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風の吹くまま気の向くままの生活雑記
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 屋久島から帰って、一日仕事行って、翌日は極寒のトランシルヴァニアw
 我ながら元気だなーというか、馬鹿だなーというかw; まあツアー以前にチケットとってしまったので仕方ない。大体今回はe+の貸切だし! ご挨拶あるし! 貸切は配役もノリもいいので好きだし! 這ってでも行くしかないでしょう!! ←まさに「欲望こそが我らの支配者」w よく解かります伯爵!

 で、テンション高く向かった帝劇はロビーから天井に蝙蝠が飛び回り、タイトルロゴのタペストリが垂れ下がり、キャストの扮装写真が肖像画風に柱にかかっているという頑張りぶり。舞台セットの模型も展示してあって、まったくカメラ持ってかなかったのが悔しいったら悔しい! 携帯の電池も切れてたしさー。 グッズもなんか増えてるし。リー君のぬいぐるみ(公式ブログの蝙蝠キャラ)ストラップとか…調子に乗ってるな東宝…。うっかり買いそうになったけどw

 とりあえずパンフ買って席へ。G列ですよ♪ 近くて感激!(*゚∀゚)=3 オペラグラス要りませんよ! でもって下手サブセンター通路寄り。この通路は伯爵は登場するわ、アルフは走り回るわ、なかなかおいしいです。 しばらくして諸注意のアナウンスが流れ…浦井アルフが「ヴァンパイアに教われないための心得」と共に携帯を切れの、録音写真撮影はするなと念押ししてきます。笑えるw 泉水アルフのときはいずみんのアナウンスなのだろーか。聞いてみたいw

 ストーリーは、東京の夏・ヒートアイランドの夏を吹っ飛ばす背筋も凍るゴシックホラー、などでは決してなく。そう見せかけたB級コメディですw ドタバタですww 
 いや笑った笑ったw どいつもこいつも馬鹿でお茶目だし。音楽いいしダンスもすごい! 今回はコンテンポラリー系ダンスが初演のときより強化されてて見ごたえありました。最後は盆踊りもしてきましたよw 

 ヴァンパイアを求めて旅の途中、トランシルヴァニアの雪の森で遭難したヴァンパイヤハンターの二人連れ、教授とその助手アルフレート。二人は小さな村に迷い込む。ところが村はちょっと奇妙な感じ。酒場兼宿屋では村人は首ににんにくのネックレスかけて陽気に踊ってるし、何かを隠している風だし。
 で、ヴァンパイアの存在を疑う教授と、それはさておき宿屋の一人娘に一目ぼれでそれどころじゃないアルフ。しかしその娘(サラ)は近所のお城に住む"伯爵"に目をつけられて誘惑されており、ある夜伯爵の導きに従って、夜の森を抜けて伯爵の待つ城へと一人向かう。
 教授&アルフコンビもサラを追って伯爵の城へ。伯爵は二人を正面から迎え入れ、客人として遇する。紆余曲折あって何とか伯爵の吸血鬼まみれの舞踏会から3人は脱出し、次の朝を迎えることができたが実は……。

 というのがざっとしたあらすじなのだけど、出てくるキャラがどいつもこいつも濃い濃い。吸血鬼になっちゃって、十字架突きつけられても「俺ユダヤ人だから十字架恐くないんだ~」と余裕をかますサラの父親とか、ビジュアル系で露出癖のあるゲイの吸血鬼(伯爵の息子ヘルベルト)とかw

 
 今回は教授役が市村さんから石川禅さんに変更。初演の市村さんが余りにナチュラルに教授だったので、さて、と思いましたが蓋を開けたら市村さんに勝るとも劣らないパワフルでお茶目な教授でした(*´∀`)
 
