バーコード
最近は映画というと2本ハシゴがデフォになりつつあります(;・∀・) 休日は使えるだけ使わねば。
最初はのぼうだけ見に行くつもりが、丁度1本ただで見られる(TOHOシネマズのシネマイレージの鑑賞ポイント6点あった)ので、時間的にもいいつなぎだしってことで気になってた009も行ってみたという次第。
以下ネタバレ雑感。
・「のぼうの城」
朝方のそぼ降る雨の中をあさイチ9時~の回から見に行ったんだけど、天気のせいか、連休の中日のせいか、スクリーンにいたの20人くらい? ちょっとびっくりした(;・∀・) 5回まわしなのに大丈夫なのかい。
ちなみに原作未読。忍城のエピソードはざっくり程度に知ってるくらいの予備知識で見て来ましたが、面白かったな! 豊臣軍二万対忍城五百。しかも水攻めの水面を挟んでにらみ合いとか、ちょっとスケール小さくなるがレックリみたいだよねw キャラも正木丹波守(佐藤浩市)は趙雲か関羽ぽいしw
小田原攻めのときに三成に箔をつけてやりたい親心な秀吉様と、まんまとそれを台無しにする三成と、とても曲者感のある成田長親。最初は大人しく降伏する予定だったのが、三成が送り込んだ降伏勧告の使者がとても居丈高で気に入らん!てことでつるっと開戦に転んでしまうあたり、三成もこういうところはちょっと策士。三成的にはなんかこー彼我の物量差にさくっと膝を折るような利に聡い人間じゃなくって、もののふの意地とかそういうので歯向かうような人間に会いたかったのだ。戦に負けてもそういう人間に会えたから満足、みたいなノリで爽やかに終わってますが周りには迷惑だよなw; 人望がなくなるわけだよ…とか思ってしまったり。
あと、水攻めのシーンが宮城の地震のときの大津波を思い出させるからってんで公開延期になったはずで、で、一年経って、しかも私は被災地からは全然離れた無事な地域の人間で、被害の様子はテレビの画面越しにしか見てないですけども、水が引いた後の風景とか、結構まだなまなましい感じで、若干引いてしまいました。…クレームとか大丈夫だったのかなとかいらん心配までしてしまったよ。
で、それはそれとして。野村長親がもーとても良かった。伝統芸能の世界の住人だけあって、着物の所作といい、よく通る声といい、とても中世日本の住人に見えてよかったです(*´∀`) 佐藤丹波もやたら馬で駆け回ってましたが、そして戦いのシーンはまるっきりレックリの関羽のようでしたがww カッコよかったです♪ 戦闘シーンとか若干漫画だけど見応えあったなー。
戦いすんで日が暮れて、エンドロールでかつて忍城だったところの現在の風景が映るのよかったな。ちょっと行ってみたくなった(*´∀`)
009の方も人数的には変わらないけどこっちは1日1回上映だしなあ。3D酔いそうなので2Dで観ました。高所からの落下シーンとかたぶんきっとお尻むずがゆくてたまらんと思ったので回避を試みたのですが、空中戦多かったので2Dでもあんまり変わらないっていう(;´∀`) …いや高いところ割と苦手なんですよ……。
作画というかキャラデザがリアル風になってて、もともと美男美女のジョーやらフランソワーズはいいとして、ジェットとか張張湖大人とかどーすんのかなーと思ったら、ジェットはものすごく別人だったww 改造の度合いもとんでもなくなってるし(;´∀`)
どうでもいいけど作中人物が使う携帯電話がブラックベリーぽいのはなんでだw というか脳波通信で成層圏にいる相手とも会話出来るんなら携帯電話要らないだろうっていう気がものすごくするんですが気のせい?(;´∀`)
ストーリーは謎の電波「彼の声」が人を爆弾魔に変えるという奇現象と世界で見つかる天使の化石の謎を追う…みたいな話でなんか壮大っぽい振りの割には色々とたいしたことがなかった。がっかり(´・ω・`) パーツパーツはいいのにストーリーとして見ると大変突っ込みどころ満載で、感想に困りますw とりあえず腐女子は2×9に萌えとけ! 男どもは3のおみ足に踏まれる妄想でもしとけ!みたいな感じなんでしょうか(;´∀`)
加速装置の描写とか、002と009のチェイスとかギルモア研究所の防衛戦闘シーンとかはカッコよかったと思います。でもなんか割とはっきりと甲殻機動隊くさかったけどw;
うーんアニメーションを2Dのセルでなく3DCGで仕上げたというのが売りのようなので、とりあえず新技術の味見程度の気持ちで観に行くのがいいのかもしれんです。うーん。
最初はのぼうだけ見に行くつもりが、丁度1本ただで見られる(TOHOシネマズのシネマイレージの鑑賞ポイント6点あった)ので、時間的にもいいつなぎだしってことで気になってた009も行ってみたという次第。
以下ネタバレ雑感。
・「のぼうの城」
朝方のそぼ降る雨の中をあさイチ9時~の回から見に行ったんだけど、天気のせいか、連休の中日のせいか、スクリーンにいたの20人くらい? ちょっとびっくりした(;・∀・) 5回まわしなのに大丈夫なのかい。
ちなみに原作未読。忍城のエピソードはざっくり程度に知ってるくらいの予備知識で見て来ましたが、面白かったな! 豊臣軍二万対忍城五百。しかも水攻めの水面を挟んでにらみ合いとか、ちょっとスケール小さくなるがレックリみたいだよねw キャラも正木丹波守(佐藤浩市)は趙雲か関羽ぽいしw
小田原攻めのときに三成に箔をつけてやりたい親心な秀吉様と、まんまとそれを台無しにする三成と、とても曲者感のある成田長親。最初は大人しく降伏する予定だったのが、三成が送り込んだ降伏勧告の使者がとても居丈高で気に入らん!てことでつるっと開戦に転んでしまうあたり、三成もこういうところはちょっと策士。三成的にはなんかこー彼我の物量差にさくっと膝を折るような利に聡い人間じゃなくって、もののふの意地とかそういうので歯向かうような人間に会いたかったのだ。戦に負けてもそういう人間に会えたから満足、みたいなノリで爽やかに終わってますが周りには迷惑だよなw; 人望がなくなるわけだよ…とか思ってしまったり。
あと、水攻めのシーンが宮城の地震のときの大津波を思い出させるからってんで公開延期になったはずで、で、一年経って、しかも私は被災地からは全然離れた無事な地域の人間で、被害の様子はテレビの画面越しにしか見てないですけども、水が引いた後の風景とか、結構まだなまなましい感じで、若干引いてしまいました。…クレームとか大丈夫だったのかなとかいらん心配までしてしまったよ。
で、それはそれとして。野村長親がもーとても良かった。伝統芸能の世界の住人だけあって、着物の所作といい、よく通る声といい、とても中世日本の住人に見えてよかったです(*´∀`) 佐藤丹波もやたら馬で駆け回ってましたが、そして戦いのシーンはまるっきりレックリの関羽のようでしたがww カッコよかったです♪ 戦闘シーンとか若干漫画だけど見応えあったなー。
戦いすんで日が暮れて、エンドロールでかつて忍城だったところの現在の風景が映るのよかったな。ちょっと行ってみたくなった(*´∀`)
009の方も人数的には変わらないけどこっちは1日1回上映だしなあ。3D酔いそうなので2Dで観ました。高所からの落下シーンとかたぶんきっとお尻むずがゆくてたまらんと思ったので回避を試みたのですが、空中戦多かったので2Dでもあんまり変わらないっていう(;´∀`) …いや高いところ割と苦手なんですよ……。
作画というかキャラデザがリアル風になってて、もともと美男美女のジョーやらフランソワーズはいいとして、ジェットとか張張湖大人とかどーすんのかなーと思ったら、ジェットはものすごく別人だったww 改造の度合いもとんでもなくなってるし(;´∀`)
どうでもいいけど作中人物が使う携帯電話がブラックベリーぽいのはなんでだw というか脳波通信で成層圏にいる相手とも会話出来るんなら携帯電話要らないだろうっていう気がものすごくするんですが気のせい?(;´∀`)
ストーリーは謎の
加速装置の描写とか、002と009のチェイスとかギルモア研究所の防衛戦闘シーンとかはカッコよかったと思います。でもなんか割とはっきりと甲殻機動隊くさかったけどw;
うーんアニメーションを2Dのセルでなく3DCGで仕上げたというのが売りのようなので、とりあえず新技術の味見程度の気持ちで観に行くのがいいのかもしれんです。うーん。
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2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2742ページ
ナイス数:47ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/32662/matome?invite_id=32662
■髑髏城の七人 (講談社文庫 な 72-1)
舞台は97版から全部見てるくらいお気に入り。小説になったらどうなるのかと思ったら、さすが中島さん、舞台ならノリで流しちゃうところもちゃんと補強して「時代小説」になってて良い。あにさにあんな設定があったとか!とか、ラストも舞台とは変えてきたりして、また別の味があって面白かった。若髑髏はだいぶ小説を吸収した感じかな。兵庫の立ち位置とかが。来年のゲキシネ楽しみ♪
読了日:10月30日 著者:中島 かずき
■世界記憶コンクール (創元推理文庫)
今度は前作のスピンオフ的な短編集。といいつつ高広と礼の出会い篇がさらっと語られたりなかなか美味しい。恵君の友情物語も良かったな。それにしても作者は職人にせよ芸術家にせよ一芸を極める人や天才が好きですねw そしてホームズシリーズが読みたくなりますw
読了日:10月26日 著者:三木 笙子
■人魚は空に還る (創元推理文庫)
単なる腐女子狙いのバディ物かと思ったら、意外とキャラだけでなくストーリーもちゃんと読める。キャラもいい具合に立ってるというか立たせてるというか。推理文庫のカテゴリだけど、ミステリ要素は風味付けぐらい。でも画と空気感がキレイで読みやすい。表題作は小川未明が出てきてなるほどと思ったり。続きも読もう~。
読了日:10月23日 著者:三木 笙子
■天地明察(下) (角川文庫)
映画見てから復習w; 映画は後半結構アクションあったり派手な展開だったけど、原作はむしろ淡々と進行。淡々としてるけど、亡き先達の思いを背負って着々と根回しをして大和歴採用にもってく流れは緊張感があってよいですね! 面白かった(*´∀`) でもこれ上下にしないで1冊でもいいよなあw
読了日:10月16日 著者:冲方 丁
■天地明察(上) (角川文庫)
映画の予習に。主人公の理系ヲタクっぷりがすごい。江戸時代のあれこれも、舞台になった時代はよく知らないので興味深く読んだ。北極出地のおじいちゃん二人がかわいい。時代物だけどキャラの端々がラノベっぽくて取っ付きがいいね。続きも楽しみ。
読了日:10月12日 著者:冲方 丁
■ツナグ (新潮文庫)
分厚い割に字が大きいのですぐ読み終わる。もっと文学文学してるのかと思ったら意外とさらっと読めた。淡々と「いい話」だった。呼び出すほうのどの人にもちょっとずつ判るなーと思うポイントがあって涙腺を刺激されるんだけど、読後になんか物足りないのは何でだろう。アユミは映画の松坂桃李君はまってるね!
読了日:10月5日 著者:辻村 深月
■ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デイズ(3) 若君)たんけんふ)激突 (富士見ドラゴンブック)
デイズ・ナイツのクロスオーバー!総勢8人(ジャッジ役の人入れて9人)のリプレイすごい。特にGM・PL兼任のお2人すごい(*´∀`) つーか毎度毎度特殊ルールをあれこれ考えるプレイもすごいわー。ナイツ全然読んでなかったのだがやっぱり読もう。ほのぼのに崩壊する瑠璃可愛いw ストーリー的にはPLバトルというより出来レースくさいけどまあそれはそれで。皆キャラが濃いから面白く読めました。
読了日:10月4日 著者:加納 正顕,F.E.A.R.
■森羅万象 狼の式神 (キャラ文庫)
コルセーアよりはキャラがテンプレじゃなくて良かった気がするが、ストーリーが薄い…。なんちゃってミステリ部分が冗長。そのしわ寄せで肝心のラブが最後の最後でおまけっぽい。ケモノかわいいけど多すぎ。狐ちゃんのその後はちょっと気になる。
読了日:10月3日 著者:水壬楓子
■緋色の研究【新訳版】 (創元推理文庫)
子供の頃読んだのだがすっかり忘れてたw ホームズ&ワトソンの最初の冒険話。新訳読みやすくて良いですな。大人になってから読むと、怖い大人だったホームズさんがなんか可愛い人に見えてしまった。ワトソンフィルター?w
読了日:10月1日 著者:アーサー・コナン・ドイル
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2742ページ
ナイス数:47ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/32662/matome?invite_id=32662
■髑髏城の七人 (講談社文庫 な 72-1)
舞台は97版から全部見てるくらいお気に入り。小説になったらどうなるのかと思ったら、さすが中島さん、舞台ならノリで流しちゃうところもちゃんと補強して「時代小説」になってて良い。あにさにあんな設定があったとか!とか、ラストも舞台とは変えてきたりして、また別の味があって面白かった。若髑髏はだいぶ小説を吸収した感じかな。兵庫の立ち位置とかが。来年のゲキシネ楽しみ♪
読了日:10月30日 著者:中島 かずき
■世界記憶コンクール (創元推理文庫)
今度は前作のスピンオフ的な短編集。といいつつ高広と礼の出会い篇がさらっと語られたりなかなか美味しい。恵君の友情物語も良かったな。それにしても作者は職人にせよ芸術家にせよ一芸を極める人や天才が好きですねw そしてホームズシリーズが読みたくなりますw
読了日:10月26日 著者:三木 笙子
■人魚は空に還る (創元推理文庫)
単なる腐女子狙いのバディ物かと思ったら、意外とキャラだけでなくストーリーもちゃんと読める。キャラもいい具合に立ってるというか立たせてるというか。推理文庫のカテゴリだけど、ミステリ要素は風味付けぐらい。でも画と空気感がキレイで読みやすい。表題作は小川未明が出てきてなるほどと思ったり。続きも読もう~。
読了日:10月23日 著者:三木 笙子
■天地明察(下) (角川文庫)
映画見てから復習w; 映画は後半結構アクションあったり派手な展開だったけど、原作はむしろ淡々と進行。淡々としてるけど、亡き先達の思いを背負って着々と根回しをして大和歴採用にもってく流れは緊張感があってよいですね! 面白かった(*´∀`) でもこれ上下にしないで1冊でもいいよなあw
読了日:10月16日 著者:冲方 丁
■天地明察(上) (角川文庫)
映画の予習に。主人公の理系ヲタクっぷりがすごい。江戸時代のあれこれも、舞台になった時代はよく知らないので興味深く読んだ。北極出地のおじいちゃん二人がかわいい。時代物だけどキャラの端々がラノベっぽくて取っ付きがいいね。続きも楽しみ。
読了日:10月12日 著者:冲方 丁
■ツナグ (新潮文庫)
分厚い割に字が大きいのですぐ読み終わる。もっと文学文学してるのかと思ったら意外とさらっと読めた。淡々と「いい話」だった。呼び出すほうのどの人にもちょっとずつ判るなーと思うポイントがあって涙腺を刺激されるんだけど、読後になんか物足りないのは何でだろう。アユミは映画の松坂桃李君はまってるね!
読了日:10月5日 著者:辻村 深月
■ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デイズ(3) 若君)たんけんふ)激突 (富士見ドラゴンブック)
デイズ・ナイツのクロスオーバー!総勢8人(ジャッジ役の人入れて9人)のリプレイすごい。特にGM・PL兼任のお2人すごい(*´∀`) つーか毎度毎度特殊ルールをあれこれ考えるプレイもすごいわー。ナイツ全然読んでなかったのだがやっぱり読もう。ほのぼのに崩壊する瑠璃可愛いw ストーリー的にはPLバトルというより出来レースくさいけどまあそれはそれで。皆キャラが濃いから面白く読めました。
読了日:10月4日 著者:加納 正顕,F.E.A.R.
■森羅万象 狼の式神 (キャラ文庫)
コルセーアよりはキャラがテンプレじゃなくて良かった気がするが、ストーリーが薄い…。なんちゃってミステリ部分が冗長。そのしわ寄せで肝心のラブが最後の最後でおまけっぽい。ケモノかわいいけど多すぎ。狐ちゃんのその後はちょっと気になる。
読了日:10月3日 著者:水壬楓子
■緋色の研究【新訳版】 (創元推理文庫)
子供の頃読んだのだがすっかり忘れてたw ホームズ&ワトソンの最初の冒険話。新訳読みやすくて良いですな。大人になってから読むと、怖い大人だったホームズさんがなんか可愛い人に見えてしまった。ワトソンフィルター?w
読了日:10月1日 著者:アーサー・コナン・ドイル
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@TDCホール。ソワレ。初日!
このときを恐れつつ待っていましたよむねしげー!(違)
というわけで仕事は定時で切り上げて足取り軽く劇場に向かいましたとも。
着いたのが開場時間ちょっと過ぎくらいで、とりあえずDVDの予約申し込みをして(結局買わなかった2の時とは随分違うじゃないかというつっこみはナシで)、物販見に行ったら長蛇の列。最後尾どこかスタッフに聞いたら「今から並んでも開演間に合わなくなるので、幕間か終演後にした方がいいです」とか言われてしまったので、諦めてパンフだけ過去DVDと一緒に別テーブルで売ってたのを購入。
今回席は2Fバルコニーセンター後方。結構舞台から上の方なのかなと思ったら、以外と舞台近い! 比較の対象がこないだのシアターオーブのせいもあるかもだけど、これなら役者の表情も肉眼でもわかりますね!ってくらい。アリーナは見えないので客席降りは最初のほうしかわからないけど。
傾斜はそんなにきつくないけど、座席の配置が千鳥なので、前の人の頭が視界を遮ることもなく快適でした。
今回セットはおなじみの逆凹から一新して、ステージ奥から半分くらいを擂り鉢状、ステージ手前三分の一くらいのところで半円に切り取った感じ。広さが感じられてよいけども、たぶん斜面なせいで、3の時に使ってた刑部の車輪のついた移動台が使えず、あぐらかいたままゴロンゴロンと出入りすることになってしまったのは役者さんお疲れさまです(^^;) 前任の刑部の人が役者やめてしまったというのもあるんだろうけど、中の人がJAEの人(新田さん)になったのはこういう理由だろうかとか思ったり。
あと墨絵の岩っぽい色合いの波模様の移動セットが4つ。全体に「和風柄!」ていう雰囲気なのは宴テイストを受けてのことなのかな~。
背景は5枚の白いカード状のスクリーン。これにロゴとか背景画とか技の効果画とかいろいろ投影してく。背景が基本ゲームのステージ元にしたこれも筆書きの和風テイストのイラストでなかなかかっこいい。
写真は本日の収穫。物販すごい行列してて買えないかと思ったけどなんとかパンフと瀬戸内ブロマイド。ナリ様だけでやめとくつもりがうっかりアニキのも買ってしまったよw;
今回皆写真かっこいいね!
