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風の吹くまま気の向くままの生活雑記
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@国際フォーラムCホール。ソワレ。

 しばらくあっきーがらみの公演は観に行くたび雨だったので、今日はお天気良くてよかった!

 この時期観たい公演が重なるしー、しかもお値段5桁のやつばっかりだしー、とせこくA席を買ったので二階後方。でも15列目でも実質6列目なので意外と舞台が近い。座席表よく見てなかったんだけど二階席の左右の張り出しが1~9なのかな。
 
 初日の夜だったけど、一階はだいぶ埋まっていたものの、二階は私の居たあたりは人間より空席のほうが多かった。平日の夜だっていうのもあるだろうけど、割引やらアフターイベントやらいろいろやってたから入りは渋い感じだったのだろうかなー。短期間でリピートもなあと思ったけど、金曜のソワレでもあったら割引なら行ってもいいなーくらいには思っていたのに、そこ無いんだよね~。何の都合だろう。
 
 コンサートという体裁なのでオーケストラの皆さんは舞台上。舞台手前にちょっとしたセットがあって、シンガーの皆さんはここで歌っていくわけですが、衣装もあるし、ダンスもあるし、なんかもうほとんど舞台でいいじゃんみたいなコンサートでした。
 いつぞやの来日エリザコンを思い出したわー。
 
 ストーリーは、チェスの国際試合に仮託された東西冷戦とそれにまつわる人間模様。現在のチャンピオンはアメリカ人(フレディ)、挑戦者はソビエト人(アナトリー)。アメリカ人チャンピオンのセコンドは亡命してきたポーランド人女性(フローレンス)。彼女がソビエト人と恋におち、彼はイギリスに亡命。しかし、翌年の世界大会で新たなソビエト人チャンピオンに挑戦され、八百長試合をするか、ソビエトに帰るかするよう持ちかけられる。取引の条件は、死んだと思われていたフローレンスの父親の身柄(シベリア送りになっているとのこと)をフローレンスに返すというもの。
 アナトリーは悩んだ末、試合には勝利し、妻子の待つソビエトに帰ることになる。
 一人取り残されるフローレンスに、追い打ちのように、アメリカ側の役人が、父親のことも空手形の可能性が高いことを告げる。フローレンスの「所詮私たちも駒に過ぎない」みたいなセリフで締め。
 
 …く、くらい。そして幕の後、なんともやり場のない感情がもやもやする感じです。これがフローレンスの感情かなー。
 しかしフローレンスはもう少し男を見る目を養った方がいいw;
 冷戦とか亡命とかなんだか懐かしい。子供のころはまだベルリンの壁壊れてなかったので、バレエとかスケートの漫画(大体ソビエト人が出てくるか舞台がソビエト)にちょくちょく亡命ネタがあったりしてたのを思い出したw;
 
 ABBAというとマンマ・ミーアくらいしか知らないので、もっとポップでキャッチ―な感じかと思っていましたが(予習してなかったw;)、キャッチ―とは対称的なリズムとか小難しい曲ばっかりね! 初めて聞くからかなあと思っていたら、パンフで俳優さんたちも難しい難しい言ってたねw; 
 それでも皆さん歌いこなしていてさすがー。アンサンブルさんたちさえ美声でぞくぞくした! 難を言えばマテのアービターがちょっと…。声の出切ってないかんじで物足りない。がんばって日本語だからなのかそもそもキーが合ってないのか。1stの時は浦井君だったそうで、浦井君版も聞いてみたかったなー。チェスの精、大野さんのダンスも素敵かった! チェスの試合の様子を表現するダンスとか面白かった。フレディVSアナトリーは荒れ気味で、アナトリーVS新チャンプのときはもっとおとなしい感じで。
 
 歌い手さんの配役の妙も存分に発揮されていて、繊細でむら気な天才フレディあっきー、抑制的で真面目そうなアナトリーカズさんの対照はすごい良かったなー。
 
 CDとか出ないのかなー。もしくは、この面子でちゃんとミュージカル版やってほしい! …あー…アービターは変わってもいいw;
 


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