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風の吹くまま気の向くままの生活雑記
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相変わらず時間をゲームに食われております(;´∀`)
とりあえず真田太平記やっとこ読了~



■天使墜落 (上) (創元SF文庫)

軌道上のコロニーと地上に分かれた人類が資源を巡って対立する近未来。コロニー人の窒素略取のせいで地上が氷河期化したとして地上人はコロニー人を憎むあまり科学技術も目の敵にしている。そこへ地球の窒素を採取に来た船が墜落する。乗っていた二人を<天使>と呼び、救出しようとするのは、市井のSFヲタクの皆さん。という粗筋で既にしてB級物っぽい雰囲気がありますが、いい感じの荒唐無稽と地道さの感じられる逃亡劇で割と面白い。結構広い範囲の移動のようなのでアメリカの地図おいて読むといいかも。
読了日:7月31日


■真田太平記(十二)雲の峰 (新潮文庫)

いよいよ最終巻。信之兄さん最後の大まとめ。松代に転封するまでのあれこれ。あれだけしぶとくてしぶとくてしぶとかった家康が冒頭数ページで亡き人になるのがなんとも……。信之兄さんは最後まで苦労人。お江さんと組んでの一仕事は久々にすっとしました。暫く真田家にはツライ展開ばっかりだったからね(;´∀`) 長かったけど面白かったす(*´∀`)
読了日:7月28日


■真田太平記(十一)大坂夏の陣 (新潮文庫)

これで戦国時代はもうおしまい、の大阪夏の陣。執念深く豊臣を殲滅したい家康と及び腰で流されるままの豊臣一門。勝敗は見えきってる戦に「ただ真田の戦を披露したい」の一念で出陣する幸村。状況は悲壮極まりないのに淡々とさわやかな幸村に涙が止まらんです。゚(゚´Д`゚)゚。 兄上との最後の会見も泣ける…。そしてその最期にも泣いた。左平次はよかったな(´Д⊂ヽ しかし家康はしぶといのー!
読了日:7月25日


■真田太平記(十)大坂入城 (新潮文庫)

与助とお江の因縁の結末がこんな形でつくことになるとは…(;゚Д゚) まあ両方老人だからバトルしてもなあと作者は思ったのかな。いよいよ大阪冬の陣。この戦に臨む幸村の心情が、本人さばさばしてる分だけ泣ける(´Д⊂ヽ こっちも決着はあっさりだったなー! 三成といい秀頼といい西軍のたたみかけるようなダメ描写は容赦ないなー。読了日:7月 5日



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2011年7月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:2038ページ
ナイス数:18ナイス

■天使墜落 (上) (創元SF文庫)
軌道上のコロニーと地上に分かれた人類が資源を巡って対立する近未来。コロニー人の窒素略取のせいで地上が氷河期化したとして地上人はコロニー人を憎むあまり科学技術も目の敵にしている。そこへ地球の窒素を採取に来た船が墜落する。乗っていた二人を<天使>と呼び、救出しようとするのは、市井のSFヲタクの皆さん。という粗筋で既にしてB級物っぽい雰囲気がありますが、いい感じの荒唐無稽と地道さの感じられる逃亡劇で割と面白い。結構広い範囲の移動のようなのでアメリカの地図おいて読むといいかも。
読了日:07月31日 著者:ラリー・ニーヴン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12561700

■真田太平記(十二)雲の峰 (新潮文庫)
いよいよ最終巻。信之兄さん最後の大まとめ。松代に転封するまでのあれこれ。あれだけしぶとくてしぶとくてしぶとかった家康が冒頭数ページで亡き人になるのがなんとも……。信之兄さんは最後まで苦労人。お江さんと組んでの一仕事は久々にすっとしました。暫く真田家にはツライ展開ばっかりだったからね(;´∀`) 長かったけど面白かったす(*´∀`)
読了日:07月29日 著者:池波 正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12529992

