忍者ブログ
風の吹くまま気の向くままの生活雑記
バーコード
 ソワレ観劇。二階前方の上手サブセンター真ん中辺の席。
 久しぶりにクンツェ&リーヴァイ以外の新作! ってことでわくわくして観に行きましたが、コンディションは最悪でした…。薬飲んでマスクかけていきましたがもうどうにもはだびずが…。マスクかけてたからまだ良いものの、1幕の最後あたりは鼻水たれそうになっても洟かむわけにもいかず、啜り上げるわけにもいかず、舞台どころではなかったよー。サイアク! もう2幕は詰め物で対応しましたが。いやはや体調管理大事。

 で、舞台のほう。
 なんだかアイーダとウィキッドを足して三倍に薄めたような印象(;・∀・)
 アイルランドの海賊女王とイングランドの女王の対立をベースに波乱万丈のヒロインの半生記を描く、というプロットは良いのに何かが物足りない…。展開が駆け足過ぎるのと繰り返し刷り込まれる印象的なテーマ曲がないせいかな。やたら「女は~、女が~」言いすぎる歌詞もイマイチ…。「男性社会の中で見くびられつつもその壁を突き破って実力でトップに立つ女性、最高!」ってのはバブル期の価値観な気がちょっとする。時代背景的にわかるけど共感はしづらい。
 アイリッシュダンスは面白かった。タップダンスとか見るの好きだけどしかしあの足だけのダンスを2時間とかは流石に飽きそうでリバーダンスはパスした口ですが、こうやって芝居の間に挟まる分には充分(*´∀`) ダンスの演出したのはリバーダンスの演出家さんだそうで、それもまたお得な感じ。

 キャストの皆さんは頑張ってたなー。
 男勝りで姐御肌のヒロインなんて、保坂さんの得意キャラだし。マストのぼりとか立ち回りとか体張ってる。
 山口さんは保坂さんの恋人役で若い彼氏役を頑張ってらした…と思う。歌うときの手振りが今回バリエーション色々ついてて、演出家さんも頑張ったなーwと思ったり。しかしあの衣装はもう少し何とかならなかったのか…ヅラと相俟ってものすごいもっさり感が(;´Д`) ただでさえデカイ人なんでもう少し締まって見えるデザインを考えて欲しい…。
 涼風さんの女王も面白かったなあ。なんだか端々がコミカル。エリザベスの貫禄よりはやっぱアントワネットの方がハマルと思うけど、保坂さんの泥臭い熱さに対するにはこのくらいの方がいいのかな。

 どうでもいいが、ラストの牢から出されるティアナンと2人して戻っていくところに、ジーザスとマリアがふとかぶったw あの白い長い寝間着のような衣装でJCSエルサレム版を連想したらしいw; というかティアナン生きてたのか。
 
 カーテンコールではアンサンブルの皆さんが盛大にアイリッシュダンス披露してくれて、堪能しました。
 プリンシパルの皆さんもちょこっとステップ踏んでみたりしテルの可愛かったな(*´∀`)

 CDはいつごろでるのかなー。っていうか東宝もいい加減DVD出して欲しい…。映像で見たいよ。
 

拍手

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック