バーコード
@シアタークリエ
まさか今更再演するとは思わなかった! 主演二人+武田ニック+コングカルロ(元の名と役名が区別つきづらい(;´∀`))が続投であとは総とっかえ。ここのところあっきーと共演多めですねの相葉君と十字路初演の時からいいな~と思ってる青野さん、刀ステむっちゃんの蒼木君はえ、歌もやるの?と思ったけどなかなか危なげなくて良かった。ガンビーノ一家の手下でダンス&アクロバット要員色強め。
ぶっちゃけ前回観たときはあっきーの扮装かわいいし曲もキャッチーで耳なじみがいいけど、あっきーのソロ曲も作曲した曲もいいけど、お話はそんな刺さらないなー。という感じだったのよね。主演カプが揃ってアイドルで正直歌が好みじゃなかったし、ストーリー内においてあっきーピーターはあんまりいなくてもよくね?って感じだし(最後の謎解きだけの便利道具的だなみたいな)。
ただまあ難しいこと考えずに笑えてハッピーエンドストーリーで週末の娯楽には悪くない作品ではあるなと。
そんななので今回もまあ緩く初日と前楽・楽日でも押さえとけばいいっしょ(それでも3回は行くんか)みたいな感じだったんだけど。あとは割引出たら買うかもーとか言ってたらしっかり割引出たので増えたね。いいんだか悪いんだか。
そして終演後。
いやなんか楽しかったね?(;・∀・)
演出もストーリーも大筋変わってないと思うんだけど、ちゃんとエディとピーターは親友でバディだったし、マリーはちゃんと歌姫で愛すべき女の子で良かった。あっきーのリアクション芸が大分磨かれて存在感増したかな?
終盤の主人公組vsマフィア組のグダグダ乱闘は男性サンボ&手下組の身体能力高くて見ごたえあったし、ばっちジミーのトランポリン芸が楽しすぎてなんかもう許すwみたいな気分になったwww
客席もノリノリで、手拍子きっちり入るわ(関係者の先導あったかな?)、カテコでヒューヒュー歓声飛ぶわ(みんなMRでそういう癖付いたでしょ)、なんか初日らしからぬ雰囲気だったぬ。
次回が楽しみになった。よかった(*´∀`)
まさか今更再演するとは思わなかった! 主演二人+武田ニック+コングカルロ(元の名と役名が区別つきづらい(;´∀`))が続投であとは総とっかえ。ここのところあっきーと共演多めですねの相葉君と十字路初演の時からいいな~と思ってる青野さん、刀ステむっちゃんの蒼木君はえ、歌もやるの?と思ったけどなかなか危なげなくて良かった。ガンビーノ一家の手下でダンス&アクロバット要員色強め。
ぶっちゃけ前回観たときはあっきーの扮装かわいいし曲もキャッチーで耳なじみがいいけど、あっきーのソロ曲も作曲した曲もいいけど、お話はそんな刺さらないなー。という感じだったのよね。主演カプが揃ってアイドルで正直歌が好みじゃなかったし、ストーリー内においてあっきーピーターはあんまりいなくてもよくね?って感じだし(最後の謎解きだけの便利道具的だなみたいな)。
ただまあ難しいこと考えずに笑えてハッピーエンドストーリーで週末の娯楽には悪くない作品ではあるなと。
そんななので今回もまあ緩く初日と前楽・楽日でも押さえとけばいいっしょ(それでも3回は行くんか)みたいな感じだったんだけど。あとは割引出たら買うかもーとか言ってたらしっかり割引出たので増えたね。いいんだか悪いんだか。
そして終演後。
いやなんか楽しかったね?(;・∀・)
演出もストーリーも大筋変わってないと思うんだけど、ちゃんとエディとピーターは親友でバディだったし、マリーはちゃんと歌姫で愛すべき女の子で良かった。あっきーのリアクション芸が大分磨かれて存在感増したかな?
終盤の主人公組vsマフィア組のグダグダ乱闘は男性サンボ&手下組の身体能力高くて見ごたえあったし、ばっちジミーのトランポリン芸が楽しすぎてなんかもう許すwみたいな気分になったwww
客席もノリノリで、手拍子きっちり入るわ(関係者の先導あったかな?)、カテコでヒューヒュー歓声飛ぶわ(みんなMRでそういう癖付いたでしょ)、なんか初日らしからぬ雰囲気だったぬ。
次回が楽しみになった。よかった(*´∀`)
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令和の新年明けて1月もすぎ、2月も日が過ぎてしましましたが、つくづく1月は忙しかった……。
/4・5刀ミュ歌合 さいたまアリーナ
/10・18 憂国のモリアーティ
/12 刀ステ維伝
/16 刀ミュ歌合 大阪城ホール
/22・23 フランケンシュタイン
…改めて見るといくらお正月休みがあったとはいえくるってるよこれ(;・∀・)
それぞれ楽しかったけども! 後悔はないけども! もう少し日程散っててくれたらなあ。
以下短く雑感。
刀ミュ歌合は、最後の新刃顕現は、さいたまは桑名江だったが大阪は松井江でした。新作に登場するのは松井の方だそうなので桑名は何のためにいたのか…。次の次の新作で出てくるのかな?
大阪城ホールは初めて行ったけどもいいホールだね。駅から近いし中も適度に狭くてステージ近い(まあさいアリに比べればどこでも大体狭いけど)しスタンドの眺めもいい。通路近いところだったので客降り曲でキャストが結構来てくれて楽しかった(私の推しは来なかったが(;´∀`))。
ただ芝居と曲が交代交代はなかなかせわしないので、前の乱舞祭みたいに歌メインの方がいいなあ。今年の年末はどうなるかなー。
モリステは、キャストのビジュアルの完璧具合が完璧だったのに、脚本ちょっと残念だったなー。だいたい詰め込みすぎ。展開が早いので感情面でついて行き難いところがある。ミュで使ったエピソードをばっさり省いたせいでウィルとホームズが出会ってない状態で話が進んでしまうので、いまいち両者の緊迫感がない。ていうか原作と違う話になるじゃんか。
初日段階では荒牧ウィルがどうにも役にあってなくて、「これはサクセス荘のサーだな」と思ってしまったんだけど、18日はもう少し芝居がねちこくなって、根の方の昏い情熱のようなものが多少感じられるようになって進化に感心した。でも基本的にネガティブ要素の強いキャラ苦手っぽいよね。荒牧君の素の根っこの人間性がすごい真っ当で健全なんだろうなーと思います。
きたむーホームズもビジュアルはいいんだけど、どうしてもミュの平野ホームズと比べると一回り小振り感が否めない。話的にアイリーンに振りまわされてあんまりカッコいいとこなしで終わってしまうせいもあるかもなあ。どうでもいいけど川に飛び込んだアイリーンを助けるのに浮き輪投げるところあんな長々やらなくてよかったのでは。原作だと1コマよ。
特に期待してなくて良かったと思ったのはアルバート兄さんかな。笑顔の裏の闇がめっさ深そうで良かった。
維伝
赤坂ACTの天辺席だったけど、観やすかった……! 11月のTDCはアリーナのサイド&偶数列で視界に人の頭がかかってめちゃめちゃストレスだったが、今回は視界がクリアで感動した。しかし通路演出多めだったのが、全然見えなかったけどね!