続きにネタバレ感想。
シナリオは事前の雑誌記事とかで「完全オリジナル」とかって言ってたから、どうなるものかと思ったら、ふたを開けたら普通に元親緑+他キャラのエピソード混ぜこみで、…いつものBASARA舞台のシナリオ。
まあ兄貴主役な時点で緑だろーなあと思ったけど、ちょっと「オリジナル」に期待した分がっかりしたのはわりと本当だorz
一応幸村が西軍に参加しないで雑賀と組んで第三勢力になるところが完全新規要素と言えば言えるかな…ってくらい。でもオチも変わってないと「完全オリジナル」とは認めたくはないな。
つーか2の時も秀吉サイドに「ねねも殺されるのは納得したんですよー」なフォロー入ってたのに、ナリ様は「すべては安芸と毛利家の安泰のため」という大前提がスルーされててただの意地悪でイタイ人になってるのがなんだかなーと思わずにいられない。
兄貴の絆の力とナリ様の孤独の対比を強調する感じになってるので、折角大谷さんいるのにあの二人の奇妙な友情もスルーだしね。というかナリ様が自ら手に掛けちゃうしね(^^;)
チケット複数枚あるけど耐えられるかなと思ったり思わなかったり。
でも個々のシーンや役者さんの演技や殺陣自体は面白いし見応えすっごいあるんだよね。もっと観たい!
なんというかこないだの「星めぐりのうた」を思い出すなあ。あれも歌はなんぼでも聞きたいが脚本と構成がびみょーな感じの舞台であった…。あんな感じで「なんとなくストーリーのあるようなシチュエーション芝居の連続」と思えばいいのかしらー。
相変わらずプロローグ、OPに顔見せ殺陣、そっから本編な流れは変わらずだけど、今回プロローグは関ヶ原からだった。アリーナの方で歓声が上がっていたw; イベントか。っていうか主役かその敵役がくるもんだと思ってたら意表を突かれたw と、二人が左右か走り込んでぶつかるところで後方中央からナリ様登場。関ヶ原二人の刀と拳がぶつかる背後にたって、動乱を待っていた宣言。なるほどこうきたかー!って感じ。で、兄貴を手ゴマに割り込む気満々のナリ様からOPへ。
3なのでNakedArms。なんか懐かしい! 政宗様から始まって締めはナリ様。途中金吾さんが駆け抜けざまに客席に手を振ったりとかお茶目w 烏城コンビ相変わらずでうれしいですw
宗麟はどんなアクションになるのかなー。思い出号どうするの?と思ったら普通に徒歩だった。でもサンボさんともども軽やかなダンス風の殺陣でかわいいw 思い出号が無いの気にならないくらいw
しかし殺陣は3よりも2よりもパワーアップしていた! サンボメンバーにもアクロバット得意という顔ぶれが入っていて宙返り・バク転しまくりで見た目が凄い派手だ。プリンの皆様も、元の動きに磨きが掛かってる上に更にバリエーション増えてる。
殺陣自体好きだし観てて面白いからいいんだけど、なんか初演のお話はアクションのおまけです感が蘇ってきたりw; あと、よく笑ったなー。お笑いパートも多いよね。烏城コンビと大友&立花主従のタッグが最強すぎるw; さらに鶴ちゃんもいるんだし、蒼紅の宴会は無くてもよかったんじゃないかという勢い。孫姉さん+幸村、東西アニキの絡みは面白いしおいしいけどね。その分アニキとナリ様に尺を割いても罰は当たらないと思う…。
全体にこなれてないぶつ切り感があったけど、2も最初に観たときはそんなんだったからなあ。観てるうちに慣れるだろうか。LV入れて8回観にいく予定ですが。
とりあえずDVDは速攻予約してきましたw
キャスト雑感。
小谷ナリ様。
稽古期間中のブログで「稽古場いったらお休みだった」とか「前回から使用の輪刀壊れた」とか色々書かれていたので(しかし稽古でお疲れだろうにほぼ毎日のついーと&ブログ更新ありがたいです。待ってる間も楽しかったです)、蓋を開けたらなんか3の時より凄い進化してる!! アクションのレパートリーむちゃくちゃ増えてるね! 基本のかぶる/はずすの動作も刀キャラの抜刀/納刀よりもなめらかに見えてしまうの凄い。
二代目の輪刀は芯が固くなったのか、3の時よりしならないから扱いは楽なのかな? その分重たかったりするのかなあ。
クールでどっかだるそうな感じがあるんだけど、なんか可愛いところが凄い好きだ。一幕は特に扉イベントとか金吾踏みとかそーりんに絡まれたりとかギャグパートの参加多めなのでよけい可愛い。その分二幕の石田軍の面々手に掛けていくあたりの凄みが際だって凄絶とか凄艶とか言いたい感じ。アクション舞台なのでナリ様もとてもアグレッシブ。長曾我部軍の強モブとの一騎打ちがあるんだけど、あの兜と輪刀でガツガツ戦う戦う。超かっこいい~。手のバリエーションも投げる・転がす・くぐらせるとやりたい放題w 個人的に相手にばさっとかぶせて低い位置にひっかけて足を掬ってひっくり返らせるのがセコくて好きだw
ラストの独白はナリ様のキャラとしてそれはどうなのかなーと思わなくもないけど(自分がぼっちなことにそんなにこだわるキャラか?)、場面としては息止めて観ちゃうくらいきれいでいいシーンだなあと思う。暗い中ピンスポで銀の紙吹雪が散る中ナリ様が「永遠の孤独」の世界に満足して「長曾我部…最後まで気に食わぬ男であった」の台詞の後、一面の赤ライトの中退場。
この重たい沈黙(いやピアノのBGM流れてるけど)の中、すっくと立ってゆっくり回転するナリ様がとても美しい。
コニナリ様超満足ですわ~。あとは怪我に気をつけてがんばって欲しいところ。
浜尾アニキ。
夏の陣でキャスト発表になったときは「えーッ?」と驚きと若干のブーイングがあったようですが、それからがっつり体作って、腹筋割って、ちゃんとアニキになってました。
私もゴセイのちょっと振り回されポジのお兄ちゃんキャラでしか見たことなかったので、どう仕上がるのかと期待半分、不安半分くらいだったけど、ぜんぜんOK。プロの役者さんやのー。
前任の戸谷アニキに比べると声は石野さんとは質が違う感じ(浜尾くんのがまろいというか滑らか)だけど、口調をよく研究してる感じなので、最初の方こそ違和感あるものの、最後のナリ様との対決とかはもう二人のやりとりにどっぷり引き込まれて観てました。
碇槍の扱いも扱いづらいんだろうなーってとこも若干あったけど、まあ、かえって重量感出ててよかったんじゃないかなーと思ったり。
それにしてもブロマイドが無茶苦茶かっこいいんだけど! 最初ナリ様の分だけにしとこうと思ったのについ買ってしまったわw;
烏城コンビ
ギャグパート担当をいいことに、やりたい放題で凄いですw とてもいい空気感のコンビ。金吾さんは歌うし踊るし今回も客席降りするし、とてもキュートだ。舞台観て金吾さん株はだいぶ上がったよ。
みってん様も若干キャラ崩壊と谷口さんが見えるなあと思うところもあったけど、良いみってん様だったと思います。殺陣の早さが凄いね。二鎌のアクション、キレキレです。武器が大変というと真っ先に輪刀、それから幸村の二槍、小十郎の左手の殺陣が上がるけども、みってん様の武器も幸村と同じくらいには大変なんだよね~。と感じさせられる今回の殺陣でした。それにしてもブロマイドが美しすぎてどうしようかと思ったり。くそう谷口さんなのに!
でもそーりんに「洗礼名つけてあげます」言われて拒否るところは宴ネタですね。細かく仕込んでくるね! 今回も信長公の頬当て持ってきてたねー! …みってんさまルートベースの舞台とかやろうよー。
立花主従
宗麟パートだけを観てしまうと、「バサラは歌わないし踊らないからバサミュっていうな!」という声がすべて無効になるw 毎回モブのみなさんと歌いながら登場。曲のバリエーションも3~4曲ある? でも中の人も歌うまいねw とても憎そ可愛い良いそーりんでしたw
宗茂さんもすごい宗茂さん。両手開いてチェーンソー構えるの大変だろうに~。そして心のツッコミも細かくて良いですw
烏城コンビが立花主従に遭遇して彼らが立ち去った後
金吾「…天海様、あの人たち、僕たちとキャラかぶってません?」
天海「金吾さん、私も結構歌いますよ…」
金吾「天海様?! 以外といける口なんですか?!」
って会話してはけてくのに笑ったw
孫姐さん
この人も2代目。先代の孫姐さんよりは声もよく通るし、アクションも達者。蹴り技がなかなかいいけど、側転がもう一つ。比べちゃいけんのだが、OPで広瀬権現のとても美しい側転を見ているのでつい比べてしまう…。
クールキャラっぽいのに、まつを慶次が呼ぶまま「まつねえちゃん」と呼ぶおとぼけぶりは「じじい」と老兵を呼ぶところで表現かw
武田式テンション芸(もはや宴会芸でもないw;)の「バイオ孫市」で「媚びるな」って言ってたようだけどちょっと意味不明。誰に?カプコンに? 銃のゲームだから? 孫姐さんの中の人、なんかバイオ関係のお仕事してるのかな? 誰か知ってたら教えてください。
鶴ちゃん
この人もすっかりお笑いパート担当に(^^;) 相変わらずのウザカワでした。今回魅了矢とばしまくりww アニキとは直接には絡まないけど、ナリ様とはちょびっと絡みあり。「この人悪い人なんですよ!」ってナリ様の輪刀ぺしぺしするの可愛いw ばびゅーんと飛んでって着地に失敗して家康に退かれてても可愛いw
蒼紅主従。
今回メインのお話に絡んでこない分、余裕があった感じですかね。気楽で楽しそう。特に久保宗様は自分でも言ってるけどフリーダムだな~。小十郎もすっかり宴会大将に…w
武田軍の名をあげるために西軍副将格の毛利の首を獲る!って息巻いてるけど、結局横からちょっかいかけてきた久保宗様と戦ってなし崩しw; まあでもこの幸村だとナリ様の顔知らないで本人に「毛利殿はどこでござるぁあああ」とか言いそうw
宴会と言えば主従も初日から一緒に踊ってて吹いたw いいの?w 千秋楽はどうなるの?? アニキまで巻き込んだ合同宴会、これはこれで楽しかったですw(武田軍は孫姐さんと合同) 話と尺の都合上、削るなら削れてもいいとは思うけど。
家康と石田主従。
ここも安定しすぎてて、広瀬家康のあの曇りなきさわやかさがまぶしいとか、とか三成の殺陣かっこいいーとかしか言うこと思いつかず。刑部役の新田さんはよく響く低音ボイスでごろんごろん出入りするのがなんか面白かったですw よく考えたなーっていうか。毛利様ともっとからんでくれると良かったのに。
だいたいこんな感じ?