■真田太平記(十一)大坂夏の陣 (新潮文庫)
これで戦国時代はもうおしまい、の大阪夏の陣。執念深く豊臣を殲滅したい家康と及び腰で流されるままの豊臣一門。勝敗は見えきってる戦に「ただ真田の戦を披露したい」の一念で出陣する幸村。状況は悲壮極まりないのに淡々とさわやかな幸村に涙が止まらんです。゚(゚´Д`゚)゚。 兄上との最後の会見も泣ける…。そしてその最期にも泣いた。左平次はよかったな(´Д⊂ヽ しかし家康はしぶといのー!
読了日:07月25日 著者:池波 正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12440669

■真田太平記(十)大坂入城 (新潮文庫)
与助とお江の因縁の結末がこんな形でつくことになるとは…(;゚Д゚) まあ両方老人だからバトルしてもなあと作者は思ったのかな。いよいよ大阪冬の陣。この戦に臨む幸村の心情が、本人さばさばしてる分だけ泣ける(´Д⊂ヽ こっちも決着はあっさりだったなー! 三成といい秀頼といい西軍のたたみかけるようなダメ描写は容赦ないなー。
読了日:07月05日 著者:池波 正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12084028


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今月も引き続き真田太平記~。ゲームのせいでペース落ちっぱなしw;


2011年6月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1553ページ

■真田太平記(九)二条城 (新潮文庫)
オリキャラも史実の人々も大物がバタバタと退場していく大阪の陣前哨戦の巻。もう誰がどこで消えてもおかしくないので忍びバトルはハラハラしながら読みました。しかし家康はほんとーにしぶといw 信之兄さんは苦労が耐えませんなあ(´Д⊂ヽ
読了日:06月25日 著者:池波 正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11895642

■真田太平記 (八) 紀州九度山(新潮文庫)
戦国は表向きひと段落、しかし水面下はまだ不穏さの漂う巻。忍び宿隣同士ネタはちょっと笑ったw 割と今まで何考えてるのか判らない信之兄さんが父と弟のことでやきもきしてるのが人間味出てきていいなあ。清正が偉い出来た人でカッコよいな!(*´∀`) お江と与助の決着はどこまで引っ張るのかなあ…。
読了日:06月21日 著者:池波 正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11835268

■みんなの呉(1) (ガンガンコミックスIXA)
単行本化バンザーイ∩( ・ω・)∩ 前髪パッツンの孫権可愛い。周瑜様美しい(*´∀`) どのキャラも個性立ってていい感じ。ゆるい感じで読みやすいので呉の予備知識ない人にもおすすめしたい。
読了日:06月10日 著者:宮条 カルナ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11634994

■天草の霧
4でそろそろネタ尽き感があったけど5冊目出たんだなー。お師匠様お帰りなさい(*´∀`)と思ったらすぐ出番終わってしまって残念。説明は丁寧だけど描写がテキトーなのであんまり人物達に感情移入したりもできず印象薄い。雅姫はいい味出してると思うけど。狐たちは揃って「平家顔」がお好みなのはなんだか笑ったw 作者の人の好みなんだろうかw
読了日:06月10日 著者:斉藤洋
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11634455

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引き続きゲーム三昧の余波が(;・∀・)
買うだけは結構買ってるんだけどなー。


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2011年5月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:1057ページ

■真田太平記(七)関ケ原 (新潮文庫)
西軍好きには読むのがつらい関ヶ原(;´Д`) お江さんや又五郎の手練れにつけ狙われてそれでも生き延びる家康恐るべし…! 負けてもめげない昌幸・幸村親子カッコよすぎる。二人の助命嘆願をした忠勝に痺れた!
読了日:05月30日 著者:池波 正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11446929

■真田太平記(六)家康東下 (新潮文庫)
いよいよ関ヶ原!…の前の会津征伐から前哨戦をじりじりと。真田家の3人の別れが言葉少なな分万感迫る。それにしても三成のダメ描写ッぷりが容赦ないw
読了日:05月16日 著者:池波 正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11188548