むっちゃん良かったけども土方組は直近で刀ミュの方を見たせいでどうしても比べてしまっていけない。あっちはもう複数公演やってるせいでだいぶ安定しているが、こっちはそもそも新人さんなうえにお初のキャラ。申し訳ないが違和感と残念感がものすごかった( ´△`) お稽古頑張れ。むっちゃんは違和感なかったな~。やりやすいキャラではあると思うけど。染鶴はほんと謎の安定感。鶴丸ってミュも合わせて3人いて役者ごとにカラーが全然違うんだけど、ちゃんと鶴丸だと思えるのが素晴らしいな。
人間組も岡達さんの龍馬は楽しみだけどキャラメル芝居と.5の相性どうかなーって感じだったけど、役柄も暑苦しい感じだし勢いで引っ張っててくれた感じですね。歴史人物組の芝居レベルでだいぶ作品の厚みがでたなあ、とおもったり。
今回シナリオ良かったのもあってリピがつらくない作品だった。円盤楽しみ。次作のために積んだから!w
フランケンシュタイン
やられた。初演のときに一部の熱狂の割にあんまり刺さらなかったし、1月は予定が立て込んでいたから、今回も「とりあえず1回あっきーで見るか」くらいの気分で1枚だけ取ったんだけど、なんか感想見てると組み合わせでの違いがものすごいっぽい。これはとおもって急遽1枚追加と有給の申請して2連チャンしたわけですが。
いやーあっきーは定期的に適量を摂取しておかないとダメね(;´∀`) 終わったあとの禁断症状がすごい。うっかり名古屋の分追いチケしてしまった。我ながら頭が悪い。
フランケンの感想はまた別立てで書こうかと思います。
というわけで一月雑感でした。
/4・5刀ミュ歌合 さいたまアリーナ
/10・18 憂国のモリアーティ
/12 刀ステ維伝
/16 刀ミュ歌合 大阪城ホール
/22・23 フランケンシュタイン
…改めて見るといくらお正月休みがあったとはいえくるってるよこれ(;・∀・)
それぞれ楽しかったけども! 後悔はないけども! もう少し日程散っててくれたらなあ。
以下短く雑感。
刀ミュ歌合は、最後の新刃顕現は、さいたまは桑名江だったが大阪は松井江でした。新作に登場するのは松井の方だそうなので桑名は何のためにいたのか…。次の次の新作で出てくるのかな?
大阪城ホールは初めて行ったけどもいいホールだね。駅から近いし中も適度に狭くてステージ近い(まあさいアリに比べればどこでも大体狭いけど)しスタンドの眺めもいい。通路近いところだったので客降り曲でキャストが結構来てくれて楽しかった(私の推しは来なかったが(;´∀`))。
ただ芝居と曲が交代交代はなかなかせわしないので、前の乱舞祭みたいに歌メインの方がいいなあ。今年の年末はどうなるかなー。
モリステは、キャストのビジュアルの完璧具合が完璧だったのに、脚本ちょっと残念だったなー。だいたい詰め込みすぎ。展開が早いので感情面でついて行き難いところがある。ミュで使ったエピソードをばっさり省いたせいでウィルとホームズが出会ってない状態で話が進んでしまうので、いまいち両者の緊迫感がない。ていうか原作と違う話になるじゃんか。
初日段階では荒牧ウィルがどうにも役にあってなくて、「これはサクセス荘のサーだな」と思ってしまったんだけど、18日はもう少し芝居がねちこくなって、根の方の昏い情熱のようなものが多少感じられるようになって進化に感心した。でも基本的にネガティブ要素の強いキャラ苦手っぽいよね。荒牧君の素の根っこの人間性がすごい真っ当で健全なんだろうなーと思います。
きたむーホームズもビジュアルはいいんだけど、どうしてもミュの平野ホームズと比べると一回り小振り感が否めない。話的にアイリーンに振りまわされてあんまりカッコいいとこなしで終わってしまうせいもあるかもなあ。どうでもいいけど川に飛び込んだアイリーンを助けるのに浮き輪投げるところあんな長々やらなくてよかったのでは。原作だと1コマよ。
特に期待してなくて良かったと思ったのはアルバート兄さんかな。笑顔の裏の闇がめっさ深そうで良かった。
維伝
赤坂ACTの天辺席だったけど、観やすかった……! 11月のTDCはアリーナのサイド&偶数列で視界に人の頭がかかってめちゃめちゃストレスだったが、今回は視界がクリアで感動した。しかし通路演出多めだったのが、全然見えなかったけどね!
むっちゃん良かったけども土方組は直近で刀ミュの方を見たせいでどうしても比べてしまっていけない。あっちはもう複数公演やってるせいでだいぶ安定しているが、こっちはそもそも新人さんなうえにお初のキャラ。申し訳ないが違和感と残念感がものすごかった( ´△`) お稽古頑張れ。むっちゃんは違和感なかったな~。やりやすいキャラではあると思うけど。染鶴はほんと謎の安定感。鶴丸ってミュも合わせて3人いて役者ごとにカラーが全然違うんだけど、ちゃんと鶴丸だと思えるのが素晴らしいな。
人間組も岡達さんの龍馬は楽しみだけどキャラメル芝居と.5の相性どうかなーって感じだったけど、役柄も暑苦しい感じだし勢いで引っ張っててくれた感じですね。歴史人物組の芝居レベルでだいぶ作品の厚みがでたなあ、とおもったり。
今回シナリオ良かったのもあってリピがつらくない作品だった。円盤楽しみ。次作のために積んだから!w
フランケンシュタイン
やられた。初演のときに一部の熱狂の割にあんまり刺さらなかったし、1月は予定が立て込んでいたから、今回も「とりあえず1回あっきーで見るか」くらいの気分で1枚だけ取ったんだけど、なんか感想見てると組み合わせでの違いがものすごいっぽい。これはとおもって急遽1枚追加と有給の申請して2連チャンしたわけですが。
いやーあっきーは定期的に適量を摂取しておかないとダメね(;´∀`) 終わったあとの禁断症状がすごい。うっかり名古屋の分追いチケしてしまった。我ながら頭が悪い。
フランケンの感想はまた別立てで書こうかと思います。
というわけで一月雑感でした。
配信で。
今回チケ運最悪で生の公演は結局一度も見られずじまい。じりじりしながら大楽の配信待ちをしてたわけですよ。やっと観られたー!
つくづく思うけど配信と円盤が確約されてい舞台っていいねえ…。2.5のこれはほんとにいい文明。
で、本編ですが。三百年がかなり好きだったので、あの後の話ってどうなんだろうと思ていたわけですが。人間組の物語はよかった。兄弟の葛藤、双子の葛藤、父・家康の苦悩、あと死んだことになったが生き延びてた信康さんの一皮むけてすがすがしい現在。どれもきれいにまとまってた。
しかし一方刀剣男士。
村正組はみほとせからの引き続きで徳川家にお仕え中。そんで歴史の流れの中で正史に従ってこのを去った、ことになったので離れたところに身を隠しているという設定の4人の代わりに新男士がやってくる。うち二人は今回のキーパーソン結城秀康にゆかりの御手杵と仲良しの籠手切江。残り二人は明石国行と鶴丸。鶴丸はつはものの時の髭切よろしく三日月の代弁者的ポジションで、歴史改変とその陰で暗躍する三日月を語る。明石の立ち位置は……今一つよくわからない。
いままでの刀ミュの話って改変された時代の関係者+無関係で観客代わりに説明される役って感じでなんやかや6人に感情的なつながりがあって、それが遡行軍との戦いの中で動いて変化していくのが良かったのですが、今回はなんかみんなバラバラなままでキャラの成長とかも、村正以外はあんまり見えなかったなあといった感じで、正直あんまりおもしろくなかった…。新キャラもとりあえず今回は顔見せだけで詳しいことはまた次回って感じでつなぎっぽいんだよなあ。今回はチケット全然取れなくて配信でしか見てないから余計そう思うのかもしれず。
まあ次回以降出てくるならお歌のレッスン頑張ってくだされ。特に御手杵の中の人はエーステの誉さんですし。誉さん歌上手設定のキャラなので。ゲームの冬組は歌レベル高いはずなので某丞さんみたいにガタ落ちさせるのは勘弁してくださいましな。
そんなこんな。次の新作はチケット取れるといいなー!