日替わりネタっぽいのは金吾さんの洗礼名と客席降りの罰ゲームかな。
「ブルーレット小早川」→「なんかトイレっぽい名前だね」
「どうしたらいいと思う?」「逃げてんじゃねーかよ!」(頑張って逃げる!)とか言われたのかなw
「罰として! 明日までに僕と天海様のミュージカル曲書いてこい!」わははw 天海様といい歌う気満々ですね歌って歌ってーw
カテコご挨拶は最初元親、二回目は筆頭仕切りでこばP&山本D、三回目幸村でした。…初日くらいコニーに振ってほしかったよ久保宗様ー! まああと何回か行くので行く回で当たるといいなー。
山Dからは初日見た人はブログ・ツイッターなどでおもしろかったよ! とお友達を誘ってきてください。一人ノルマ5人、達成できなければ腐ったイカを送りますのでw だそうです。
こばPは初演が懐かしいですね的な語りと千秋楽LVの宣伝。初演のロッソ行ったよー! あのときもチケ全然とれなくて大変だった。
こばPたちの挨拶をシメるところで久保宗様が噛んだw
幸村は「本日はありがとうございました。面白い舞台を見せられるように全身全霊込めて、ハプニングは最小限にw頑張りたいと思います」(大意)とのこと。
ハプニングと言えば、アニキと家康の出会ったとき、「これが証拠だ」って感じに旗を投げつけるシーンで布がアニキの足下に落ちて、拾いなおして家康の足下に投げ直すって言うのがあったなあ。宴会からの流れなので笑いそうになって参ったw;
あとOPの殺陣シーンで幸村が槍突き出したらすっぽ抜けてすっ飛んでたねw 2のときのヅラ飛ばしといい、初日に何か飛ばすのがお約束か幸村w
まあ、明日の夜も観てきまーすw
まあ兄貴主役な時点で緑だろーなあと思ったけど、ちょっと「オリジナル」に期待した分がっかりしたのはわりと本当だorz
一応幸村が西軍に参加しないで雑賀と組んで第三勢力になるところが完全新規要素と言えば言えるかな…ってくらい。でもオチも変わってないと「完全オリジナル」とは認めたくはないな。
つーか2の時も秀吉サイドに「ねねも殺されるのは納得したんですよー」なフォロー入ってたのに、ナリ様は「すべては安芸と毛利家の安泰のため」という大前提がスルーされててただの意地悪でイタイ人になってるのがなんだかなーと思わずにいられない。
兄貴の絆の力とナリ様の孤独の対比を強調する感じになってるので、折角大谷さんいるのにあの二人の奇妙な友情もスルーだしね。というかナリ様が自ら手に掛けちゃうしね(^^;)
チケット複数枚あるけど耐えられるかなと思ったり思わなかったり。
でも個々のシーンや役者さんの演技や殺陣自体は面白いし見応えすっごいあるんだよね。もっと観たい!
なんというかこないだの「星めぐりのうた」を思い出すなあ。あれも歌はなんぼでも聞きたいが脚本と構成がびみょーな感じの舞台であった…。あんな感じで「なんとなくストーリーのあるようなシチュエーション芝居の連続」と思えばいいのかしらー。
相変わらずプロローグ、OPに顔見せ殺陣、そっから本編な流れは変わらずだけど、今回プロローグは関ヶ原からだった。アリーナの方で歓声が上がっていたw; イベントか。っていうか主役かその敵役がくるもんだと思ってたら意表を突かれたw と、二人が左右か走り込んでぶつかるところで後方中央からナリ様登場。関ヶ原二人の刀と拳がぶつかる背後にたって、動乱を待っていた宣言。なるほどこうきたかー!って感じ。で、兄貴を手ゴマに割り込む気満々のナリ様からOPへ。
3なのでNakedArms。なんか懐かしい! 政宗様から始まって締めはナリ様。途中金吾さんが駆け抜けざまに客席に手を振ったりとかお茶目w 烏城コンビ相変わらずでうれしいですw
宗麟はどんなアクションになるのかなー。思い出号どうするの?と思ったら普通に徒歩だった。でもサンボさんともども軽やかなダンス風の殺陣でかわいいw 思い出号が無いの気にならないくらいw
しかし殺陣は3よりも2よりもパワーアップしていた! サンボメンバーにもアクロバット得意という顔ぶれが入っていて宙返り・バク転しまくりで見た目が凄い派手だ。プリンの皆様も、元の動きに磨きが掛かってる上に更にバリエーション増えてる。
殺陣自体好きだし観てて面白いからいいんだけど、なんか初演のお話はアクションのおまけです感が蘇ってきたりw; あと、よく笑ったなー。お笑いパートも多いよね。烏城コンビと大友&立花主従のタッグが最強すぎるw; さらに鶴ちゃんもいるんだし、蒼紅の宴会は無くてもよかったんじゃないかという勢い。孫姉さん+幸村、東西アニキの絡みは面白いしおいしいけどね。その分アニキとナリ様に尺を割いても罰は当たらないと思う…。
全体にこなれてないぶつ切り感があったけど、2も最初に観たときはそんなんだったからなあ。観てるうちに慣れるだろうか。LV入れて8回観にいく予定ですが。
とりあえずDVDは速攻予約してきましたw
キャスト雑感。
小谷ナリ様。
稽古期間中のブログで「稽古場いったらお休みだった」とか「前回から使用の輪刀壊れた」とか色々書かれていたので(しかし稽古でお疲れだろうにほぼ毎日のついーと&ブログ更新ありがたいです。待ってる間も楽しかったです)、蓋を開けたらなんか3の時より凄い進化してる!! アクションのレパートリーむちゃくちゃ増えてるね! 基本のかぶる/はずすの動作も刀キャラの抜刀/納刀よりもなめらかに見えてしまうの凄い。
二代目の輪刀は芯が固くなったのか、3の時よりしならないから扱いは楽なのかな? その分重たかったりするのかなあ。
クールでどっかだるそうな感じがあるんだけど、なんか可愛いところが凄い好きだ。一幕は特に扉イベントとか金吾踏みとかそーりんに絡まれたりとかギャグパートの参加多めなのでよけい可愛い。その分二幕の石田軍の面々手に掛けていくあたりの凄みが際だって凄絶とか凄艶とか言いたい感じ。アクション舞台なのでナリ様もとてもアグレッシブ。長曾我部軍の強モブとの一騎打ちがあるんだけど、あの兜と輪刀でガツガツ戦う戦う。超かっこいい~。手のバリエーションも投げる・転がす・くぐらせるとやりたい放題w 個人的に相手にばさっとかぶせて低い位置にひっかけて足を掬ってひっくり返らせるのがセコくて好きだw
ラストの独白はナリ様のキャラとしてそれはどうなのかなーと思わなくもないけど(自分がぼっちなことにそんなにこだわるキャラか?)、場面としては息止めて観ちゃうくらいきれいでいいシーンだなあと思う。暗い中ピンスポで銀の紙吹雪が散る中ナリ様が「永遠の孤独」の世界に満足して「長曾我部…最後まで気に食わぬ男であった」の台詞の後、一面の赤ライトの中退場。
この重たい沈黙(いやピアノのBGM流れてるけど)の中、すっくと立ってゆっくり回転するナリ様がとても美しい。
コニナリ様超満足ですわ~。あとは怪我に気をつけてがんばって欲しいところ。
浜尾アニキ。
夏の陣でキャスト発表になったときは「えーッ?」と驚きと若干のブーイングがあったようですが、それからがっつり体作って、腹筋割って、ちゃんとアニキになってました。
私もゴセイのちょっと振り回されポジのお兄ちゃんキャラでしか見たことなかったので、どう仕上がるのかと期待半分、不安半分くらいだったけど、ぜんぜんOK。プロの役者さんやのー。
前任の戸谷アニキに比べると声は石野さんとは質が違う感じ(浜尾くんのがまろいというか滑らか)だけど、口調をよく研究してる感じなので、最初の方こそ違和感あるものの、最後のナリ様との対決とかはもう二人のやりとりにどっぷり引き込まれて観てました。
碇槍の扱いも扱いづらいんだろうなーってとこも若干あったけど、まあ、かえって重量感出ててよかったんじゃないかなーと思ったり。
それにしてもブロマイドが無茶苦茶かっこいいんだけど! 最初ナリ様の分だけにしとこうと思ったのについ買ってしまったわw;
烏城コンビ
ギャグパート担当をいいことに、やりたい放題で凄いですw とてもいい空気感のコンビ。金吾さんは歌うし踊るし今回も客席降りするし、とてもキュートだ。舞台観て金吾さん株はだいぶ上がったよ。
みってん様も若干キャラ崩壊と谷口さんが見えるなあと思うところもあったけど、良いみってん様だったと思います。殺陣の早さが凄いね。二鎌のアクション、キレキレです。武器が大変というと真っ先に輪刀、それから幸村の二槍、小十郎の左手の殺陣が上がるけども、みってん様の武器も幸村と同じくらいには大変なんだよね~。と感じさせられる今回の殺陣でした。それにしてもブロマイドが美しすぎてどうしようかと思ったり。くそう谷口さんなのに!