  浦井アルフはそこはかとなく甘えっ子な風情。頭弱そう…w; そしてわんこ。
 吸血鬼の胸に杭を刺せといわれて、全力で拒否ったり、二幕の墓場での伯爵のソロを物陰から聞いていて、「伯爵にも感情があるんですね」ところっとほだされてしまう辺りかわいいなあ。教授もきっと馬鹿な子ほどかわいい、みたいな感じでつれて歩いているに違いない。まあ、雪の中で遭難してるとこ助けてくれたり、たまには頼りになるしねw
 なんかもう、うれしいのも怖いのも含めてガチ叫びっぱなしだったような気がするよ>浦井君
 吉野さん扮する伯爵の息子ヘルベルトに迫られて逃げ回るとこは真に迫っていたww

 つーか吉野ヘルはっちゃけすぎですww 初演のときも大概なキャラでしたが、なんか一皮向けたというか色んな意味でリミッター解除されまくりというか。黒のシースルーのひらひらブラウス+Tバックという衣装で側転は危険ですよwww しかし無駄毛の手入れもバッチリ☆なお尻も脚も美しかったですw
 今回登場時はバスタブのふちにぐた~ともたれかかって登場だったけど、あれはアルフ待ち構えてて湯あたりでもしたのかなw

 山口伯爵は相変わらずの歌唱力と存在感。まったくこの人は人外がハマるw 初演時賛否両論だったクレーン+蝙蝠の羽での登場はやっぱり健在でした(;´∀`) 城にやってきたアルフをサラをダシに誘惑する伯爵がたまりません(*´Д`)
 しかし人外キャラを強調するためかエコーきついような。フツーに歌わせてくれ…。そのままでも彼は充分人外だよ。

 今回はダンス要素大幅強化で、「悪夢」や「神は死んだ(だっけか)」の影ダンサーさんたちが超素敵(*´Д`) 「悪夢」のサラを挟んだ伯爵とアルフの戦いのダンスはなまじな言葉での掛け合いよりもよっぽどドキドキしますわ。このときはアルフ、伯爵に噛まれちゃうんだよねー。

 大塚サラは美人で世間知らずで無鉄砲な感じが良かったです。歌も結構良かったなー。エンディングの口元を血に染めた後の目が据わった感じの顔つきが色っぽくていいな~(*´∀`)


 エンディングといえば、今回は随分わかりやすくなってました。初演時は無事だと思ったのが、実はバッチリ吸血気化したサラにアルフ噛まれる→欲望の赴くまま吸血鬼世間に蔓延の流れが今ひとつわかりにくかったけど、今回は思いっきりサラにガブっと噛まれたり、サラの口に血糊つけたり、アルフの口に牙が生えたりしていたし。
 

 幕間のクコ劇場は、雪のお掃除のあと、「今回貸切でカーテンコールで出演者からのご挨拶がありますが、私は喋れないのでこの場をお借りしてご挨拶」ということで、クコさんからのご挨拶。
 「いつ寝てるの?」という客席からの質問に対して、「伯爵の御用を聞いて、馬鹿息子の世話をして、雪かきをして寝る暇ありません、特に雪かきは毎日死ぬ思いでやっております」とのことw そりゃ毎日ネタ考えるのも大変だよね(;´∀`)

 カーテンコールでは大塚さんと山口さんがご挨拶。大塚さんは割りとフツーの「ご来場ありがとうございます、8/26まで公演ありますので、またe+でチケットを取って是非また来てください」みたいなご挨拶。
 山口さんも内容は似たようなもの…だが、口に牙つけた状態で喋りづらい振りして「でちゅ」とか「でしゅ」とかやるしーwww; 本編の寂莫たるイメージ台無しですがなwww で、幕間のクコの話をしっかり聞いてらした伯爵、「苦労をかけてすまないねえ」みたいなこと言って、ひたすら恐縮するクコール。可愛い主従だw 待遇改善を心がけるのでまた来てくださいとか、伯爵も商売がお上手だ(*´∀`)
 あと、クコのお母さんはワコールさんだとかリークがw


 まんまと帰りにもう一枚チケット買ってしまいましたw 前楽ですよ。楽しみ(*´ω`*) っていうか残ってるとは思わなかったよ。さすがに不況で売れ行き不調なのかな。それとも知念ちゃんがイマイチなのか? え+の得チケも知念ちゃんの回ばっかりだし。…まあいいか。物は試しだよ。うん。

 

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