今回チケ運最悪で生の公演は結局一度も見られずじまい。じりじりしながら大楽の配信待ちをしてたわけですよ。やっと観られたー!
つくづく思うけど配信と円盤が確約されてい舞台っていいねえ…。2.5のこれはほんとにいい文明。
で、本編ですが。三百年がかなり好きだったので、あの後の話ってどうなんだろうと思ていたわけですが。人間組の物語はよかった。兄弟の葛藤、双子の葛藤、父・家康の苦悩、あと死んだことになったが生き延びてた信康さんの一皮むけてすがすがしい現在。どれもきれいにまとまってた。
しかし一方刀剣男士。
村正組はみほとせからの引き続きで徳川家にお仕え中。そんで歴史の流れの中で正史に従ってこのを去った、ことになったので離れたところに身を隠しているという設定の4人の代わりに新男士がやってくる。うち二人は今回のキーパーソン結城秀康にゆかりの御手杵と仲良しの籠手切江。残り二人は明石国行と鶴丸。鶴丸はつはものの時の髭切よろしく三日月の代弁者的ポジションで、歴史改変とその陰で暗躍する三日月を語る。明石の立ち位置は……今一つよくわからない。
いままでの刀ミュの話って改変された時代の関係者+無関係で観客代わりに説明される役って感じでなんやかや6人に感情的なつながりがあって、それが遡行軍との戦いの中で動いて変化していくのが良かったのですが、今回はなんかみんなバラバラなままでキャラの成長とかも、村正以外はあんまり見えなかったなあといった感じで、正直あんまりおもしろくなかった…。新キャラもとりあえず今回は顔見せだけで詳しいことはまた次回って感じでつなぎっぽいんだよなあ。今回はチケット全然取れなくて配信でしか見てないから余計そう思うのかもしれず。
まあ次回以降出てくるならお歌のレッスン頑張ってくだされ。特に御手杵の中の人はエーステの誉さんですし。誉さん歌上手設定のキャラなので。ゲームの冬組は歌レベル高いはずなので某丞さんみたいにガタ落ちさせるのは勘弁してくださいましな。
そんなこんな。次の新作はチケット取れるといいなー!
@日生劇場。ソワレ。2F上手側サイドの、舞台に出っ張ってるあたりの席。こんなとこ座ったの初めて~。上手袖付近は少し見切れるけれど舞台近い!
原作小説「マンハッタンの怪人」も読んで予習ばっちりで行ってきましたーw 私が四季にはまった時にはすでに伝説になっていた市村ファントムのその後の姿が見られるとかなんかもう未練を成仏させるたんにだけ行ったというか、そんな感じ。
というわけであんまり期待値上げずに行ったんですが、そのせいか割と面白かったです。主な舞台はファントムが設計に携わった遊園地ということで、演出が目に楽しい。舞台上に鉄橋を渡して芝居とか上下移動も多そうで、役者さん大変だったろうなーとか思ったり。
ストーリーは、ただでさえ薄い小説の主要人物を3人(主な語り手の記者・弁護士とファントムの腹心)を省いてさらに簡略化。腹心役はマダムジリー&メグが担います。なのでメグが結構かわいそうな境遇に……。オチは小説と一緒でした。あう。
音楽は新曲はあまり記憶に残る感じがない。ところどころオペラ座のフレーズや曲が挟まってくるのにハッとさせられる。聞き込んだ回数の差もあると思うけど、ALWパワー落ちたんじゃないのー。
何回か聞けば勝るとも劣らない名曲に聞こえるかしら~。
キャスト雑感:
市村ファントムは、「市村さんのファントムだなあ!」というもうほんとそれに尽きる。擦り切れるほど聞いたCDのイメージの怪人が命からがら逃げ延びて、新しく居場所を得て、いろいろ削げ落ちて枯れたものもあるけれど、その分妄執と躁鬱具合が強まっている感じ。こわいこわい。
Wキャストの鹿賀さんが体調崩してお休みの分も代理で出たりして、体力的にも大変だろうに、情感豊かなファントムでした。市村さん元気だなー。
濱田クリス、濱田さんというとおきゃんとか破天荒とか男勝りとかそういうイメージで、芯の強さはあっても基本「なよなよ」のクリスティーヌ大丈夫かと思いましたが、意外とあり。10年経って芸能界的に揉まれたり、ダメ化した旦那の面倒見たり、母となったりで鍛えられたんだなーと想像の許容範囲の強さでした。
田代ラウルは、やっぱりファントム・クリスと並ぶと「若いなー」という印象が。クリスが姉さん女房みたいだった。しかも設定でずいぶんとダメ男になっていて(賭博で身代つぶして、勝手に劣等感に苛まれる飲んだくれ)、人は変わるものとはいえ、オペラ座のあの颯爽とした子爵様はどこへ行ったのー(T_T)と悲しくなっちゃうレベル。原作では、息子が自分の子じゃないと知ったうえでそれでもいいお父さんになろうとする包容力キャラだったのに。。。
しょーむないメッキのはがれた小物キャラ、という役どころにはしっくりきてたからいいのかなあ。
ジリー母娘はもう、話の都合でポジション入れ替わってるから仕方ないんだけどさあ……。「全財産をぽっと出の息子に譲るなんて、今まで私たちのしてきた苦労が水の泡よ! 許さないわ!」ってキャラになっちゃうのは悲しすぎる。。。さらにその過程でメグは体売ったみたいな仄めかしもあるし、どんだけメグどん底に落とされるのか。
対照的な境遇のクリスとメグ、というシチュはドラマティックではあるけど、あまり好みではなかった…。それはそれとしてダンス上手くてかわいかったけど。
Wキャストだし、もし良かったら見てないキャスト日で買い足すかなとも思ったけど、まあいいや……。
原作小説「マンハッタンの怪人」も読んで予習ばっちりで行ってきましたーw 私が四季にはまった時にはすでに伝説になっていた市村ファントムのその後の姿が見られるとかなんかもう未練を成仏させるたんにだけ行ったというか、そんな感じ。
というわけであんまり期待値上げずに行ったんですが、そのせいか割と面白かったです。主な舞台はファントムが設計に携わった遊園地ということで、演出が目に楽しい。舞台上に鉄橋を渡して芝居とか上下移動も多そうで、役者さん大変だったろうなーとか思ったり。
ストーリーは、ただでさえ薄い小説の主要人物を3人(主な語り手の記者・弁護士とファントムの腹心)を省いてさらに簡略化。腹心役はマダムジリー&メグが担います。なのでメグが結構かわいそうな境遇に……。オチは小説と一緒でした。あう。
音楽は新曲はあまり記憶に残る感じがない。ところどころオペラ座のフレーズや曲が挟まってくるのにハッとさせられる。聞き込んだ回数の差もあると思うけど、ALWパワー落ちたんじゃないのー。
何回か聞けば勝るとも劣らない名曲に聞こえるかしら~。
キャスト雑感:
市村ファントムは、「市村さんのファントムだなあ!」というもうほんとそれに尽きる。擦り切れるほど聞いたCDのイメージの怪人が命からがら逃げ延びて、新しく居場所を得て、いろいろ削げ落ちて枯れたものもあるけれど、その分妄執と躁鬱具合が強まっている感じ。こわいこわい。
Wキャストの鹿賀さんが体調崩してお休みの分も代理で出たりして、体力的にも大変だろうに、情感豊かなファントムでした。市村さん元気だなー。
濱田クリス、濱田さんというとおきゃんとか破天荒とか男勝りとかそういうイメージで、芯の強さはあっても基本「なよなよ」のクリスティーヌ大丈夫かと思いましたが、意外とあり。10年経って芸能界的に揉まれたり、ダメ化した旦那の面倒見たり、母となったりで鍛えられたんだなーと想像の許容範囲の強さでした。
田代ラウルは、やっぱりファントム・クリスと並ぶと「若いなー」という印象が。クリスが姉さん女房みたいだった。しかも設定でずいぶんとダメ男になっていて(賭博で身代つぶして、勝手に劣等感に苛まれる飲んだくれ)、人は変わるものとはいえ、オペラ座のあの颯爽とした子爵様はどこへ行ったのー(T_T)と悲しくなっちゃうレベル。原作では、息子が自分の子じゃないと知ったうえでそれでもいいお父さんになろうとする包容力キャラだったのに。。。
しょーむないメッキのはがれた小物キャラ、という役どころにはしっくりきてたからいいのかなあ。
ジリー母娘はもう、話の都合でポジション入れ替わってるから仕方ないんだけどさあ……。「全財産をぽっと出の息子に譲るなんて、今まで私たちのしてきた苦労が水の泡よ! 許さないわ!」ってキャラになっちゃうのは悲しすぎる。。。さらにその過程でメグは体売ったみたいな仄めかしもあるし、どんだけメグどん底に落とされるのか。
対照的な境遇のクリスとメグ、というシチュはドラマティックではあるけど、あまり好みではなかった…。それはそれとしてダンス上手くてかわいかったけど。
Wキャストだし、もし良かったら見てないキャスト日で買い足すかなとも思ったけど、まあいいや……。
人気があることは仄聞していましたが、原作に手を出していなかったので、横目でスルーだったのですが、アニメ始まって見てみたら結構楽しかったので、舞台にも手を出す決心がついた次第。おっそろしい倍率らしいチケットをなんとか手に入れて今度の新作も見に行けることになりました! ビギナーズラックというやつか!