でもそーりんに「洗礼名つけてあげます」言われて拒否るところは宴ネタですね。細かく仕込んでくるね! 今回も信長公の頬当て持ってきてたねー! …みってんさまルートベースの舞台とかやろうよー。
立花主従
宗麟パートだけを観てしまうと、「バサラは歌わないし踊らないからバサミュっていうな!」という声がすべて無効になるw 毎回モブのみなさんと歌いながら登場。曲のバリエーションも3~4曲ある? でも中の人も歌うまいねw とても憎そ可愛い良いそーりんでしたw
宗茂さんもすごい宗茂さん。両手開いてチェーンソー構えるの大変だろうに~。そして心のツッコミも細かくて良いですw
烏城コンビが立花主従に遭遇して彼らが立ち去った後
金吾「…天海様、あの人たち、僕たちとキャラかぶってません?」
天海「金吾さん、私も結構歌いますよ…」
金吾「天海様?! 以外といける口なんですか?!」
って会話してはけてくのに笑ったw
孫姐さん
この人も2代目。先代の孫姐さんよりは声もよく通るし、アクションも達者。蹴り技がなかなかいいけど、側転がもう一つ。比べちゃいけんのだが、OPで広瀬権現のとても美しい側転を見ているのでつい比べてしまう…。
クールキャラっぽいのに、まつを慶次が呼ぶまま「まつねえちゃん」と呼ぶおとぼけぶりは「じじい」と老兵を呼ぶところで表現かw
武田式テンション芸(もはや宴会芸でもないw;)の「バイオ孫市」で「媚びるな」って言ってたようだけどちょっと意味不明。誰に?カプコンに? 銃のゲームだから? 孫姐さんの中の人、なんかバイオ関係のお仕事してるのかな? 誰か知ってたら教えてください。
鶴ちゃん
この人もすっかりお笑いパート担当に(^^;) 相変わらずのウザカワでした。今回魅了矢とばしまくりww アニキとは直接には絡まないけど、ナリ様とはちょびっと絡みあり。「この人悪い人なんですよ!」ってナリ様の輪刀ぺしぺしするの可愛いw ばびゅーんと飛んでって着地に失敗して家康に退かれてても可愛いw
蒼紅主従。
今回メインのお話に絡んでこない分、余裕があった感じですかね。気楽で楽しそう。特に久保宗様は自分でも言ってるけどフリーダムだな~。小十郎もすっかり宴会大将に…w
武田軍の名をあげるために西軍副将格の毛利の首を獲る!って息巻いてるけど、結局横からちょっかいかけてきた久保宗様と戦ってなし崩しw; まあでもこの幸村だとナリ様の顔知らないで本人に「毛利殿はどこでござるぁあああ」とか言いそうw
宴会と言えば主従も初日から一緒に踊ってて吹いたw いいの?w 千秋楽はどうなるの?? アニキまで巻き込んだ合同宴会、これはこれで楽しかったですw(武田軍は孫姐さんと合同) 話と尺の都合上、削るなら削れてもいいとは思うけど。
家康と石田主従。
ここも安定しすぎてて、広瀬家康のあの曇りなきさわやかさがまぶしいとか、とか三成の殺陣かっこいいーとかしか言うこと思いつかず。刑部役の新田さんはよく響く低音ボイスでごろんごろん出入りするのがなんか面白かったですw よく考えたなーっていうか。毛利様ともっとからんでくれると良かったのに。
だいたいこんな感じ?
日替わりネタっぽいのは金吾さんの洗礼名と客席降りの罰ゲームかな。
「ブルーレット小早川」→「なんかトイレっぽい名前だね」
「どうしたらいいと思う?」「逃げてんじゃねーかよ!」(頑張って逃げる!)とか言われたのかなw
「罰として! 明日までに僕と天海様のミュージカル曲書いてこい!」わははw 天海様といい歌う気満々ですね歌って歌ってーw
カテコご挨拶は最初元親、二回目は筆頭仕切りでこばP&山本D、三回目幸村でした。…初日くらいコニーに振ってほしかったよ久保宗様ー! まああと何回か行くので行く回で当たるといいなー。
山Dからは初日見た人はブログ・ツイッターなどでおもしろかったよ! とお友達を誘ってきてください。一人ノルマ5人、達成できなければ腐ったイカを送りますのでw だそうです。
こばPは初演が懐かしいですね的な語りと千秋楽LVの宣伝。初演のロッソ行ったよー! あのときもチケ全然とれなくて大変だった。
こばPたちの挨拶をシメるところで久保宗様が噛んだw
幸村は「本日はありがとうございました。面白い舞台を見せられるように全身全霊込めて、ハプニングは最小限にw頑張りたいと思います」(大意)とのこと。
ハプニングと言えば、アニキと家康の出会ったとき、「これが証拠だ」って感じに旗を投げつけるシーンで布がアニキの足下に落ちて、拾いなおして家康の足下に投げ直すって言うのがあったなあ。宴会からの流れなので笑いそうになって参ったw;
あとOPの殺陣シーンで幸村が槍突き出したらすっぽ抜けてすっ飛んでたねw 2のときのヅラ飛ばしといい、初日に何か飛ばすのがお約束か幸村w
まあ、明日の夜も観てきまーすw
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@Fにゃん宅。すいませんちょっと遅刻しました(;´∀`)
面子はおなじみKてゃんMちゃん。おひさです。
今回のお題は「舞台戦国BASARA2」DVD。わー。
…しかし改めて見てもやっぱり遺品ポイントでへこむのだった。゚(゚´Д`゚)゚。
くっそう。
劇場で身じろぎもせず見入ってるのもいいけど、気の置けない友人とわいわいしながらカジュアルに見るのもまた乙ですなw これもたいがい通ったよなー(;´∀`)
もうじき瀬戸内舞台も始まるね! 今年は舞台2本とか豪華だな! お財布には厳しいが。
面子はおなじみKてゃんMちゃん。おひさです。
今回のお題は「舞台戦国BASARA2」DVD。わー。
…しかし改めて見てもやっぱり遺品ポイントでへこむのだった。゚(゚´Д`゚)゚。
くっそう。
劇場で身じろぎもせず見入ってるのもいいけど、気の置けない友人とわいわいしながらカジュアルに見るのもまた乙ですなw これもたいがい通ったよなー(;´∀`)
もうじき瀬戸内舞台も始まるね! 今年は舞台2本とか豪華だな! お財布には厳しいが。
原作未読。
里見八犬伝好きなので「贋作・里見八犬伝」の副題に釣られて前売り買ったはいいものの、いつ行こうかとスケジュール確認したら27日から既に1日2回上映になってて、2週目からこれじゃあ早々に終映になるに違いないとあせって、予定ごり押しして行ってきました。 それでも映画館選ばなければまだ間に合ったかもしれないけど、あいにく買った前売りが映画館が限定されるムビチケカード。これネットから予約できるのは便利だし、綺麗なカードが手元に残るのも嬉しいんだけど、今回みたいに日程の余裕がないとツライ。今度から絶対にいける日程空けておける作品か、大規模上映のやつだけにしとこう…。
ハコはTOHOシネマズ錦糸町。一日雨の予報だったけど、ちょうど着いた時は小止みになってて良かったな。でもここマップ見たら半蔵門線の出口すぐそばみたいに書いてあるけど、実はちょっと距離あるよね…。
時間ちょっと過ぎて駆け込んだら、中は既にマナーCMで足元だいぶ暗い。こうなることを予想して通路席予約したんだけど、肝心の列表示が見えなくて焦った。朝予約した時点でがらがらで、やっぱ人気ないのかしらー(^_^;とか思っていたら、3列目以降ほぼ空席無しのぎっちり具合でびっくりした。
で、肝心の作品としては、ジブリ(千と千尋+もののけ姫)+後宮小説映画がモノノ怪かぶれ起こしたみたいななんちゃって江戸時代な世界。ジブリ風に表現は非リアルな感じだけど、流血しまくるし、人体に穴は開くし、犬の晒し首がどーんと出てきたりするし、わりとグロ多め。まあヒロインがそもそも猟師だしね。
やたらカラフルな世界とか、どーんと聳え立つ江戸城とか、超人的な動きでアクションしまくる伏の人たちとか、吉原一の太夫が金髪リーゼントだったりとか、画づらは面白いんだけど、肝心のお話がイマイチすわりの悪い感じだったなー。最後の将軍と信乃の因縁とか、将軍が伏狩りにこだわった理由とか良くわからないままだった。「因と果」とか「本物と贋作」とかそのあたりでぐるぐる葛藤するようなテーマがあったのを、とにかくラブストーリーの尺を確保するために雑に切り捨てたのかなーという感じ。なんか某雪風邪に似たにおいを感じるよ…。
がんばって観にいったのに微妙な映画だった…無念。
ところで昨今のとにかくメインをTVタレントで動員を稼ごうの風潮に乗らずメインどころにちゃんとした声優さん使ってるのはいいことだ!
でも馬琴の娘?(冥土の母)はとんでもない棒だった! なんだこれと思ったらchara…あなたは歌を歌っていてください…。歌丸さんは意外と気にならなかったなー。
原作読めば判るのかなと思ったら、そもそも原作とはぜんぜん別物らしいときいて脱力。なんかなー。ゲドといい、ジブリ関係者はもっと原作に敬意ってものを抱こうぜ。
里見八犬伝好きなので「贋作・里見八犬伝」の副題に釣られて前売り買ったはいいものの、いつ行こうかとスケジュール確認したら27日から既に1日2回上映になってて、2週目からこれじゃあ早々に終映になるに違いないとあせって、予定ごり押しして行ってきました。 それでも映画館選ばなければまだ間に合ったかもしれないけど、あいにく買った前売りが映画館が限定されるムビチケカード。これネットから予約できるのは便利だし、綺麗なカードが手元に残るのも嬉しいんだけど、今回みたいに日程の余裕がないとツライ。今度から絶対にいける日程空けておける作品か、大規模上映のやつだけにしとこう…。
ハコはTOHOシネマズ錦糸町。一日雨の予報だったけど、ちょうど着いた時は小止みになってて良かったな。でもここマップ見たら半蔵門線の出口すぐそばみたいに書いてあるけど、実はちょっと距離あるよね…。
時間ちょっと過ぎて駆け込んだら、中は既にマナーCMで足元だいぶ暗い。こうなることを予想して通路席予約したんだけど、肝心の列表示が見えなくて焦った。朝予約した時点でがらがらで、やっぱ人気ないのかしらー(^_^;とか思っていたら、3列目以降ほぼ空席無しのぎっちり具合でびっくりした。
で、肝心の作品としては、ジブリ(千と千尋+もののけ姫)+後宮小説映画がモノノ怪かぶれ起こしたみたいななんちゃって江戸時代な世界。ジブリ風に表現は非リアルな感じだけど、流血しまくるし、人体に穴は開くし、犬の晒し首がどーんと出てきたりするし、わりとグロ多め。まあヒロインがそもそも猟師だしね。
やたらカラフルな世界とか、どーんと聳え立つ江戸城とか、超人的な動きでアクションしまくる伏の人たちとか、吉原一の太夫が金髪リーゼントだったりとか、画づらは面白いんだけど、肝心のお話がイマイチすわりの悪い感じだったなー。最後の将軍と信乃の因縁とか、将軍が伏狩りにこだわった理由とか良くわからないままだった。「因と果」とか「本物と贋作」とかそのあたりでぐるぐる葛藤するようなテーマがあったのを、とにかくラブストーリーの尺を確保するために雑に切り捨てたのかなーという感じ。なんか某雪風邪に似たにおいを感じるよ…。
がんばって観にいったのに微妙な映画だった…無念。
ところで昨今のとにかくメインをTVタレントで動員を稼ごうの風潮に乗らずメインどころにちゃんとした声優さん使ってるのはいいことだ!