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2冊…!
まー漫画ばっかり読んでたんだったなw;

2011年4月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:968ページ

■獣の奏者 (4)完結編
物語的に戦いは避けられまいと思ったけど、エリンにも死亡フラグ立ちまくってたけど、児童書だしそこそこ幸せに終わるのかなーと思ってましたが、そんなことはなかったねw 作者のこういうところが好きさ。「わからない言葉をわかろうとする、その気持ちが、きっと、道を開く」というエリンの言葉が胸に残る。壮大で容赦なくて読み応えのある物語だった! これを子供時代に読める子供達はいいなあ!
読了日:04月22日 著者:上橋 菜穂子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10758230

■真田太平記(五)秀頼誕生 (新潮文庫)
読了日:04月18日 著者:池波 正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101156387


▼読書メーター
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地震でヒマこいてた割には意外と読んでない。三ムソしてたからなー。

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2011年3月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2353ページ

■真田太平記(四)甲賀問答 (新潮文庫)
小田原が終わって朝鮮出兵へ。表の流れがどんどん暗くなってくるせいか、その裏での豊臣の次の世を巡っての忍び同士の暗闘が大変エンタメ。お江も又五郎もスーパーすぎるw
読了日:03月30日 著者:池波 正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10445277

■真田太平記(三)上田攻め (新潮文庫)
上田合戦のくだりは大変痛快。昌幸とーちゃん良く頑張った!
読了日:03月24日 著者:池波 正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10345400

■緋色の海賊〈下〉 (リンクスロマンス)
面白かったー。山猫の境遇に関しては割とテンプレなんだけど、それがいっそいい味、みたいなw さばけてるようで結構女々しくなっちゃうのがなんだなーと思ったけど、ラストでチャラでいいやw 山猫の出自に絡んでもう一山…あるかとおもったらなかったね。…作者の人、続編書きませんかねw
読了日:03月21日 著者:佐倉 朱里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10252775

■緋色の海賊〈上〉 (リンクスロマンス)
堅物海軍士官×キレイな海賊。恋愛的糖度は低めながら、心ならずも呉越同舟で冒険してる二人の遣り取りとか面白いっす。でもちゃんとやることやって惹かれあいつつあるかな~と盛り上がってきた上巻。下巻でどうまとまるのか楽しみ。っていうか海賊いっそ襲っちゃえよwと思うことしきり。
読了日:03月19日 著者:佐倉 朱里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10216227

■酒の文化誌 (丸善ライブラリー)
清酒びいきの著者が日本酒をワインやビールと比較しつつ、今後の日本酒の発展を考える…ために色々調べてみました!みたいな本。刊行が平成3年なのでデータ的には古びているだろうが傾向的には変わってないんじゃないかなあ…。ちょっと話の焦点が散漫な印象だけど、利き酒のやり方とかは興味深かった。
読了日:03月08日 著者:吉沢 淑
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10084328

■早雲の軍配者
小太郎が可愛いよー、と勧められて読んでみた。確かに小太郎可愛い。胡散臭い忍者イメージのキャラがこんなに可愛いおぼこい子でどうするw この後何か本人とかけ離れたイメージ先行になる何かが起こるのか、本人が変わっていくのか。足利学校の学友三人は三人ともキャラ立っててよいですね。山本勘介の設定がわりと驚き。この三人で関東三国志かー。続きが楽しみ(*´∀`)
読了日:03月04日 著者:富樫 倫太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10015507


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1桁冊数とか(;・∀・) 2月は遊び歩いてたのとムック本ばっか買ってたのがおもな敗因…か?