その昔私に「シャカリキ!」を布教してくれた友人が一足先に似たようなルートで手を出していて、今度の舞台見に行くなら予習にどうぞ、とDVD貸してくれてたので、雪で外にも出られないことだし、引きこもって観てましたー。
いやあすごいね! シャトナーさんの演出は銀英伝の1作目で観たきりですが、あれはまだまだぬるかったんだなあ。
ごくシンプルなセットと小道具で、自転車レースの再現するのすごい! 持ってるのほぼハンドルだけだし、横方向の移動とか平気でしてるのに、自転車で走りながら前に進みつつ寄せてきた! ってちゃんと見える。すげー。キャストの皆さんも乗ってるシーンはほぼ中腰で足踏みマラソン状態だし、メインキャストがモブも兼役(女子キャラもだ!)だしでフル回転。
これは体力要るわー。公演数が少ないのも仕方ないッちゃ仕方ないのかなー。キャスト交代もちょくちょくあるみたいだしね。
ヒメヒメの曲はアニメとは違うのね。でもダンスかわいいw ていうか客席も踊るのかw; 覚えねば(汗
ものすごくざっくりキャスト雑感:
鳴子君と田所さんの声がアニメにそっくりでびっくりした。舞台の方が先のはずだから、アニメのほうが寄せてきたのかね。
村井坂道は、原作のほわんとした雰囲気合っていいね。戦国鍋から知って、こないだの真田十勇士も観たけど、器用な役者さんやね。
鈴木荒北は、一番びっくりした。信蘭の蘭ちゃんだよね(汗 歌声聞くと確かに鈴木君だーと思うんだけど、演技してるときはたまに疑ってしまう(髪型も顔見えづらいし)wあんな荒くたいキャラもやれるんだねー。素晴らしい。
村田御堂筋:アレを3Dにできるってホントすごい。あの人外っぽさがきちんと再現されている! 写真見たときも再現度すげえというか再現できることに驚いたけど、動いてるとこ観て「2次元の世界からようこそ」って思ったわ。マジすごい。
熱血あり、笑いありで円盤でも楽しかった! 来月のナマ舞台がますます楽しみー♪
その昔私に「シャカリキ!」を布教してくれた友人が一足先に似たようなルートで手を出していて、今度の舞台見に行くなら予習にどうぞ、とDVD貸してくれてたので、雪で外にも出られないことだし、引きこもって観てましたー。
いやあすごいね! シャトナーさんの演出は銀英伝の1作目で観たきりですが、あれはまだまだぬるかったんだなあ。
ごくシンプルなセットと小道具で、自転車レースの再現するのすごい! 持ってるのほぼハンドルだけだし、横方向の移動とか平気でしてるのに、自転車で走りながら前に進みつつ寄せてきた! ってちゃんと見える。すげー。キャストの皆さんも乗ってるシーンはほぼ中腰で足踏みマラソン状態だし、メインキャストがモブも兼役(女子キャラもだ!)だしでフル回転。
これは体力要るわー。公演数が少ないのも仕方ないッちゃ仕方ないのかなー。キャスト交代もちょくちょくあるみたいだしね。
ヒメヒメの曲はアニメとは違うのね。でもダンスかわいいw ていうか客席も踊るのかw; 覚えねば(汗
ものすごくざっくりキャスト雑感:
鳴子君と田所さんの声がアニメにそっくりでびっくりした。舞台の方が先のはずだから、アニメのほうが寄せてきたのかね。
村井坂道は、原作のほわんとした雰囲気合っていいね。戦国鍋から知って、こないだの真田十勇士も観たけど、器用な役者さんやね。
鈴木荒北は、一番びっくりした。信蘭の蘭ちゃんだよね(汗 歌声聞くと確かに鈴木君だーと思うんだけど、演技してるときはたまに疑ってしまう(髪型も顔見えづらいし)wあんな荒くたいキャラもやれるんだねー。素晴らしい。
村田御堂筋:アレを3Dにできるってホントすごい。あの人外っぽさがきちんと再現されている! 写真見たときも再現度すげえというか再現できることに驚いたけど、動いてるとこ観て「2次元の世界からようこそ」って思ったわ。マジすごい。
熱血あり、笑いありで円盤でも楽しかった! 来月のナマ舞台がますます楽しみー♪
激戦の中を奇跡的に抽選で確保できました! 銀劇ありがとう! 手数料も発券手数料だけなんて、なんてお財布に優しい…! 2階の端っこですが奇跡的に確保できましたので行ってきますー(*´∀`)
過去作はこれからDVDで見るよー♪
昔シャカリキが好きだった友人がやっぱりアニメ化でペダルハマリしてて、類友ってやつね…w(同じ道をたどっている)とぬるく笑ってしまいましたw
原作はいっそ電子書籍買っちゃ廊下どうしようか思案中。単行本を買う金はともかく置き場所が…(;´∀`)
過去作はこれからDVDで見るよー♪
昔シャカリキが好きだった友人がやっぱりアニメ化でペダルハマリしてて、類友ってやつね…w(同じ道をたどっている)とぬるく笑ってしまいましたw
原作はいっそ電子書籍買っちゃ廊下どうしようか思案中。単行本を買う金はともかく置き場所が…(;´∀`)
公式ツイッター画像

わーい。再演嬉しい(*´∀`)
キャストの若手陣は何人か入れ替わっていそうだけど、最悪佐助変わってもいいからハナちゃんは変わらないで欲しいな!
しかしもう来年の年明けの話か…。
先のことだと思っててもあっという間なんだろうなー(;・∀・)
わーい。再演嬉しい(*´∀`)
キャストの若手陣は何人か入れ替わっていそうだけど、最悪佐助変わってもいいからハナちゃんは変わらないで欲しいな!
しかしもう来年の年明けの話か…。
先のことだと思っててもあっという間なんだろうなー(;・∀・)
@青山劇場。ソワレ。初日~~♪
去年の夏からチケット取ってわくわくして、やっとこの日です! 長かったけど早かった!