でも馬琴の娘?(冥土の母)はとんでもない棒だった! なんだこれと思ったらchara…あなたは歌を歌っていてください…。歌丸さんは意外と気にならなかったなー。
原作読めば判るのかなと思ったら、そもそも原作とはぜんぜん別物らしいときいて脱力。なんかなー。ゲドといい、ジブリ関係者はもっと原作に敬意ってものを抱こうぜ。
携帯の年割が更新月だったのでつい解約してみたり。
秋冬モデルのスマホがちょっと面白そうなので機種変考えてもいいのかなーとかそわそわしています。
それにしてもauはNMP優遇激しすぎてげんなりするのでdocomoでもいこうかなーとかうずうず。国産メーカーのハイスペ機種はdocomoなんだよねー。
秋冬モデルのスマホがちょっと面白そうなので機種変考えてもいいのかなーとかそわそわしています。
それにしてもauはNMP優遇激しすぎてげんなりするのでdocomoでもいこうかなーとかうずうず。国産メーカーのハイスペ機種はdocomoなんだよねー。
10日の代々木発券してきたら覚悟していたより全然ましな席だった。二次募集とはいえ腐ってもFCか…! すごいよ! ありがとうUVER!
それでもってそのFCからアリーナツアーに先駆けてのライブハウス! 行きたいけどド平日の渋谷でしかもBASARA週間の真っ只中かー! どうしたもんかな(;´∀`)
ダメもとで応募だけしてみるか。
それでもってそのFCからアリーナツアーに先駆けてのライブハウス! 行きたいけどド平日の渋谷でしかもBASARA週間の真っ只中かー! どうしたもんかな(;´∀`)
ダメもとで応募だけしてみるか。
宴フルコンプとか全然してませんw がぼちぼちやってます。
日本遊戯の最後のほうの忠勝4連戦が全然勝てなくて、投げ気味なんですが、日本遊戯がらみの称号には1つのクエストを全キャラでクリアつーのがあったなーと思ってねちねちと1個目でw;
でもつくづく私使うキャラが偏っているので、1つ目でも道が長いw 飽きるし!
ネチネチ一週間くらいやってやっと取得ー(*´∀`)
日本遊戯コンプしたら3本篇の続きやろうと思ってましたが、もうそろそろ諦めて本編行くかなー。舞台のために復習もしたいしねー(;´∀`)
日本遊戯の最後のほうの忠勝4連戦が全然勝てなくて、投げ気味なんですが、日本遊戯がらみの称号には1つのクエストを全キャラでクリアつーのがあったなーと思ってねちねちと1個目でw;
でもつくづく私使うキャラが偏っているので、1つ目でも道が長いw 飽きるし!
ネチネチ一週間くらいやってやっと取得ー(*´∀`)
日本遊戯コンプしたら3本篇の続きやろうと思ってましたが、もうそろそろ諦めて本編行くかなー。舞台のために復習もしたいしねー(;´∀`)
@銀河劇場。しばらく立て続けに通いましたが今年はこれで打ち止め! …多分。
台風接近で雨と風が強くなる予報出ててたけど、無事に行って帰ってこられて万歳。
週末に旅行の予定入れてるのに、上演期間が短いので、とりあえず初日ですw チラシ見たときからWヴォルフを1回の舞台で見られるなんてなんてお得!と勢い込んで夏の終わり、エリザ遠征から帰ってきて真っ先に主催先行予約の申し込みをしたというw
主催先行の甲斐あってか、当たった席はK列ほぼどセンターという舞台全体がバランス良く見える超良席でした! (最前とかはライブとかはともかく何回か行くうちの1回ならいいけど、一回しか行かない場合はこのくらいの方が好き。個人の好みです)
仕事を定時であがってまっすぐきたらちょっと時間に余裕があったので、オリジナルドリンク。4種あったうちの「星めぐりのうた」のノンアルコール。…アルコールだと寝そうになるというのはこないだの「緋色~」でやらかしたからなw; さっぱりしておいしかった。
さすが初日だけあってw開幕は5分ほど押したかな。
幕が上がると真っ白の壁と、その手前に2mちょっとくらいの高さの段が作ってあってこれも真っ白。段はほぼ舞台幅一杯で左右に階段。
で、ここにいろいろ背景映像を投影するという。で、あとは椅子とちょっとした小道具が出たり入ったり。ごめん予算ないんだねとか思ってごめん。帝劇とはチケ代も違うしな。
幕が開いてまずは下の段中央で荷物抱えて電車に乗ってる風のあっきー。
ストーリーは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をベースにして、キャラを現代日本の青年キャラに、夏祭りを小学校の同級生が集まる同窓会に改変。列車に乗ってからの流れはほぼ原作の流れ。
なので決して幸せな話ではないんだけど、後味が良い作品ではありました。
ただ一幕は頭2/3カットしていいくらいの退屈さ。超キャストの無駄遣い。私がもう少し気短かだったら幕間にアンケートにボロカス書いて帰ってたところだw
二幕になるとやっとミュージカルらしくなってきて楽しい。
カテコは出演者総出で一曲。と進むにつれて良くはなってくるので、帰りの気分は悪くないです。
以下ネタバレ雑感。
幕明きは中川君。中央にぽつんと荷物抱えて座ってるのはバイトに行く途中で地下鉄に乗ってるところらしい。別のバイト先の人に遭遇してなんだかへどもど。
「自分何してんだろ…」てきなむなしさを歌いながら、ティッシャーのバイト中のコーイチ。
そこにスーツ着た男性が近づいてきて、話しかける。小学校時代の同級生で今日この辺で同窓会があるが、コーイチは誘われてなかったことが発覚。
でも親友だったケイも来るかもってことでちょっと興味のあるコーイチ。ちなみにケイは法学部出て新進弁護士として出世街道を歩み中。
売れないホストとビル清掃で稼いでて、父親が蒸発中のコーイチにはなんか近寄りがたい感じ…。
こういうやりとりはふつうに芝居なんだけど、なんか台詞回しがだるい。間が悪い。白々しい「同級生との久しぶりの再会」シーンだらだらやらないで、あっきーの説明台詞でさくっと流しちゃえばいいのにと思ったな。
その後、別れて暮らしてるお母さんから「声が聞きたくなって」な電話が入ってきて、土居さんのソロ。いやー、さすがいいお声。この舞台、Wヴォルフーと一人盛り上がったてたけど、そういや土居さんもマドモアゼルモーツァルトのヴォルフだったんだっけ? モーツァルト3人そろっているとは恐ろしいw
小さい頃の思い出語りの歌のバックに投影される子供の写真はあっきーの幼少時代の写真らしい。可愛いv
しかし母の愛に満ちた良い曲だとは思うが、歌詞も変わらないリフレインいらない…。
ただ一幕が最悪に退屈でキャストの無駄遣い感ひしひし。曲自体も盛り上がるような感じでもないし、ソロがメインでしかも長いので流れちょんぎりまくり。最初に「役者の見せ場」的ソロを持ってきましたな感じだけど、そうじゃなくて「役の見せ場」が役者の見せ場、になるようにしてほしい。歌詞とかアレンジとか変わるならまだ聞く気も持つけどしょうむないリフレインばっかりじゃつまらない。各ソロの尺を半分にしてさっさと主役二人を列車に乗せてしまうべき。あるいはもう一曲、ケイとコウイチの背中合わせですれ違ってるようなデュエットを入れるべき。二幕ラストとの対比的に。
一幕はダンサーもおとなしい感じ(やたらと上手→下手、下手→上手の移動ばっかり)で、体力温存のために一幕は省エネモードにしてみましたって感じだったのかなあとか勘ぐってしまいます。
やたらなパニクルーの人押しもなんか鼻についた。ソロは流れぶったぎって長いし、列車に乗ってから検札に来るシーンも
コーイチ「パスモじゃだめ? パニクルーのチケットしか持ってません」
車掌(パニクルーメンバーの人)「それは素晴らしい。このチケットなら天国までも行けますよ!」
コーイチ「僕、ボーカルの人のファンなんです!」
みたいなやりとりがあったんだけど、まあありがちなコントだし、別にいいけど、それまでで全然気分暖まってないから寒い寒い。マジイラっとした。
別に中の人の技量がどうとかいうよりも(すごく歌上手なわけでもないけど、吉野圭吾さん的な色気のある声と、ダンスもうまくてすごい!)、んだけどなんか逆なでされる感じ。演出家のオキニなのかな、と思わせる何か。
戻って。さわやかに育三郎君(ケイ)登場。とてもまっすぐ育ちました感のある好青年。そして彼はのっけからコーイチが好きすぎるw 同窓会、ちょっと仕事の途中だから遅くなる、っていったん引っ込んでまたやってきて時間経過を表現して、また出てくる、ってやるんだけど、遅れます連絡を上の段から電話かなんかにして、降りてきたときには宴たけなわで合流、で酔っぱらいを庇ってドン!とかにすればまだタイトにまとまったのではなかろうかなとか思ったり。
ケイとコーイチが合流してからはちょっと盛り上がってきたけど、せっかくのデュエット「走れ走れ」も今一つ歌詞がおもしろくなくてな…。
で、例の寒い検札コントでげんなりしてきたが、停車駅で不思議な体験をしたり、異様な乗客(ひたすら計算する人)が乗り込んできたりのあたりはちょっと面白かった。計算の人のダンスは動く映像を背景全体に投影して、それと融合する感じのダンス。映像はいい加減マトリックスも古典になったんだなあと言うような。ふた昔前くらいのみんなのうたのCGを彷彿とさせるクォリティ。しかしダンスの動き事態はそれなりに面白い。あっきーたちもちゃんと踊ってるしw というかこの二人が意外と踊るので逆にびっくりした。 で、そのシーンがおわって、なんか波の音が聞こえて、一面の水の映像。「海だ…」で幕が下りて一幕終わり。