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2011年2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2728ページ

■流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36)
バルサとタンダの子供時代の短編4本。バルサはほんとに物心付いたときからハードな暮らしだね…。それにしても作者は人間の造形もだけど、細かい風俗とかもリアルな感じでさすがだなーと思う。ラフラに泣いた。・゚・(ノД`)・゚・。 金を賭けるとなるとそれなりの戦い方をせざるを得ないアズノさんの心情を思うと胸が痛い。
読了日:02月27日 著者:上橋 菜穂子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9939665

■真田太平記(二)秘密 (新潮文庫)
本能寺から一年経過したところから。徳川と豊臣の間で危うい綱渡りの真田家ながら、昌幸パパの隠し女妊娠発覚でお家騒動になりかけたり色々とあわただしい巻。上杉-真田の同盟も無事成功で景勝と幸村の今後が楽しみ。それにしてもお江さんおいしい人だw;
読了日:02月25日 著者:池波 正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9939583

■シャドウラン 4tn Edition リプレイ 旅する天使たち (Role&Roll Books)
ストリートマジック販促リプレイw 北部アメリカの荒野を舞台の漫遊シナリオ。と暢気にいいつつそこはシャドウラン。政治と企業と魔法使いとドラゴンの思惑が色々とあったりなかったり。面白かったす。しかし半裸とか全裸の女子のイラストは電車とかで読みづらいので勘弁して欲しい(;´Д`)
読了日:02月23日 著者:朱鷺田 祐介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9878563

■真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)
オリキャラ大活躍&ぼちぼちと情勢解説の巻。武田滅亡~本能寺まで。やたらと強調語句をカッコくくりで改行するのがなれないと読みづらい。あーいうのって時代物の文章に割と多い気がするけど、お約束があるのかなあ。しかし父ちゃん悪い奴だなー(;´∀`)
読了日:02月19日 著者:池波 正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9851286

■KAGEROU
まあまあ。新人賞ものならこんなものかなと思うんだけど、宣伝が激しかった分大傑作を期待してしまうのでガッカリ度高いかなー。ラノベにありがちな感じ。主人公40代はちょっとないわw;
読了日:02月15日 著者:齋藤 智裕
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9745971

■まんまこと (文春文庫)
「しゃばけ」シリーズとはまた違った江戸人情話ミステリ仕立て。といいつつ根底の雰囲気は似た感じなので、しゃばけシリーズの人間メインの話ばっかり読んだ感じ。こけ未練のおしんちゃんの気持ちわかるなー。就職とか結婚とか安定したポジションについちゃうと、安心感より先に、もうそこから出られなさそうな閉塞感に愕然とするような。
読了日:02月08日 著者:畠中 恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9639969

■ドラキュラ紀元 (創元推理文庫)
面白かった! ここまで潔くパロディ・実在ごたまぜのいいとこ取りでエンタテイメントしてるって凄い! キム流切り裂きジャック事件の解釈もいいけど、ジュヌヴィエーブ嬢がいいキャラしてて好きだ(*´∀`)
読了日:02月04日 著者:キム ニューマン,Kim Newman,梶元 靖子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9606821


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ついこないだ去年のまとめとか書いた気がするのにもう1月まとめ…いや12月ブログ書きサボってたせいもあるんだけどw;

 FTものは通常運転として、1月は江戸づいてたなw 鬼と人とも久々に読んだらやっぱ面白かったすw<信光好き

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2011年1月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4017ページ

■獣の奏者 (3)探求編
あれから11年。エリンも結婚して子供が出来て、一安心な生活してるのかと思いきや、やはり闘蛇・王獣がらみの重要人物であることに変わりはなく。そのせいで家族諸共狙われるハメになる3巻目。否応ナシに変わっていく情勢に流されながら、変えるべきもの・変えてはいけないものを見分けるのは難しい。それにしても作者は「聖なる王」が「自ら手を汚す」展開好きねw
読了日:01月30日 著者:上橋 菜穂子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9498134

■大江戸リサイクル事情 (講談社文庫)
江戸時代の資源利用については面白いが相変わらずなにかっちゃ「それに引換え現代文明ダメダメ!」という主張が鬱陶しい。「短期的」「一方通行」とでてきたら段落一つ二つ飛ばすくらいでちょうどいいw
読了日:01月27日 著者:石川 英輔
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9458644