前日に公開ゲネがあって、感想とかちらちら漏れてて、上演時間3時間20分とか、パンフがA3サイズで3000円とか、それどこの新感線w;と覚悟だけは完了していきましたが(開演18:30でその時間だったら終わるのほぼ22時…)、長さが(そんなには)気にならない笑い沢山の面白舞台でした。まあ青劇は椅子もそんなに硬くないしねw
ちなみにパンフはフツーにでかいだけの東宝パンフな感じ。TBS関連舞台だと値段の割に装丁凝ってるな!というのが多かったので(VIFとか赤真田とか)期待しましたが、日テレそっち方面には資金入れてないのかな。ケチw 一応パンフにちゃんとロゴ入りのビニール袋ついてましたが、パンフ3000円+サービスでビニバ、というよりパンフ2700円+ビニバ300円(セット売りのみ)みたいな感じなのかなあと勘ぐってみたり。まあ買ったけどね。
で、肝心の舞台の方はというと。なんというか豪華なヒーローショー。Gロッソでやるあれを超超豪華にした感じ。特撮出身者も多いしなw
シナリオは「何が嘘で何が本当か」「嘘をホントにしちまえばいい」とか冒頭で佐助が言うので、一瞬、表裏虚実が入れ代わり立ち代わり横滑り三回ひねり気が付いたらオチ、みたいなジェットコースター感を期待したら、そんなのとはこれぽっちも縁のない、わかりやすい少年漫画でした。
淀様が手紙をもらった時点でネタは割れるし、徳川家康は「悪役」。赤真田のように、「より大きな展望から信念のもとに豊臣を滅ぼそうとしている」とかそっち側の事情というのを語ったりしないので、単に「敵」。しかも映像だけでスクリーンに顔大写しとか、まさに悪の幹部の巨大化状態w
セリフの言葉遣いは時代劇言葉がベースだけど耳にするする入っていい感じ。変な言葉遣いで引っかかったりしなくてよい。
映像畑の人の演出だけあって、映像は背景・前景・特殊効果に使いまくり。流行りのプロジェクションマッピングとか、CGの大阪城で場所説明とか、決戦時の軍勢表現などなどふんだんに盛られてました。冒頭、幸村が佐助にいろいろ説明するくだりで「たまたま」うまくいって、みたいな話をするときに「たまたま」の文字がだんだん大きくなっていくのはバラエティー番組のテロップくさい。TVの特番で自慢してた合戦図屏風の足軽動かしました~てのは実際見るとあまり感動ないかなー。残念。一番いいと思ったのは大阪城内の評定のシーンで発言者の名前がスクリーンに出るところでしたw
んで舞台作品でこんだけ映像てんこ盛りにするとうすっぺらーい、平べったい感じでつまらなくなりがちなものですが、客席通路使う出入りや忍者3人のフライングやらで立体感を出してうまくバランスしてたかなーという印象。前方席だったのであっち向いたりこっちむいたりなかなか忙しいw
赤真田の悲壮感たっぷりなラストに比して、こちらはさらっと明るい幕切れ。幸村も、忍者二人と根津以外の勇士は櫛の歯が欠けるように死んでいるのにあまり印象に残らないw; 幸村と淀様のシーンとか泣けてもおかしくないのになんかな…。そこを塗りつぶすラブコメ具合でした。良くも悪くも後を引かないね。
赤真田が十勇士といいつつ幸村様物語だったのに対して、こちらはまさしく十勇士(のうちの佐助)の物語でしたねー。
カテコ3回。最後はスタオベでご挨拶はなし。初日なのにと思ったけど、まあロビー出て時計みたら9:55だったし仕方ないかw;
キャスト雑感。
中村佐助:さすがの勘九郎。やっぱ芝居上手いわー。というかなんかもう芝居の緩急のリズムがしっかりしててぶれないから、そこに乗っかって観てられると気持ちいいね。スポットあたってないときの脇の小芝居とかも楽しいしw 出ずっぱりで動きまくりの役なので、あとはもうほんと体調にだけは気を付けていただきたいところ。
ただ、そのぶれない感のせいか、誰に対しても何に対してもドライなキャラなんだなーという印象。なんかね。
松坂才蔵:お調子者佐助と対照的にクールで真面目でちょっとシンケン殿っぽいキャラかと思いきや、自分の色男ぶりをきっちりわかってアピールしたりする愉快なあんちゃんでしたw もうOPからして「あなたの霧隠才蔵です(きらーん)」と決めポーズキメキメなんだもんw 照れずにこんな芝居もできるようになるなんて成長したね…。
最初のポスターの埃っぽい感じとは打って変わってサラサラロン毛のハーフアップを高い位置で結んで、黒と銀と白基調のシックな衣装でかっこよかったす☆ 殺陣もがんばった。…初殺陣ということでまあ。
こちらも出番の多さは佐助に次ぐと思われるので、怪我には気をつけて頑張っていただきたい。
真矢淀君:薙刀振り回す殺陣もやっちゃうオトコマエな淀様でしたー。新鮮。しかしいつもジョジョ立ちを決めようとして微妙に決まらない!みたいな立ち姿はなんなんだろう。ヅカ流? シリアスな場面でも笑ってしまうじゃないかw;
加藤鎌之助:加藤さんの芝居観るの初めてでしたがかっこいいな! 赤真田の松田鎌之助といい、このキャラはフェロモン系の男前がやるというお約束でもあるのかw 声は良く通るし、殺陣の腰の落ち付きっぷりも歴戦の雰囲気を醸し出してていいわー。アクションキレキレだし。これで洋物はどう化けるのか、レディ・ベスも楽しみになりましたw
村井六郎:かわいいw メガネっこ。戦国鍋の時も器用にいろんなキャラ演じ分けてるなーと思ってましたが、六郎もキャラ立ってていいね。出てくるの遅くて一番最初に討死しちゃうけど、そろばん上手のおかんキャラで、剣はからっきしながらも十勇士に入りたがったり、幸村様のヨメかってくらいよき理解者してたりおいしい。
石垣くん:すげえ。クモ男イメージだそうですが、ずっと腰を曲げて片手を後ろにあげた苦しそうな体勢で、不気味っぽいキャラを好演。ギャバン映画のときもだけどほんとに体張りまくりでアクションしてるね~。怪我には気をつけて欲しいですほんと。
比嘉ほたる:うん。よくがんばった。声でてねーなーとか顔だけじゃなくて体で芝居してーとか思うところもないでもなかったけど。うん。がんばれ。フライングの時、回転がなかなか進まなくて一生懸命回って、降りたところで佐助に「疲れてるね」とツッコマれて、「つかれたー」といかにも疲れた風にしたのはアドリブだったのかなあw; アドリブで出たんだったらちょっと拍手w
しかしみなさん畑が違うから演技の傾向も異種格闘技。場面によってストプレと歌舞伎の空気感とかがちぐはぐな印象無きにしも非ず。ストプレ組もなんちゃって時代劇と本格時代劇といる感じだし。ここらへんもう少しこなれてくれるといいかなあ。
とりあえず、ざっくり。また来週いってきまーすw
去年の夏からチケット取ってわくわくして、やっとこの日です! 長かったけど早かった!