このとりあえず時間なのでCM、みたいな終わりかたもどうなの…。
ちなみに一幕の間、ちょっと笑いの起こるところはあったけど、ソロの後に拍手の起こることは一回もなし。音楽が多分カラオケなので、タイミング的に取りづらいのもあるんだろうけど。
ほんと幕間の時点ではアンケートにキャストの無駄遣いすぎ、って書いて帰ってやろうかと思ったわ~。マジで。オリジナル系はこれだからな…orz と絶望していたけど、まあクソつまらなければそれはそれで話のネタになるかな。と二幕も観ることにして待機。
そして二幕。バラエティ番組のあのCMのちょっと前から始まるような感じで「海だ…」とか驚いてる二人のところに三人の乗客がやってくる。
客船から降りて列車に乗り換えになったという話。何があったか聞いてくれという三人の話の再現シーン。豪華客船のダンスパーティーから氷山にぶつかっての沈没。
このパーティーのシーンで、土居さんが歌手として歌うのがとても素敵。ケイとコーイチがはしゃいで、ワルツを踊る乗客の間をタンゴのステップでくるくる縫って行くのとか超かわいい。萌えると言ってもいいレベルw というか全体にこの二人が舞台上にそろってるだけで吸引力が違うw 兄妹役の二人も良かった。良い声。妹役の子は育三郎君とロミジュリでジュリエット役で共演したんだって? ミュージカルでスタンダードな清純派ぶりっこの綺麗なソプラノで、かわいい。叶うことならこの人のクリスティーヌ@オペラ座が聞きたい。
この妹ちゃんとケイがいい雰囲気になってちょっとしょんぼりするコーイチがかわいい。慰めるシンガー(=土居さん)がまた優しい。この人の男爵夫人@M!が聞いてみたい…。
しかしラブラブなデュエットはいいんだけど、その背景の回転する御花畑映像はベタすぎて笑いがww
客船からの三人は次の駅で降りていって、また二人きり。なんとなく元気になってくるコーイチと対照的にだんだん言葉少なにうつむいてくるケイ。
二人一緒なら怖くないと歌いながら、やがて背後の壇上から消えていくケイ。このデュエットたまらん。帰らなくて良かった…! 自分の貧乏性をほめてやりたい。
そして「銀河ステーション、銀河ステーション」のアナウンスで目を覚ましたコーイチ。仕事先の駅のベンチで居眠りこいてたらしい。隣にケイはいなくて、戸惑っていると携帯が鳴る。
ケイが事故ったという知らせ。
病院に駆けつけるも時すでに遅く、ケイのお父さんが出迎えてくれる。そして、コーイチの父から最近連絡があったことを教えてくれる。
ケイとの不思議な旅の思い出をかみしめつつ、ちょっと前向きになったコーイチはバイト暮らしを精算して母の待つ実家に帰ることにして、みんなにさよなら言っておわり。
だいたいそんな感じ。
で、カテコで拍手で終わりかなーとおもったら、カテコの後に演者全員もう一曲~。これがさー、もう歌担当6人誰とってもいい声でさー、ほんと耳の栄養って感じでした。耳福。耳福。
曲が終わって幕がおりて客電ついても拍手がやまないのは…ここらへんのお客さんはやっぱ帝劇とかあの辺で鍛えられているんでしょうかと思ったりw …最近行った舞台、だいたい客電ついたらおとなしく帰るお客さんのがおおいようなのばっかりだっったからさーw;
最後はスタオベでしたが、これは終わりがよかったからかねー。個人的にはほぼ二幕の後半以降のための拍手でしたww
しかし一幕に比して、短い幻想シーンをつないでいく二幕はましだったな~とおもうにつけ、演出家はやっぱ振付師さんなんだなあと。幻想性のある短いシーンの演出はお得意でも、平坦な日常会話パートみたいなところは苦手なのかなと思ったり。
楽曲に関しては、歌い手が5割盛りくらいに聴かせてる感じで、一曲ずつはそれなりにいいんだけど並べるともったりしてるというか平板な印象。歌詞も月並み。言葉の選び方に安易さを感じる。翻訳ミュージカルと違って、最初から日本語の歌詞だと1音に3音節とかやらずに1音1音節で当てられちゃうから間延びしちゃうのかなー。
ミュージカル(芝居)と考えるとあれだけど、なんとなくストーリーのついたコンサート、くらいに考えればまあ上等なのかもしれない。
惜しむらくは上演期間の短さよ。あと一週間くらいあれば、多少の手直しで程良くメリハリもついたりした可能性もあるかなあと思ってもう一回くらい行ったのにw
台風接近で雨と風が強くなる予報出ててたけど、無事に行って帰ってこられて万歳。
週末に旅行の予定入れてるのに、上演期間が短いので、とりあえず初日ですw チラシ見たときからWヴォルフを1回の舞台で見られるなんてなんてお得!と勢い込んで夏の終わり、エリザ遠征から帰ってきて真っ先に主催先行予約の申し込みをしたというw
主催先行の甲斐あってか、当たった席はK列ほぼどセンターという舞台全体がバランス良く見える超良席でした! (最前とかはライブとかはともかく何回か行くうちの1回ならいいけど、一回しか行かない場合はこのくらいの方が好き。個人の好みです)
仕事を定時であがってまっすぐきたらちょっと時間に余裕があったので、オリジナルドリンク。4種あったうちの「星めぐりのうた」のノンアルコール。…アルコールだと寝そうになるというのはこないだの「緋色~」でやらかしたからなw; さっぱりしておいしかった。
さすが初日だけあってw開幕は5分ほど押したかな。
幕が上がると真っ白の壁と、その手前に2mちょっとくらいの高さの段が作ってあってこれも真っ白。段はほぼ舞台幅一杯で左右に階段。
で、ここにいろいろ背景映像を投影するという。で、あとは椅子とちょっとした小道具が出たり入ったり。ごめん予算ないんだねとか思ってごめん。帝劇とはチケ代も違うしな。
幕が開いてまずは下の段中央で荷物抱えて電車に乗ってる風のあっきー。
ストーリーは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をベースにして、キャラを現代日本の青年キャラに、夏祭りを小学校の同級生が集まる同窓会に改変。列車に乗ってからの流れはほぼ原作の流れ。
なので決して幸せな話ではないんだけど、後味が良い作品ではありました。
ただ一幕は頭2/3カットしていいくらいの退屈さ。超キャストの無駄遣い。私がもう少し気短かだったら幕間にアンケートにボロカス書いて帰ってたところだw
二幕になるとやっとミュージカルらしくなってきて楽しい。
カテコは出演者総出で一曲。と進むにつれて良くはなってくるので、帰りの気分は悪くないです。
以下ネタバレ雑感。
幕明きは中川君。中央にぽつんと荷物抱えて座ってるのはバイトに行く途中で地下鉄に乗ってるところらしい。別のバイト先の人に遭遇してなんだかへどもど。
「自分何してんだろ…」てきなむなしさを歌いながら、ティッシャーのバイト中のコーイチ。
そこにスーツ着た男性が近づいてきて、話しかける。小学校時代の同級生で今日この辺で同窓会があるが、コーイチは誘われてなかったことが発覚。
でも親友だったケイも来るかもってことでちょっと興味のあるコーイチ。ちなみにケイは法学部出て新進弁護士として出世街道を歩み中。
売れないホストとビル清掃で稼いでて、父親が蒸発中のコーイチにはなんか近寄りがたい感じ…。
こういうやりとりはふつうに芝居なんだけど、なんか台詞回しがだるい。間が悪い。白々しい「同級生との久しぶりの再会」シーンだらだらやらないで、あっきーの説明台詞でさくっと流しちゃえばいいのにと思ったな。
その後、別れて暮らしてるお母さんから「声が聞きたくなって」な電話が入ってきて、土居さんのソロ。いやー、さすがいいお声。この舞台、Wヴォルフーと一人盛り上がったてたけど、そういや土居さんもマドモアゼルモーツァルトのヴォルフだったんだっけ? モーツァルト3人そろっているとは恐ろしいw
小さい頃の思い出語りの歌のバックに投影される子供の写真はあっきーの幼少時代の写真らしい。可愛いv
しかし母の愛に満ちた良い曲だとは思うが、歌詞も変わらないリフレインいらない…。
ただ一幕が最悪に退屈でキャストの無駄遣い感ひしひし。曲自体も盛り上がるような感じでもないし、ソロがメインでしかも長いので流れちょんぎりまくり。最初に「役者の見せ場」的ソロを持ってきましたな感じだけど、そうじゃなくて「役の見せ場」が役者の見せ場、になるようにしてほしい。歌詞とかアレンジとか変わるならまだ聞く気も持つけどしょうむないリフレインばっかりじゃつまらない。各ソロの尺を半分にしてさっさと主役二人を列車に乗せてしまうべき。あるいはもう一曲、ケイとコウイチの背中合わせですれ違ってるようなデュエットを入れるべき。二幕ラストとの対比的に。
一幕はダンサーもおとなしい感じ(やたらと上手→下手、下手→上手の移動ばっかり)で、体力温存のために一幕は省エネモードにしてみましたって感じだったのかなあとか勘ぐってしまいます。
やたらなパニクルーの人押しもなんか鼻についた。ソロは流れぶったぎって長いし、列車に乗ってから検札に来るシーンも
コーイチ「パスモじゃだめ? パニクルーのチケットしか持ってません」
車掌(パニクルーメンバーの人)「それは素晴らしい。このチケットなら天国までも行けますよ!」
