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こう暑いと本読もうって気にもならんな(;´Д`)
2010年7月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3347ページ
■イノセント・ゲリラの祝祭
エンタメの皮をかぶったメッセージ小説の皮がだいぶ薄くなってきた4作目。ほぼお話は厚労省の会議室で進行するので、裁判物ミステリの法廷シーンが延々続くような趣(いやミステリになる要素は今作ほぼ皆無なんだけど)。とはいえ、医療の問題点についての提言や官僚機構への揶揄等硬軟メリハリが効いてて面白く読めました。彦根さんの景気の良いぶちあげはインパクトありました。警察庁方面の伏線がまるっと残ってるのでそこら辺は肩透かし感。次巻に期待。
読了日:07月29日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7005314
■さよなら銀河鉄道999 (1981年) (集英社文庫―コバルトシリーズ)
映画版ノベライズその2。前作と作者は同じだが文章は大分こなれた印象。けっこう映画シナリオそのままなのであまり違和感もなく。途中何故か化石の戦士のエピソードが入っているのは鉄郎の風呂シーンの背中の傷の補完ということだろうか。この話はなんだか漫画そのまま描き起こしでまた雰囲気違うんだよなーw;
読了日:07月26日 著者:若桜木 虔
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6973340
■銀河鉄道999 (集英社文庫 コバルトシリーズ 49G)
映画版ノベライズ。ラノベの割には(まあラノベという言葉もなかった時代の本だけど)時々表現が硬かったり、かと思うと地の分に「ズガーン ドドーン」みたいな擬音が平気で入ってたり、ハーロックが「えーっ」とか言ってたり、世界とキャラと文体のちぐはぐな感じが残念。
読了日:07月26日 著者:若桜木 虔,松本 零士
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6973315
■ハスターの後継者〈下〉 (創元推理文庫―ダーコーヴァ年代記)
上巻に比べて脱字が所々気になった。政治がらみの大人VS若者的な物語かと思ったら、超強力古代兵器の暴走とか出てきちゃって主人公達は死線をさまよう展開に(;゚Д゚) 最終的には落ち着くところに落ち着いて、レジスがんばれ、ダニロ良かったねだけど、ルーだけが貧乏籤を引いた感が…(´Д⊂ヽ レジスとルーの時に反発し時に重なり合っては、また離れてゆく友情が切なくもあり。いろいろ盛りだくさんで面白かったです。シリーズ復刊しないかなあ。
読了日:07月25日 著者:マリオン・ジマー ブラッドリー
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6959374
■ハスターの後継者〈上〉 (創元推理文庫―ダーコーヴァ年代記)
古い翻訳物なのに読みやすいし面白い。ダーコーヴァを治める7氏族の長ハスター家の後継者レジスと同じく7氏族のオルトン家の後継者ルーの成長物語。ラランという超能力がないことで劣等感に苛まれハスター家を棄てようとするが、やがてラランに目覚めることと、友人ダニロに着せられた濡れ衣によってハスターの責任を負おうとするレジス。一方その親友ルー・オルトンは7氏族とは考えを異にする母方の氏族の考えに傾倒して対立の気配。大人たちの圧力の中に逆らってあがく少年三人が大変青臭くて健気で良いですな(*´∀`)
読了日:07月24日 著者:マリオン・ジマー ブラッドリー
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6945829
■司馬遼太郎全集 第14巻
「関が原」前編。石田三成vs徳川家康。家康の憎憎しい狸ッぷりが素晴らしい。それを相手に戦う三成がちょっと気の毒(;´∀`) 三成のいる場面はつい左近に感情移入して読んでしまうw 結構ややこしい人間関係をサクサク読ませる筆致は流石巨匠というところ。
読了日:07月22日 著者:司馬 遼太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6922346
■水の名前
季節ごとの水辺の風景写真+ミニエッセイといった趣。ことばの数は多くないが、歳時記的な和語多し。ぱらぱらめくって写真の土地に思いを馳せて浸れる感じでよいです。
読了日:07月20日 著者:内山 りゅう
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6906617
■海の名前
見開きとか大き目の写真はきれい。しかし百科事典の抜書き寄せ集めみたいであんまり何度も見て面白いものではないかなあ。なんかこうロマンを感じないというか。海にまつわる用語の数は多いので軽いジャンルインデックス的には使える…か?