■護られし者3 攻勢 (ハヤカワ文庫FT)
主人公3人が合流しました。彼らはこれでもかというくらい泥沼にはまっていくなあ(;´Д`) アーレンカッコいいけど、リーシャ可哀想に…orz ロジャーもまるっきりお邪魔虫になりそうでなんだかな。で、全9冊展開ですか? 忘れない内に続き出るかなー。
読了日:01月22日 著者:ピーター・V・ブレット
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9381676

■護られし者〈2〉代償 (ハヤカワ文庫FT)
三人の主人公のうち、二人は徒弟期間をほぼ終えて、一人は否応無しに旅の入口へ。サブタイの「代償」は新たな段階へ進むために経なければいけない別れのことか。生き別れの人たちとはいつか無事に再会できますように。
読了日:01月20日 著者:ピーター・V. ブレット
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9353625

■護られし者 1 萌芽(1) (ハヤカワ文庫 FT フ 16-1)
共同体からはみだした少年少女が望むと望まざるとに関わらず旅に出て成長するという王道FTぽい第一巻。作者の人はFFとか好きなのかなーって感じ。思春期の性とかも結構あけすけなのがアメリカンな感じw
読了日:01月19日 著者:ピーター V.ブレット
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9353569

■大江戸テクノロジー事情 (講談社文庫)
暦・浮世絵・からくり・時計・朝顔…など江戸の文物についての来歴や解説は入門としてはまあ面白いが、いちいち「西洋科学は良くない」「アメリカには文化がない」というお説教が付いてくるのがうざい。まあバブル期の文化人wて概ねこんな論調だったよね。欧米の技術文明をことあるごとに否定する割りにご本人はその恩恵を大いに享受しているらしい口先番長ぶりに失笑w
読了日:01月17日 著者:石川 英輔
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9353454

■天と地の守り人〈第3部〉 (偕成社ワンダーランド)
児童書だからと言ってグロシーンもスルーしないのが作者のいいところ。それぞれにそれぞれの思惑があって、理由があって生きて死んでゆく様に共感したり反発したり…つまりは大いに入れあげて読んでしまいます。やめられなくて3冊一気読みしたよ(;´∀`) 問題がなくなったわけじゃないし、傷だらけだけどでもまた立ち上がるっていうのはこのシリーズらしい良いラストだったと思います。
読了日:01月16日 著者:上橋 菜穂子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9293923

■天と地の守り人〈第2部〉 (偕成社ワンダーランド 33)
闇の~以来のカンバル王国懐かしい。懐かしんでる場合じゃないけどw; ナユグの春ってすごいのね(;´∀`)
読了日:01月16日 著者:上橋 菜穂子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9293876

■天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド)
とにかく登場人物の皆さんが「急げ急げ!」って感じなのでこちらのページを繰る手も自然早くなってしまうw 再会を果たせたのはいいものの道行きはまた険しそうで(;・∀・)
読了日:01月16日 著者:上橋 菜穂子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9293803

■鬼と人と―信長と光秀〈下巻〉
本能寺へ向けて着々と溝が深まっていく下巻。信長が決定的に光秀に絶望した「お前はただの人だ」という台詞が切ないが、そもそも前例大好きの光秀に共に新しい世を作れる期待など抱いたのかが普通に謎だw; 本能寺後の光秀はヘタレすぎていっそ可愛いなw;
読了日:01月15日 著者:堺屋 太一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9289308

■いっちばん (新潮文庫)
短編5本と何故か後書き代わりに高橋留美子との対談。「いっぷく」では前回の伏線が早くも回収w 今後の展開がちょいと楽しみ。「餡子は甘いか」は身につまされて目頭熱くなりました。努力できることも才能のうちだよ! 頑張れ栄吉。きっと最終回の二つ前くらいの話になる頃は堂々実家を継いでいるに違いないよ! 個人的には屋鳴よりは兄やズにもう少し活躍してほしいなー。
読了日:01月11日 著者:畠中 恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9223128