前日に公開ゲネがあって、感想とかちらちら漏れてて、上演時間3時間20分とか、パンフがA3サイズで3000円とか、それどこの新感線w;と覚悟だけは完了していきましたが(開演18:30でその時間だったら終わるのほぼ22時…)、長さが(そんなには)気にならない笑い沢山の面白舞台でした。まあ青劇は椅子もそんなに硬くないしねw
ちなみにパンフはフツーにでかいだけの東宝パンフな感じ。TBS関連舞台だと値段の割に装丁凝ってるな!というのが多かったので(VIFとか赤真田とか)期待しましたが、日テレそっち方面には資金入れてないのかな。ケチw 一応パンフにちゃんとロゴ入りのビニール袋ついてましたが、パンフ3000円+サービスでビニバ、というよりパンフ2700円+ビニバ300円(セット売りのみ)みたいな感じなのかなあと勘ぐってみたり。まあ買ったけどね。
で、肝心の舞台の方はというと。なんというか豪華なヒーローショー。Gロッソでやるあれを超超豪華にした感じ。特撮出身者も多いしなw
シナリオは「何が嘘で何が本当か」「嘘をホントにしちまえばいい」とか冒頭で佐助が言うので、一瞬、表裏虚実が入れ代わり立ち代わり横滑り三回ひねり気が付いたらオチ、みたいなジェットコースター感を期待したら、そんなのとはこれぽっちも縁のない、わかりやすい少年漫画でした。
淀様が手紙をもらった時点でネタは割れるし、徳川家康は「悪役」。赤真田のように、「より大きな展望から信念のもとに豊臣を滅ぼそうとしている」とかそっち側の事情というのを語ったりしないので、単に「敵」。しかも映像だけでスクリーンに顔大写しとか、まさに悪の幹部の巨大化状態w
セリフの言葉遣いは時代劇言葉がベースだけど耳にするする入っていい感じ。変な言葉遣いで引っかかったりしなくてよい。
映像畑の人の演出だけあって、映像は背景・前景・特殊効果に使いまくり。流行りのプロジェクションマッピングとか、CGの大阪城で場所説明とか、決戦時の軍勢表現などなどふんだんに盛られてました。冒頭、幸村が佐助にいろいろ説明するくだりで「たまたま」うまくいって、みたいな話をするときに「たまたま」の文字がだんだん大きくなっていくのはバラエティー番組のテロップくさい。TVの特番で自慢してた合戦図屏風の足軽動かしました~てのは実際見るとあまり感動ないかなー。残念。一番いいと思ったのは大阪城内の評定のシーンで発言者の名前がスクリーンに出るところでしたw
んで舞台作品でこんだけ映像てんこ盛りにするとうすっぺらーい、平べったい感じでつまらなくなりがちなものですが、客席通路使う出入りや忍者3人のフライングやらで立体感を出してうまくバランスしてたかなーという印象。前方席だったのであっち向いたりこっちむいたりなかなか忙しいw
赤真田の悲壮感たっぷりなラストに比して、こちらはさらっと明るい幕切れ。幸村も、忍者二人と根津以外の勇士は櫛の歯が欠けるように死んでいるのにあまり印象に残らないw; 幸村と淀様のシーンとか泣けてもおかしくないのになんかな…。そこを塗りつぶすラブコメ具合でした。良くも悪くも後を引かないね。
赤真田が十勇士といいつつ幸村様物語だったのに対して、こちらはまさしく十勇士(のうちの佐助)の物語でしたねー。
カテコ3回。最後はスタオベでご挨拶はなし。初日なのにと思ったけど、まあロビー出て時計みたら9:55だったし仕方ないかw;
キャスト雑感。
中村佐助:さすがの勘九郎。やっぱ芝居上手いわー。というかなんかもう芝居の緩急のリズムがしっかりしててぶれないから、そこに乗っかって観てられると気持ちいいね。スポットあたってないときの脇の小芝居とかも楽しいしw 出ずっぱりで動きまくりの役なので、あとはもうほんと体調にだけは気を付けていただきたいところ。
ただ、そのぶれない感のせいか、誰に対しても何に対してもドライなキャラなんだなーという印象。なんかね。
松坂才蔵:お調子者佐助と対照的にクールで真面目でちょっとシンケン殿っぽいキャラかと思いきや、自分の色男ぶりをきっちりわかってアピールしたりする愉快なあんちゃんでしたw もうOPからして「あなたの霧隠才蔵です(きらーん)」と決めポーズキメキメなんだもんw 照れずにこんな芝居もできるようになるなんて成長したね…。
最初のポスターの埃っぽい感じとは打って変わってサラサラロン毛のハーフアップを高い位置で結んで、黒と銀と白基調のシックな衣装でかっこよかったす☆ 殺陣もがんばった。…初殺陣ということでまあ。
こちらも出番の多さは佐助に次ぐと思われるので、怪我には気をつけて頑張っていただきたい。
真矢淀君:薙刀振り回す殺陣もやっちゃうオトコマエな淀様でしたー。新鮮。しかしいつもジョジョ立ちを決めようとして微妙に決まらない!みたいな立ち姿はなんなんだろう。ヅカ流? シリアスな場面でも笑ってしまうじゃないかw;
加藤鎌之助:加藤さんの芝居観るの初めてでしたがかっこいいな! 赤真田の松田鎌之助といい、このキャラはフェロモン系の男前がやるというお約束でもあるのかw 声は良く通るし、殺陣の腰の落ち付きっぷりも歴戦の雰囲気を醸し出してていいわー。アクションキレキレだし。これで洋物はどう化けるのか、レディ・ベスも楽しみになりましたw
村井六郎:かわいいw メガネっこ。戦国鍋の時も器用にいろんなキャラ演じ分けてるなーと思ってましたが、六郎もキャラ立ってていいね。出てくるの遅くて一番最初に討死しちゃうけど、そろばん上手のおかんキャラで、剣はからっきしながらも十勇士に入りたがったり、幸村様のヨメかってくらいよき理解者してたりおいしい。
石垣くん:すげえ。クモ男イメージだそうですが、ずっと腰を曲げて片手を後ろにあげた苦しそうな体勢で、不気味っぽいキャラを好演。ギャバン映画のときもだけどほんとに体張りまくりでアクションしてるね~。怪我には気をつけて欲しいですほんと。
比嘉ほたる:うん。よくがんばった。声でてねーなーとか顔だけじゃなくて体で芝居してーとか思うところもないでもなかったけど。うん。がんばれ。フライングの時、回転がなかなか進まなくて一生懸命回って、降りたところで佐助に「疲れてるね」とツッコマれて、「つかれたー」といかにも疲れた風にしたのはアドリブだったのかなあw; アドリブで出たんだったらちょっと拍手w
しかしみなさん畑が違うから演技の傾向も異種格闘技。場面によってストプレと歌舞伎の空気感とかがちぐはぐな印象無きにしも非ず。ストプレ組もなんちゃって時代劇と本格時代劇といる感じだし。ここらへんもう少しこなれてくれるといいかなあ。
とりあえず、ざっくり。また来週いってきまーすw
@日生劇場。マチネ。
日生劇場久しぶり~~! 久しぶりに石丸さんの歌声が聴きたくなって、12月は少し日程に余裕あるし~と思って取ったのでした。まあふたを開けたらいつものありさまで何やかやと遊び歩くことになるわけですがw;
入口に満席御礼の札が立ってました。半沢効果かなあw
日本初演ということでまずは様子見でA席。なので二階のセンターブロック上手端っこ。日生の二階は決して傾斜がゆるすぎるわけではないのですが、椅子の配置が千鳥になってなくて、なおかつ前はカップルだったんですが、背の高い男性が前の席に座ってたので、視界快適とはいかず。。。 なんかこういう「二人連れのでかいほうが私の前に座る」率、なにげに高い気がする。呪われてるのかw;
それから嬉しい偶然も。席でぼけっと座ってたら、横を見たような顔が! …高校時代の友人でしたw 世間て狭い。あちらはお連れさんと一緒だったのでゆっくり旧交を温めるまではいかなかったですが、元気そうな顔を見られてちょっと嬉しかった。