読了日:07月17日 著者:中村 庸夫
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6856989
■封印された「倭」の謎 (逆説の日本史)
読み物としては面白い。ただ、これを面白がるには著者の批判する「実証主義一辺倒な」歴史知識の下地が必要なような。これだけ読んで鵜呑みにすると大変危ないw; 卑弥呼と日蝕の話は興味深く読みました。
読了日:07月16日 著者:井沢 元彦
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6856236
■太陽からの風 (ハヤカワ文庫SF)
イカロス君に興味を持ってついでに読んでみた表題作。いつかこんなレースを実際に見られるといい。その他の短編も結構時代を感じたりしつつも面白かった。
読了日:07月06日 著者:アーサー・C. クラーク
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6730731
▼読書メーター
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読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3347ページ
■イノセント・ゲリラの祝祭
エンタメの皮をかぶったメッセージ小説の皮がだいぶ薄くなってきた4作目。ほぼお話は厚労省の会議室で進行するので、裁判物ミステリの法廷シーンが延々続くような趣(いやミステリになる要素は今作ほぼ皆無なんだけど)。とはいえ、医療の問題点についての提言や官僚機構への揶揄等硬軟メリハリが効いてて面白く読めました。彦根さんの景気の良いぶちあげはインパクトありました。警察庁方面の伏線がまるっと残ってるのでそこら辺は肩透かし感。次巻に期待。
読了日:07月29日 著者:海堂 尊
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■さよなら銀河鉄道999 (1981年) (集英社文庫―コバルトシリーズ)
映画版ノベライズその2。前作と作者は同じだが文章は大分こなれた印象。けっこう映画シナリオそのままなのであまり違和感もなく。途中何故か化石の戦士のエピソードが入っているのは鉄郎の風呂シーンの背中の傷の補完ということだろうか。この話はなんだか漫画そのまま描き起こしでまた雰囲気違うんだよなーw;
読了日:07月26日 著者:若桜木 虔
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■銀河鉄道999 (集英社文庫 コバルトシリーズ 49G)
映画版ノベライズ。ラノベの割には(まあラノベという言葉もなかった時代の本だけど)時々表現が硬かったり、かと思うと地の分に「ズガーン ドドーン」みたいな擬音が平気で入ってたり、ハーロックが「えーっ」とか言ってたり、世界とキャラと文体のちぐはぐな感じが残念。
読了日:07月26日 著者:若桜木 虔,松本 零士
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■ハスターの後継者〈下〉 (創元推理文庫―ダーコーヴァ年代記)
上巻に比べて脱字が所々気になった。政治がらみの大人VS若者的な物語かと思ったら、超強力古代兵器の暴走とか出てきちゃって主人公達は死線をさまよう展開に(;゚Д゚) 最終的には落ち着くところに落ち着いて、レジスがんばれ、ダニロ良かったねだけど、ルーだけが貧乏籤を引いた感が…(´Д⊂ヽ レジスとルーの時に反発し時に重なり合っては、また離れてゆく友情が切なくもあり。いろいろ盛りだくさんで面白かったです。シリーズ復刊しないかなあ。
読了日:07月25日 著者:マリオン・ジマー ブラッドリー
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■ハスターの後継者〈上〉 (創元推理文庫―ダーコーヴァ年代記)
古い翻訳物なのに読みやすいし面白い。ダーコーヴァを治める7氏族の長ハスター家の後継者レジスと同じく7氏族のオルトン家の後継者ルーの成長物語。ラランという超能力がないことで劣等感に苛まれハスター家を棄てようとするが、やがてラランに目覚めることと、友人ダニロに着せられた濡れ衣によってハスターの責任を負おうとするレジス。一方その親友ルー・オルトンは7氏族とは考えを異にする母方の氏族の考えに傾倒して対立の気配。大人たちの圧力の中に逆らってあがく少年三人が大変青臭くて健気で良いですな(*´∀`)
読了日:07月24日 著者:マリオン・ジマー ブラッドリー
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■司馬遼太郎全集 第14巻
「関が原」前編。石田三成vs徳川家康。家康の憎憎しい狸ッぷりが素晴らしい。それを相手に戦う三成がちょっと気の毒(;´∀`) 三成のいる場面はつい左近に感情移入して読んでしまうw 結構ややこしい人間関係をサクサク読ませる筆致は流石巨匠というところ。
読了日:07月22日 著者:司馬 遼太郎
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■水の名前
季節ごとの水辺の風景写真+ミニエッセイといった趣。ことばの数は多くないが、歳時記的な和語多し。ぱらぱらめくって写真の土地に思いを馳せて浸れる感じでよいです。
読了日:07月20日 著者:内山 りゅう
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6906617
■海の名前
見開きとか大き目の写真はきれい。しかし百科事典の抜書き寄せ集めみたいであんまり何度も見て面白いものではないかなあ。なんかこうロマンを感じないというか。海にまつわる用語の数は多いので軽いジャンルインデックス的には使える…か?