■杉浦日向子の江戸塾 (PHP文庫)
つるつる読めて面白かった! かかあは縁起物とか神様の話とか。とりあえず半七捕物帖が読みたくなった
読了日:01月06日 著者:杉浦 日向子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9161160


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今月は昔の本の再読多め。
 ちなみに年間だと合計109冊だって! 登録してない漫画とかその他の本もあるから(読みかけで挫折したとか(;´∀`))もうちょっとは読んでるはずだけど、それでも本を読まなくなったなーと思ったり。

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2010年12月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3292ページ

■シャドウラン〈ルールブック〉
10年近く遊んでました。日本語に訳されて良かった! 今では翻訳も別会社で4版のが出てますが、それもこの本の翻訳があってこそかと思います(ユーザー開拓がある程度できてたって意味で)。江川氏のご冥福をお祈りします。
読了日:12月24日 著者:ジョーダン・ワイズマン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8974226

■シャドウランがよくわかる本 (富士見文庫―富士見ドラゴンブック)
江川氏追悼で再読。まーちょこちょこルール間違ってんのはアレだとしても、ゲームやってみたいゴコロをうまくくすぐってくれた本であったことは間違いないです。
読了日:12月24日 著者:村川 忍,グループSNE
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8974114

■扉を開けて (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
本棚整理してたら出てきたので再読。やー随所に時代を感じるw でもやっぱり王道中高生向け小説だなあと思ったり。後書きで作者が「4年前の自分をありありと思い出した」とか書いてましたが、読んでるほうもハマってた時代の事をありありと思い出しつつ読んでましたことですよ。子供の頃読んだ本って結構タイムカプセルだったりするw
読了日:12月21日 著者:新井 素子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8933120

■シュバルツ・ヘルツ -黒い心臓- 二重奏を翼にかえて (コバルト文庫)
終わったー。終わってしまった…最後はだいぶ駆け足でもう一冊くらい欲しい感じですが。っていうか後始末がなんか簡単だなー(;・∀・) そ、そんなもんか? ミラージュや神紋に比べて少年漫画ノリな雰囲気でしたが、でもって所々の焼き直し感に首を傾げたりもしましたが、終わってみれば結構好きなお話でした。
読了日:12月20日 著者:桑原 水菜
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8922137

■シュバルツ・ヘルツ -黒い心臓- オーディンの熱き鼓動 (コバルト文庫)
イラスト変更で微妙に違和感が…。ネトゲを介してこの世とアースガルズが繋がったり、色々カオスになってきましたw といあえずケヴァン復活おめでとう。
読了日:12月16日 著者:桑原 水菜
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8876164

■亡国のハガラズ シュバルツ・ヘルツ―黒い心臓― (コバルト文庫)
メイン舞台はアースガルズへ。記憶を改竄されたケヴァンと腹に一物のビーとともに呉越同舟の逃亡道中。ミラージュ邂逅編といい、こういうノリがお好きなんでしょうか>作者 それにしてもケヴァンは押し倒されすぎだと思いますw
読了日:12月14日 著者:桑原 水菜
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8847916

■司馬遼太郎全集 第15巻
「関ヶ原」後半と「豊臣家の人々」。結局「義」という意地を貫いて死んで行った三成。どこ切っても馬鹿だ…って思うんだけど肩入れしたくなるキャラ造形でした。三成復権て最近のようだけどこの辺に既に下地があったんだよなー。マイナーだっただけで。
読了日:12月12日 著者:司馬 遼太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8819081

■翻訳と批評 (講談社学術文庫 (673))
翻訳物よく読むので、ですよねー、といいたくなることしきり。『国富論』論争は面白かったw 良い翻訳書が増えてくれるといいなあ。
読了日:12月11日 著者:別宮 貞徳
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8812435