原作は大昔に子供向けの「岩窟王」読んだきりじゃないかな。なので色々あいまい。でもメインの皆さん大体歌うまいし(劇団四季の同窓会みたいになってるけどw)そもそもデュマの原作が波乱万丈してて楽しいので、楽しめましたです。
以下ネタバレ雑感。
日生劇場久しぶり~~! 久しぶりに石丸さんの歌声が聴きたくなって、12月は少し日程に余裕あるし~と思って取ったのでした。まあふたを開けたらいつものありさまで何やかやと遊び歩くことになるわけですがw;
入口に満席御礼の札が立ってました。半沢効果かなあw
日本初演ということでまずは様子見でA席。なので二階のセンターブロック上手端っこ。日生の二階は決して傾斜がゆるすぎるわけではないのですが、椅子の配置が千鳥になってなくて、なおかつ前はカップルだったんですが、背の高い男性が前の席に座ってたので、視界快適とはいかず。。。 なんかこういう「二人連れのでかいほうが私の前に座る」率、なにげに高い気がする。呪われてるのかw;
それから嬉しい偶然も。席でぼけっと座ってたら、横を見たような顔が! …高校時代の友人でしたw 世間て狭い。あちらはお連れさんと一緒だったのでゆっくり旧交を温めるまではいかなかったですが、元気そうな顔を見られてちょっと嬉しかった。
原作は大昔に子供向けの「岩窟王」読んだきりじゃないかな。なので色々あいまい。でもメインの皆さん大体歌うまいし(劇団四季の同窓会みたいになってるけどw)そもそもデュマの原作が波乱万丈してて楽しいので、楽しめましたです。
以下ネタバレ雑感。
まず冒頭はナポレオン失脚後のフランス情勢をざっと紗幕に字幕投影で説明。ナレーションが欲しかったです(目が悪い)。
それから溌剌としたさわやか青年エドモン・ダンテスの自己紹介。船乗り、ということで可動セットに乗って登場~。この可動セットが二基だかあって、これが街路や船やもろもろメインのセットをあれこれ作る感じ。奥のほうにスクリーンで背景。あと、背の高い階段やら、牢獄の独房のセットやら、目玉シーン用のセットもあって、目に楽しい。
曲はおおらかでキャッチー。とても安心して聴ける感じ。Chessの凝り凝りの曲の後に聞くとちょっとホッとするねw;
そしてダンテスと麗しのメルセデスのにぎやかな婚約披露パーティーの席で、ダンテスの運命は急転直下。陰謀により「死ぬ時が出るとき」のシャトー・ディフの牢獄送り。
で、ひとしきり苦悩して、首をくくろうかとしたところにファリア神父登場~。二人で脱獄計画を練りねり。ここはダンテスが神父にいろいろ習ったり、ダンテスが陥れられたんじゃないのかということに気付かされたり(ダンテスってちょろすぎるだろ…)、財宝の話聞いたりと重要イベントが多いんだけど…ちょっと尺長いような。神父が村井さんでこの後出番なくなるから?w;
そして伝えることをすべて伝えて神父が先に自由になると、その遺体と入れ替わって脱出! 脱出シーンは宙乗り! 天井から袋詰め状態の丸ちゃんが下がってきて、袋をばりっと裂いて水面に向かって泳ぐ…をちゃんと空中でやるのね。なんかびっくりした; リトルマーメイドの向こうを張ってみたとかかしら(人魚観てないのでテキトー)。
一方、メルセデスはダンテスの無実を信じて帰りを待ち続けていたが、嘘のダンテス死亡のお知らせにずっと彼女を狙っていた従兄弟のモンデゴのもとに嫁いでしまう。
脱出したところを海賊船に拾われて、腕っぷしと容姿で女船長に認められ、また、海賊の中から生涯の親友をゲット。神父の遺言に従ってモンテ・クリスト島に赴き、財宝を手に入れる。海賊に連れてってもらったのによく殺されて海賊に持っていかれなかったよなあとか思ったりw; 濱田さんの女海賊はかっこよかったす。
「この金で正義を買うのだ!」と高らかに宣言したところで一幕終わり。
こうしてみると結構詰め込まれているのね…。見てるときはなんかのぺーーっと話が進んでいくだけという感じだったけど。
二幕は、意に染まぬ結婚をしたメルセデスの家庭から。一人息子がカーニバル行きたいとせがむのへ、「お父さんがいいって言ったらね」とあしらうメルセデス。そこへ飲んだくれのモンデゴ帰宅。一家は借金はあるし旦那は放蕩してるし、息子はあほっぽいしであまり幸せではない様子。皆さん服装はそれなりに貴族っぽく(ただの船乗りの庶民ではない風)なっているが、結婚から今に至るまでの紆余曲折はばっさりカット(原作はいろいろろくでもないんだよね確か)。なので「ああ、船乗りから出世してそれなりに儲かったんだねー」と脳内補完。
で、カーニバルにのこのこ出かけて怖い目にあったメルセデス息子を助けて恩を売って、パリの社交界デビューを図るダンテス。ちなみに実はやらせで、息子を襲ったのが海賊一味でしたと。これを最後に海賊とは手を切るわけですが、ちょっと未練ありげな海賊さんかわいかったす。
そして、パリの目抜き通りにでかい屋敷を構えて社交雀にいいだけ餌を与えて、かつて自分の欲からダンテスを陥れた3人にそれぞれの欲を刺激して身の破滅をもたらすダンテス。守銭奴には株をつかませて計画倒産、卑怯な検事はなにか告発して地位剥奪、飲んだくれのモンデゴは伯爵の金で遊んでるつもりが全部自分の身に降りかかって借金まみれ。
なんだけど。。。
…一幕あれだけためた割にこれがかなりあっさりで拍子抜け。エリザの悪夢のシーン思い出したw; いや、そんなねちねちやるものでもないかもしれんが。
で、モンデゴの息子さんがだまされた! 家名を汚された! 伯爵と決闘だ!と息巻いて母が止めるのも聞かず早朝の郊外の森で決闘。
ここで自分を裏切ったメルセデスにも復讐、って思ってれば容赦なく息子を撃ち殺しただろうけど、息子の婚約者が体を張って恋人をかばう姿にほだされたのか、空に向けて弾丸を放つダンテス。命が助かったことに意気揚々と去っていく若い二人とそれを見送る伯爵、っていう図でちょっとオペラ座のラスト思い出した。
それにしてもこの息子の婚約者役の女優さんが大根で…。ダンテスに「あなたには人の心がわからないの?!」的に迫っていくところがものすごくうざい。そもそも青臭くてウザいセリフなのだが下手に読まれてウザさ3倍増しwww もう二人まとめて撃っちゃえばいいのにと思ったのは割と内緒だw
そして朝日の中でひとしきり復讐を終えたし、前向きに生きようかってなったところでメルセデス登場。「あの人と別れてきたわ!」。
――えっ。
しっかりと抱き合う二人。
――え? え? なにこの大団円な空気w;
観ながら焦ったところへモンデゴ登場でひとしきり立ち回りがあったりするんだけど、結局モンデゴ死亡であとくされなく元鞘に戻りましたー!
めでたしめでたし!
で幕。
…なんというか「あれ、こんな話だったっけ」がまず最初の感想。長い話なのではしょられるのは仕方ないと思うけど、はさみの入れ方はそこでいいの? という気がものすごく。
メルセデスも意外と要領のいい女だな(^^; モンデゴに金目当てだと罵られていたがダンテスはそんなこと思わなかったのか、メルセデスならそれでもいいと思ったのか。
まあ、それでダンテスが幸せならいっか、と丸ちゃんの笑顔に思ったのでした。 そんなこんな。
月末にもっかい観に行くけど、どう育つか期待したい感じです。山田君仕事しろ…。
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@国際フォーラムCホール。ソワレ。
しばらくあっきーがらみの公演は観に行くたび雨だったので、今日はお天気良くてよかった!