読了日:07月17日 著者:中村 庸夫
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6856989
■封印された「倭」の謎 (逆説の日本史)
読み物としては面白い。ただ、これを面白がるには著者の批判する「実証主義一辺倒な」歴史知識の下地が必要なような。これだけ読んで鵜呑みにすると大変危ないw; 卑弥呼と日蝕の話は興味深く読みました。
読了日:07月16日 著者:井沢 元彦
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6856236
■太陽からの風 (ハヤカワ文庫SF)
イカロス君に興味を持ってついでに読んでみた表題作。いつかこんなレースを実際に見られるといい。その他の短編も結構時代を感じたりしつつも面白かった。
読了日:07月06日 著者:アーサー・C. クラーク
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■イノセント・ゲリラの祝祭
エンタメの皮をかぶったメッセージ小説の皮がだいぶ薄くなってきた4作目。ほぼお話は厚労省の会議室で進行するので、裁判物ミステリの法廷シーンが延々続くような趣(いやミステリになる要素は今作ほぼ皆無なんだけど)。とはいえ、医療の問題点についての提言や官僚機構への揶揄等硬軟メリハリが効いてて面白く読めました。彦根さんの景気の良いぶちあげはインパクトありました。警察庁方面の伏線がまるっと残ってるのでそこら辺は肩透かし感。次巻に期待。
読了日:07月29日 著者:海堂 尊
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■さよなら銀河鉄道999 (1981年) (集英社文庫―コバルトシリーズ)
映画版ノベライズその2。前作と作者は同じだが文章は大分こなれた印象。けっこう映画シナリオそのままなのであまり違和感もなく。途中何故か化石の戦士のエピソードが入っているのは鉄郎の風呂シーンの背中の傷の補完ということだろうか。この話はなんだか漫画そのまま描き起こしでまた雰囲気違うんだよなーw;
読了日:07月26日 著者:若桜木 虔
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■銀河鉄道999 (集英社文庫 コバルトシリーズ 49G)
映画版ノベライズ。ラノベの割には(まあラノベという言葉もなかった時代の本だけど)時々表現が硬かったり、かと思うと地の分に「ズガーン ドドーン」みたいな擬音が平気で入ってたり、ハーロックが「えーっ」とか言ってたり、世界とキャラと文体のちぐはぐな感じが残念。
読了日:07月26日 著者:若桜木 虔,松本 零士
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■ハスターの後継者〈下〉 (創元推理文庫―ダーコーヴァ年代記)
上巻に比べて脱字が所々気になった。政治がらみの大人VS若者的な物語かと思ったら、超強力古代兵器の暴走とか出てきちゃって主人公達は死線をさまよう展開に(;゚Д゚) 最終的には落ち着くところに落ち着いて、レジスがんばれ、ダニロ良かったねだけど、ルーだけが貧乏籤を引いた感が…(´Д⊂ヽ レジスとルーの時に反発し時に重なり合っては、また離れてゆく友情が切なくもあり。いろいろ盛りだくさんで面白かったです。シリーズ復刊しないかなあ。
読了日:07月25日 著者:マリオン・ジマー ブラッドリー
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■ハスターの後継者〈上〉 (創元推理文庫―ダーコーヴァ年代記)
古い翻訳物なのに読みやすいし面白い。ダーコーヴァを治める7氏族の長ハスター家の後継者レジスと同じく7氏族のオルトン家の後継者ルーの成長物語。ラランという超能力がないことで劣等感に苛まれハスター家を棄てようとするが、やがてラランに目覚めることと、友人ダニロに着せられた濡れ衣によってハスターの責任を負おうとするレジス。一方その親友ルー・オルトンは7氏族とは考えを異にする母方の氏族の考えに傾倒して対立の気配。大人たちの圧力の中に逆らってあがく少年三人が大変青臭くて健気で良いですな(*´∀`)
読了日:07月24日 著者:マリオン・ジマー ブラッドリー
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■司馬遼太郎全集 第14巻
「関が原」前編。石田三成vs徳川家康。家康の憎憎しい狸ッぷりが素晴らしい。それを相手に戦う三成がちょっと気の毒(;´∀`) 三成のいる場面はつい左近に感情移入して読んでしまうw 結構ややこしい人間関係をサクサク読ませる筆致は流石巨匠というところ。
読了日:07月22日 著者:司馬 遼太郎
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■水の名前
季節ごとの水辺の風景写真+ミニエッセイといった趣。ことばの数は多くないが、歳時記的な和語多し。ぱらぱらめくって写真の土地に思いを馳せて浸れる感じでよいです。
読了日:07月20日 著者:内山 りゅう
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■海の名前
見開きとか大き目の写真はきれい。しかし百科事典の抜書き寄せ集めみたいであんまり何度も見て面白いものではないかなあ。なんかこうロマンを感じないというか。海にまつわる用語の数は多いので軽いジャンルインデックス的には使える…か?
