした。エキセントリックな天才というよりはもうちょっと人間の話通じそうなひと。最後、瀕死でサリエリと会話するところ、結局山本ヴォルフはサリエリのしたことも、そのわけも全部お見通しで、その上で赦してさようならをいってるのかなって感じでした。
最後の二人のデュエットは泣けた…。シーン的にもだがハーモニーが綺麗で鳥肌立ったわ。デュエット曲がこれしかないのがほんと惜しい…。
ローゼンベルク伯爵。新感線でいったら右近さん的ポジというかw コミックリリーフ的な。おもしろいわー。すっごい嫌味でヴォルフを陥れた憎まれ役側の人なのに憎めないww かわいいww 女形のような裏声喋りが最初「え?」って感じだったけど、むしろそれがいい味。芝居もうまいし、鼻歌程度でしたが歌もお上手。
<運命>。鶴見さんニチアサのライダーで悪役やってNHKの朝ドラも出ちゃうような人なのに、舞台でこんなデーモン閣下のような扮装の役もやっちゃったりなんかして、活動フィールド広いなー!っていうか最初誰だかわからなくて消去法で気が付いてびびったw; 人が死ぬとき、ヴォルフが心折れそうなとき、サリエリが思い悩むときに、ぬーーーっと出てきて苦悩ダンサーがまとわり付くのを上から見下ろしてる、悪魔というか死神というか、…「運命」の象徴なんでしょね。一曲ソロあるけど、それ以外はじーっと黙ってる役なので、気にならないけど気になる…。
配下?の男性ダンサー二人とセットで出てきてヴォルフやサリエリを弄んでる感じですね~~。演出意図がわかるような判らないような。
ウェーバー一家。キャスティングやキャラ解釈の随所で、ウィーン版の「Mozart!」とは色々違いを感じるこの作品ですが、この人たちはノリ変わらないのねーw セシリアママが時々阿知波さんに見えるw 早い段階で退場してしまう旦那さんはその後皇帝陛下に転生という二役w 芸達者ーw ヨゼファともう一人はおそろいの衣装で双子っぽい扱い。目立たないけど彼女らもいい声でした。ママと三人の合唱のハモリ美しかった。
コロレド大司教。「Mozart!」では麗しのお茶目さんで、モーツァルトの音楽を愛しつつ人としては認めたくないお人でしたが、この愛憎部分はこっちではサリエリが担当してるので、普通に横暴な権力者でした。ドス効いてておっかなくて一点の曇りもなくヤナおっさんでした。で、この中の人(コングさん)がまた二役で、セシリアママの法定代理人としてコンスとの結婚を強制させる契約書を書かせるんだけど、これがのらりくらりとまたいら~~っとさせるコミカルな役で。いやあ役者さんて凄いなーと思うことしきり。
ヴォルフが故人の待つ光の国へ召されたラストから引き続きで「君の胸にぼくのなまえーを♪」の曲でカーテンコール。しんみりした余韻などどこ吹く風のあっかるいカテコです。いったん引っ込んで中央から出てくるあっきーはもうサリエリ衣装なのにぴょんぴょん跳ねまくって元気いっぱいww かわいいww
で、カテコ後にトークショーのおまけつきでした。
今回の顔ぶれはジョージさんとあっきーと耕史くん。さいころトークで、あっきーが演出家のフィルについて、だかを引き当てて、「凄く厳しくされたー。で、『お前に厳しく言うのは出来るヤツだと思ってるからだ』とか言われたけど、かえってプレッシャーでつぶれそうになった」とか。あっきーは褒めて伸ばしてほしいタイプなのねw
高橋さんは「『滑舌が悪い』っていわれまくったけど、アメリカ人に言われたかねーや」なんてことを。いや、それで奮起して改善とかして…ないよね。日本人ならなおさら言うわw# 滑舌悪すぎです。
耕史くんは最初仕切るのかなと思ったら、ジョージさんがなんとなく仕切りだしたので、おとなしく聞いてる感じだったかな。
あと、血液型トーク。あっきーと耕史くん、二人同じB型なのにタイプが全然違う。あっきーはとにかく真っ直ぐに突き進んでいく感じで、耕史くんは自分のエリアみたいなのを持ってて、そこから踏み込ませずペース守るって感じ。だそうで。
たしかにw サリエリですら突っ走るサリエリだったなあっきーw 耕史くんのヴォルフは水のよう。あり方を変えても決して本質は枉げない、みたいな。
だいたいそれで15分弱ぐらいでしたが面白かったですw もー話の端々にあっきーが耕史くんにたいそう懐いてる感じでほほえましいこと! よいカンパニーぽくて何よりです!
あーいいもの見た。次は週末。ソワレ連チャンとか、ちょっと無茶したかなと思ったけど俄然楽しみになりましたw
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しかしこれ、冷静によく考えると「星めぐりのうた」によく似てるね。いや曲も内容も違うけど構成とかが。
歌上手とダンサーとか、一幕にメインの二人揃わないとか、デュエット少なくて食い足りないとか、死にオチなのにしんみりしないで光のカーテンコールで終わる感じとか。
ネルケはこれがやりたかったのねー、となんとなく腑に落ちました。