この時期観たい公演が重なるしー、しかもお値段5桁のやつばっかりだしー、とせこくA席を買ったので二階後方。でも15列目でも実質6列目なので意外と舞台が近い。座席表よく見てなかったんだけど二階席の左右の張り出しが1~9なのかな。
初日の夜だったけど、一階はだいぶ埋まっていたものの、二階は私の居たあたりは人間より空席のほうが多かった。平日の夜だっていうのもあるだろうけど、割引やらアフターイベントやらいろいろやってたから入りは渋い感じだったのだろうかなー。短期間でリピートもなあと思ったけど、金曜のソワレでもあったら割引なら行ってもいいなーくらいには思っていたのに、そこ無いんだよね~。何の都合だろう。
コンサートという体裁なのでオーケストラの皆さんは舞台上。舞台手前にちょっとしたセットがあって、シンガーの皆さんはここで歌っていくわけですが、衣装もあるし、ダンスもあるし、なんかもうほとんど舞台でいいじゃんみたいなコンサートでした。
いつぞやの来日エリザコンを思い出したわー。
ストーリーは、チェスの国際試合に仮託された東西冷戦とそれにまつわる人間模様。現在のチャンピオンはアメリカ人(フレディ)、挑戦者はソビエト人(アナトリー)。アメリカ人チャンピオンのセコンドは亡命してきたポーランド人女性(フローレンス)。彼女がソビエト人と恋におち、彼はイギリスに亡命。しかし、翌年の世界大会で新たなソビエト人チャンピオンに挑戦され、八百長試合をするか、ソビエトに帰るかするよう持ちかけられる。取引の条件は、死んだと思われていたフローレンスの父親の身柄(シベリア送りになっているとのこと)をフローレンスに返すというもの。
アナトリーは悩んだ末、試合には勝利し、妻子の待つソビエトに帰ることになる。
一人取り残されるフローレンスに、追い打ちのように、アメリカ側の役人が、父親のことも空手形の可能性が高いことを告げる。フローレンスの「所詮私たちも駒に過ぎない」みたいなセリフで締め。
…く、くらい。そして幕の後、なんともやり場のない感情がもやもやする感じです。これがフローレンスの感情かなー。
しかしフローレンスはもう少し男を見る目を養った方がいいw;
冷戦とか亡命とかなんだか懐かしい。子供のころはまだベルリンの壁壊れてなかったので、バレエとかスケートの漫画(大体ソビエト人が出てくるか舞台がソビエト)にちょくちょく亡命ネタがあったりしてたのを思い出したw;
ABBAというとマンマ・ミーアくらいしか知らないので、もっとポップでキャッチ―な感じかと思っていましたが(予習してなかったw;)、キャッチ―とは対称的なリズムとか小難しい曲ばっかりね! 初めて聞くからかなあと思っていたら、パンフで俳優さんたちも難しい難しい言ってたねw;
それでも皆さん歌いこなしていてさすがー。アンサンブルさんたちさえ美声でぞくぞくした! 難を言えばマテのアービターがちょっと…。声の出切ってないかんじで物足りない。がんばって日本語だからなのかそもそもキーが合ってないのか。1stの時は浦井君だったそうで、浦井君版も聞いてみたかったなー。チェスの精、大野さんのダンスも素敵かった! チェスの試合の様子を表現するダンスとか面白かった。フレディVSアナトリーは荒れ気味で、アナトリーVS新チャンプのときはもっとおとなしい感じで。
歌い手さんの配役の妙も存分に発揮されていて、繊細でむら気な天才フレディあっきー、抑制的で真面目そうなアナトリーカズさんの対照はすごい良かったなー。
CDとか出ないのかなー。もしくは、この面子でちゃんとミュージカル版やってほしい! …あー…アービターは変わってもいいw;
しばらくあっきーがらみの公演は観に行くたび雨だったので、今日はお天気良くてよかった!
この時期観たい公演が重なるしー、しかもお値段5桁のやつばっかりだしー、とせこくA席を買ったので二階後方。でも15列目でも実質6列目なので意外と舞台が近い。座席表よく見てなかったんだけど二階席の左右の張り出しが1~9なのかな。
初日の夜だったけど、一階はだいぶ埋まっていたものの、二階は私の居たあたりは人間より空席のほうが多かった。平日の夜だっていうのもあるだろうけど、割引やらアフターイベントやらいろいろやってたから入りは渋い感じだったのだろうかなー。短期間でリピートもなあと思ったけど、金曜のソワレでもあったら割引なら行ってもいいなーくらいには思っていたのに、そこ無いんだよね~。何の都合だろう。
コンサートという体裁なのでオーケストラの皆さんは舞台上。舞台手前にちょっとしたセットがあって、シンガーの皆さんはここで歌っていくわけですが、衣装もあるし、ダンスもあるし、なんかもうほとんど舞台でいいじゃんみたいなコンサートでした。
いつぞやの来日エリザコンを思い出したわー。
ストーリーは、チェスの国際試合に仮託された東西冷戦とそれにまつわる人間模様。現在のチャンピオンはアメリカ人(フレディ)、挑戦者はソビエト人(アナトリー)。アメリカ人チャンピオンのセコンドは亡命してきたポーランド人女性(フローレンス)。彼女がソビエト人と恋におち、彼はイギリスに亡命。しかし、翌年の世界大会で新たなソビエト人チャンピオンに挑戦され、八百長試合をするか、ソビエトに帰るかするよう持ちかけられる。取引の条件は、死んだと思われていたフローレンスの父親の身柄(シベリア送りになっているとのこと)をフローレンスに返すというもの。
アナトリーは悩んだ末、試合には勝利し、妻子の待つソビエトに帰ることになる。
一人取り残されるフローレンスに、追い打ちのように、アメリカ側の役人が、父親のことも空手形の可能性が高いことを告げる。フローレンスの「所詮私たちも駒に過ぎない」みたいなセリフで締め。
…く、くらい。そして幕の後、なんともやり場のない感情がもやもやする感じです。これがフローレンスの感情かなー。
しかしフローレンスはもう少し男を見る目を養った方がいいw;
冷戦とか亡命とかなんだか懐かしい。子供のころはまだベルリンの壁壊れてなかったので、バレエとかスケートの漫画(大体ソビエト人が出てくるか舞台がソビエト)にちょくちょく亡命ネタがあったりしてたのを思い出したw;
ABBAというとマンマ・ミーアくらいしか知らないので、もっとポップでキャッチ―な感じかと思っていましたが(予習してなかったw;)、キャッチ―とは対称的なリズムとか小難しい曲ばっかりね! 初めて聞くからかなあと思っていたら、パンフで俳優さんたちも難しい難しい言ってたねw;
それでも皆さん歌いこなしていてさすがー。アンサンブルさんたちさえ美声でぞくぞくした! 難を言えばマテのアービターがちょっと…。声の出切ってないかんじで物足りない。がんばって日本語だからなのかそもそもキーが合ってないのか。1stの時は浦井君だったそうで、浦井君版も聞いてみたかったなー。チェスの精、大野さんのダンスも素敵かった! チェスの試合の様子を表現するダンスとか面白かった。フレディVSアナトリーは荒れ気味で、アナトリーVS新チャンプのときはもっとおとなしい感じで。
歌い手さんの配役の妙も存分に発揮されていて、繊細でむら気な天才フレディあっきー、抑制的で真面目そうなアナトリーカズさんの対照はすごい良かったなー。
CDとか出ないのかなー。もしくは、この面子でちゃんとミュージカル版やってほしい! …あー…アービターは変わってもいいw;