コーイチ「僕、ボーカルの人のファンなんです!」
みたいなやりとりがあったんだけど、まあありがちなコントだし、別にいいけど、それまでで全然気分暖まってないから寒い寒い。マジイラっとした。
別に中の人の技量がどうとかいうよりも(すごく歌上手なわけでもないけど、吉野圭吾さん的な色気のある声と、ダンスもうまくてすごい!)、んだけどなんか逆なでされる感じ。演出家のオキニなのかな、と思わせる何か。
戻って。さわやかに育三郎君(ケイ)登場。とてもまっすぐ育ちました感のある好青年。そして彼はのっけからコーイチが好きすぎるw 同窓会、ちょっと仕事の途中だから遅くなる、っていったん引っ込んでまたやってきて時間経過を表現して、また出てくる、ってやるんだけど、遅れます連絡を上の段から電話かなんかにして、降りてきたときには宴たけなわで合流、で酔っぱらいを庇ってドン!とかにすればまだタイトにまとまったのではなかろうかなとか思ったり。
ケイとコーイチが合流してからはちょっと盛り上がってきたけど、せっかくのデュエット「走れ走れ」も今一つ歌詞がおもしろくなくてな…。
で、例の寒い検札コントでげんなりしてきたが、停車駅で不思議な体験をしたり、異様な乗客(ひたすら計算する人)が乗り込んできたりのあたりはちょっと面白かった。計算の人のダンスは動く映像を背景全体に投影して、それと融合する感じのダンス。映像はいい加減マトリックスも古典になったんだなあと言うような。ふた昔前くらいのみんなのうたのCGを彷彿とさせるクォリティ。しかしダンスの動き事態はそれなりに面白い。あっきーたちもちゃんと踊ってるしw というかこの二人が意外と踊るので逆にびっくりした。 で、そのシーンがおわって、なんか波の音が聞こえて、一面の水の映像。「海だ…」で幕が下りて一幕終わり。
このとりあえず時間なのでCM、みたいな終わりかたもどうなの…。
ちなみに一幕の間、ちょっと笑いの起こるところはあったけど、ソロの後に拍手の起こることは一回もなし。音楽が多分カラオケなので、タイミング的に取りづらいのもあるんだろうけど。
ほんと幕間の時点ではアンケートにキャストの無駄遣いすぎ、って書いて帰ってやろうかと思ったわ~。マジで。オリジナル系はこれだからな…orz と絶望していたけど、まあクソつまらなければそれはそれで話のネタになるかな。と二幕も観ることにして待機。
そして二幕。バラエティ番組のあのCMのちょっと前から始まるような感じで「海だ…」とか驚いてる二人のところに三人の乗客がやってくる。
客船から降りて列車に乗り換えになったという話。何があったか聞いてくれという三人の話の再現シーン。豪華客船のダンスパーティーから氷山にぶつかっての沈没。
このパーティーのシーンで、土居さんが歌手として歌うのがとても素敵。ケイとコーイチがはしゃいで、ワルツを踊る乗客の間をタンゴのステップでくるくる縫って行くのとか超かわいい。萌えると言ってもいいレベルw というか全体にこの二人が舞台上にそろってるだけで吸引力が違うw 兄妹役の二人も良かった。良い声。妹役の子は育三郎君とロミジュリでジュリエット役で共演したんだって? ミュージカルでスタンダードな清純派ぶりっこの綺麗なソプラノで、かわいい。叶うことならこの人のクリスティーヌ@オペラ座が聞きたい。
この妹ちゃんとケイがいい雰囲気になってちょっとしょんぼりするコーイチがかわいい。慰めるシンガー(=土居さん)がまた優しい。この人の男爵夫人@M!が聞いてみたい…。
しかしラブラブなデュエットはいいんだけど、その背景の回転する御花畑映像はベタすぎて笑いがww
客船からの三人は次の駅で降りていって、また二人きり。なんとなく元気になってくるコーイチと対照的にだんだん言葉少なにうつむいてくるケイ。
二人一緒なら怖くないと歌いながら、やがて背後の壇上から消えていくケイ。このデュエットたまらん。帰らなくて良かった…! 自分の貧乏性をほめてやりたい。
そして「銀河ステーション、銀河ステーション」のアナウンスで目を覚ましたコーイチ。仕事先の駅のベンチで居眠りこいてたらしい。隣にケイはいなくて、戸惑っていると携帯が鳴る。
ケイが事故ったという知らせ。
病院に駆けつけるも時すでに遅く、ケイのお父さんが出迎えてくれる。そして、コーイチの父から最近連絡があったことを教えてくれる。
ケイとの不思議な旅の思い出をかみしめつつ、ちょっと前向きになったコーイチはバイト暮らしを精算して母の待つ実家に帰ることにして、みんなにさよなら言っておわり。
だいたいそんな感じ。
で、カテコで拍手で終わりかなーとおもったら、カテコの後に演者全員もう一曲~。これがさー、もう歌担当6人誰とってもいい声でさー、ほんと耳の栄養って感じでした。耳福。耳福。
曲が終わって幕がおりて客電ついても拍手がやまないのは…ここらへんのお客さんはやっぱ帝劇とかあの辺で鍛えられているんでしょうかと思ったりw …最近行った舞台、だいたい客電ついたらおとなしく帰るお客さんのがおおいようなのばっかりだっったからさーw;
最後はスタオベでしたが、これは終わりがよかったからかねー。個人的にはほぼ二幕の後半以降のための拍手でしたww
しかし一幕に比して、短い幻想シーンをつないでいく二幕はましだったな~とおもうにつけ、演出家はやっぱ振付師さんなんだなあと。幻想性のある短いシーンの演出はお得意でも、平坦な日常会話パートみたいなところは苦手なのかなと思ったり。
楽曲に関しては、歌い手が5割盛りくらいに聴かせてる感じで、一曲ずつはそれなりにいいんだけど並べるともったりしてるというか平板な印象。歌詞も月並み。言葉の選び方に安易さを感じる。翻訳ミュージカルと違って、最初から日本語の歌詞だと1音に3音節とかやらずに1音1音節で当てられちゃうから間延びしちゃうのかなー。
ミュージカル(芝居)と考えるとあれだけど、なんとなくストーリーのついたコンサート、くらいに考えればまあ上等なのかもしれない。
惜しむらくは上演期間の短さよ。あと一週間くらいあれば、多少の手直しで程良くメリハリもついたりした可能性もあるかなあと思ってもう一回くらい行ったのにw
久々にびっくりした訃報。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121013/t10015723381000.html
丸谷才一というと私が学生時代日本語の勉強していたときに「桜もさよならも日本語」に出会って、現代国語表記の非論理性の指摘と、「だからこれもうやめて表記法旧かなに戻して軽く修正しようぜ(大意)」な主張にいたく感銘を受けて、日本語関係とかエッセイとか読み漁ったなあ。
表記が旧かな遣いだったから、明治大正とかの前時代の人かと思ったら普通に現代の人でまたびっくりしたという。でも違和感なくすらすら読めて、旧かないいじゃんと思ったものです。
この人の文章読本は数多ある文章指南系の本の中で、かなり好きな一冊。小口が手ずれで薄黒くなるまで読んだよw
エッセイのほうは気楽なオヤジの与太話と見えて、古今東西の本の話が飛び交って凄く面白かった。図書館で見つけては借り、古本屋で見かけては買い、新刊本屋の平台に見つけたときは…ちょっとお財布と真剣に相談しつつ結局買ったりしていたよw
面識はおろか、ファンレター一本書いたことのない市井の一ファンですが、たまーに会うと、山盛り面白い話を聞かせてくれる叔父さんみたいな感じでした。
若かりし日の濫読期に読書の幅を広げてくれた作家さんの一人でした。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。
しかしわが身世にふる、というのをひしひしと感じるわねー。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121013/t10015723381000.html
丸谷才一というと私が学生時代日本語の勉強していたときに「桜もさよならも日本語」に出会って、現代国語表記の非論理性の指摘と、「だからこれもうやめて表記法旧かなに戻して軽く修正しようぜ(大意)」な主張にいたく感銘を受けて、日本語関係とかエッセイとか読み漁ったなあ。
表記が旧かな遣いだったから、明治大正とかの前時代の人かと思ったら普通に現代の人でまたびっくりしたという。でも違和感なくすらすら読めて、旧かないいじゃんと思ったものです。
この人の文章読本は数多ある文章指南系の本の中で、かなり好きな一冊。小口が手ずれで薄黒くなるまで読んだよw
エッセイのほうは気楽なオヤジの与太話と見えて、古今東西の本の話が飛び交って凄く面白かった。図書館で見つけては借り、古本屋で見かけては買い、新刊本屋の平台に見つけたときは…ちょっとお財布と真剣に相談しつつ結局買ったりしていたよw
面識はおろか、ファンレター一本書いたことのない市井の一ファンですが、たまーに会うと、山盛り面白い話を聞かせてくれる叔父さんみたいな感じでした。
若かりし日の濫読期に読書の幅を広げてくれた作家さんの一人でした。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。
しかしわが身世にふる、というのをひしひしと感じるわねー。