■シュバルツ・ヘルツ ゲスタァン -アンコールの現人神- (コバルト文庫)
短編4本。挿絵の人が変わったらヘルムートが随分悪人面になったような(;・∀・) ヘルムートとギドの話がそれぞれ1本ずつとアドルフとケヴァンの馴れ初め話が2本。どれもそれなりにいい話なんだろうけど軽くてさらっとしすぎて物足りないというかすごく月並みな感じ…。Wolf'sDanceが若干水菜節の片鱗が見えてよかったかなー。あとなんかやたらと「スルー」だの「タメ口」だのと俗な言い回しのケヴァンに違和感が…。
読了日:12月06日 著者:桑原 水菜
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8746161

■鬼と人と―信長と光秀〈上巻〉
信長と光秀の一人称で交互に進んでいく物語。同じ場面を2度ずつ読むのでくどいといえばくどいが、対比は面白いな。
読了日:12月02日 著者:堺屋 太一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8698477

■東京魔方陣―首都に息づくハイテク風水の正体 (河出文庫)
江戸版続編。ハイテクというから何が出てくるかと思ったら…まあ江戸よりはハイテクだわなw; これはこれで面白かった。久しぶりに魔人学園とかやろうかなw 
読了日:12月02日 著者:加門 七海
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もう12月とか嘘だろうって言う…(;・∀・)

 念願のディファレンス・エンジンを読破したぞ!

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2010年11月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2467ページ

■大江戸魔方陣―徳川三百年を護った風水の謎 (河出文庫―文芸COLLECTION)
ジュブナイルな感じで読んでてわくわくするw
読了日:11月29日 著者:加門 七海
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8658108

■ディファレンス・エンジン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
上巻の地味な種蒔き的伏線張りから一転して混沌とバイオレンスの展開に。それが収束していくのかと思いきや、パツッと止まってあとはばらけたパズルピースのように並べられた断片で語られる。それがちょうど「機関」の末期のような雰囲気でいいな。フツーに陰謀と冒険の物語として面白かったけど、差分辞典で予備知識つけて前に遡るとまた良いねw
読了日:11月24日 著者:ウィリアム ギブスン,ブルース スターリング
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8583126

■ディファレンス・エンジン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
予備知識があればなお楽しいんだろうけど、そうでなくてもいかにもなパンチカード、謎めいたレディ・エイダとか仰々しくも大掛かりな「機関(エンジン)」、マロリー周りのサスペンス展開とかはフツーに面白かったなー。相変わらず「?=……」な黒丸節もw
読了日:11月17日 著者:ウィリアム ギブスン,ブルース スターリング
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■平安ぱいれーつ 東国神起 (ウィングス文庫)
しかし主人公の半妖ホイホイぶりも大概チートやなあ(;´∀`) 半妖多すぎだろw 将門と夢の対面があるかと思いきやあっさりな顛末でした。残念。朝廷との対決はとりあえずデッドエンド回避できてほっとした。で、結局山吹丸の半妖寄せ体質については言及ナシなのは肩透かし。それにしても高いなー!税抜890円とか、翻訳FTSFの相場だよ(;・∀・)
読了日:11月12日 著者:如月 天音
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■平安ぱいれーつ‾宮城訪問‾ (新書館ウィングス文庫 145)
折角元服して一人前になったと思ったら…w 青鷺の弟妹は皆個性的だなw 双子可愛い。他の小頭は正体に関しては設定バレだけなので、お話で読んでみたいなーと思ったり
読了日:11月11日 著者:如月 天音
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■平安ぱいれーつ~ 因果関係~ (ウィングス文庫) (新書館ウィングス文庫)
イラスト&設定買い。海賊とは程遠いお貴族な純友と人外の四天王がいい味出してる。純友一途な主人公も可愛らしいw しかし良い紙使ってんのは判るけど、国産ラノベの割にお値段高めだね(;・∀・) 
読了日:11月09日 著者:如月 天音
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■イルーニュの巨人 (創元推理文庫)
ゾティークに比べてオチが弱いというか続きの気になる短編が多いなw; そのじわ~っとしたぼやけ感が味なんだろうけど。
読了日:11月09日 著者:C.A.スミス
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10月は8冊。FT物のノベルズメインな月でしたー。

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2010年10月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2462ページ

■天翔の矢―ヴァルデマールの使者〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)
国同士の陰謀とか、タリアのエグイ試練とかはそれなりにハラハラしながら読んだけれど、なんか結局クリスはダークの踏み台って感じが鼻について後半はしょっぱい気分に(;´Д`)
読了日:10月27日 著者:マーセデス ラッキー
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■月の反逆者(ラバス)〈3〉ナイトランナー3 (C・NOVELSファンタジア)
オーリンネンとの会議も無事終了! 色々あったけど落ち着くところに落ちついてよかったけれど…本来の目的たるプレニマーとの戦争の方はまだ全然話進んでないわけで(;´∀`) つ、続きの翻訳は出るのかなあ。吹っ切れたサージルの活躍が見たいです。
読了日:10月20日 著者:リン フルエリン
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■月の反逆者(ラバス)〈2〉―ナイトランナー〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)
誰が味方で誰が敵やら混沌としてまいりました(;・∀・) 人物配置把握のために読み返したいが続きが気になるジレンマw;
読了日:10月18日 著者:リン フルエリン
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■文学賞メッタ斬り! (ちくま文庫)
純文学~エンタメまでカバーした文学賞解説本。といってもお行儀よく傾向と対策的なものじゃなくて、選評や受賞作を肴に文壇ゴシップやら出版社の事情やら何やらを愛ある揶揄を込めつつ語る本。愛はあっても容赦はないところが面白い。賞ものは普段あまり読まないけど、ちょっと読んでみたくなったw
読了日:10月13日 著者:大森 望,豊崎 由美
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■月の反逆者(ラバス)〈1〉ナイトランナー3 (C・NOVELSファンタジア)
前作から二年後。野望は一段落したかと思ったら相変わらず好戦的なプレニマー。スカラの女王は対抗するためにオーリンネンに使者をということになって、サージルは恋人連れて居心地の悪い里帰り。凹みがちなサージルをやきもきしながら気遣うアレクが健気。いつの間にか熟年夫婦みたいになってるしw セロもいい感じに丸くなったなー。光の~まではいかにもやな奴って感じだったのに。オーリンネンの土地建物や風俗は想像しやすいようなそうでもないような(;・∀・) 
読了日:10月08日 著者:リン フルエリン
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■逆説の日本史〈10〉戦国覇王編―天下布武と信長の謎
信長嫌いさんに勧める信長擁護本。信長好きの人が読んでも今となっては目新しいネタはないかも。悪い気はしないという意味で面白いけどw ちょっとへーと思ったのは、当時の宗教トップがどんだけ神に近いとみなされていたかと信長・秀吉・家康が天皇家を滅ぼさずに力を殺ぐ為に考えたこと・したことのくだりかなあ。
読了日:10月07日 著者:井沢 元彦
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■光の狩り手〈3〉―ナイトランナー2 (C・NOVELSファンタジア)
マーダス卿との最終決戦への道。黒魔術組がなかなかエグイ(;´Д`) 暗黒神復活は阻止できて、セロが生き残って人として一皮向けたり、サージルとアレクの思いが通じたり、結果的にはめでたしながら犠牲にしたものの大きさよ…orz
読了日:10月05日 著者:リン フルエリン
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■光の狩り手〈2〉ナイトランナー〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)
今まで割とぬるい展開だったのがここへ来て一気に血腥い展開に(;゚Д゚) いきなり本丸に攻め込まれてナイサンダー危篤とかいやはやジェットコースターにも程がある。そしてアレクまで攫われるとか。サージル頑張れ。あと女だてらに最前線で指揮を取るベカも死なないでほしいぞ。
読了日:10月01日 著者:リン フルエリン
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