読了日:07月17日 著者:中村 庸夫
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■封印された「倭」の謎 (逆説の日本史)
読み物としては面白い。ただ、これを面白がるには著者の批判する「実証主義一辺倒な」歴史知識の下地が必要なような。これだけ読んで鵜呑みにすると大変危ないw; 卑弥呼と日蝕の話は興味深く読みました。
読了日:07月16日 著者:井沢 元彦
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■太陽からの風 (ハヤカワ文庫SF)
イカロス君に興味を持ってついでに読んでみた表題作。いつかこんなレースを実際に見られるといい。その他の短編も結構時代を感じたりしつつも面白かった。
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エンタメの皮をかぶったメッセージ小説の皮がだいぶ薄くなってきた4作目。ほぼお話は厚労省の会議室で進行するので、裁判物ミステリの法廷シーンが延々続くような趣(いやミステリになる要素は今作ほぼ皆無なんだけど)。とはいえ、医療の問題点についての提言や官僚機構への揶揄等硬軟メリハリが効いてて面白く読めました。彦根さんの景気の良いぶちあげはインパクトありました。警察庁方面の伏線がまるっと残ってるのでそこら辺は肩透かし感。次巻に期待。
読了日:07月29日 著者:海堂 尊
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■さよなら銀河鉄道999 (1981年) (集英社文庫―コバルトシリーズ)
映画版ノベライズその2。前作と作者は同じだが文章は大分こなれた印象。けっこう映画シナリオそのままなのであまり違和感もなく。途中何故か化石の戦士のエピソードが入っているのは鉄郎の風呂シーンの背中の傷の補完ということだろうか。この話はなんだか漫画そのまま描き起こしでまた雰囲気違うんだよなーw;
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映画版ノベライズ。ラノベの割には(まあラノベという言葉もなかった時代の本だけど)時々表現が硬かったり、かと思うと地の分に「ズガーン ドドーン」みたいな擬音が平気で入ってたり、ハーロックが「えーっ」とか言ってたり、世界とキャラと文体のちぐはぐな感じが残念。
読了日:07月26日 著者:若桜木 虔,松本 零士
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■ハスターの後継者〈下〉 (創元推理文庫―ダーコーヴァ年代記)
上巻に比べて脱字が所々気になった。政治がらみの大人VS若者的な物語かと思ったら、超強力古代兵器の暴走とか出てきちゃって主人公達は死線をさまよう展開に(;゚Д゚) 最終的には落ち着くところに落ち着いて、レジスがんばれ、ダニロ良かったねだけど、ルーだけが貧乏籤を引いた感が…(´Д⊂ヽ レジスとルーの時に反発し時に重なり合っては、また離れてゆく友情が切なくもあり。いろいろ盛りだくさんで面白かったです。シリーズ復刊しないかなあ。
読了日:07月25日 著者:マリオン・ジマー ブラッドリー
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■ハスターの後継者〈上〉 (創元推理文庫―ダーコーヴァ年代記)
古い翻訳物なのに読みやすいし面白い。ダーコーヴァを治める7氏族の長ハスター家の後継者レジスと同じく7氏族のオルトン家の後継者ルーの成長物語。ラランという超能力がないことで劣等感に苛まれハスター家を棄てようとするが、やがてラランに目覚めることと、友人ダニロに着せられた濡れ衣によってハスターの責任を負おうとするレジス。一方その親友ルー・オルトンは7氏族とは考えを異にする母方の氏族の考えに傾倒して対立の気配。大人たちの圧力の中に逆らってあがく少年三人が大変青臭くて健気で良いですな(*´∀`)
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■司馬遼太郎全集 第14巻
「関が原」前編。石田三成vs徳川家康。家康の憎憎しい狸ッぷりが素晴らしい。それを相手に戦う三成がちょっと気の毒(;´∀`) 三成のいる場面はつい左近に感情移入して読んでしまうw 結構ややこしい人間関係をサクサク読ませる筆致は流石巨匠というところ。
読了日:07月22日 著者:司馬 遼太郎
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■水の名前
季節ごとの水辺の風景写真+ミニエッセイといった趣。ことばの数は多くないが、歳時記的な和語多し。ぱらぱらめくって写真の土地に思いを馳せて浸れる感じでよいです。
読了日:07月20日 著者:内山 りゅう
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■海の名前
見開きとか大き目の写真はきれい。しかし百科事典の抜書き寄せ集めみたいであんまり何度も見て面白いものではないかなあ。なんかこうロマンを感じないというか。海にまつわる用語の数は多いので軽いジャンルインデックス的には使える…か?
読了日:07月17日 著者:中村 庸夫
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■封印された「倭」の謎 (逆説の日本史)
読み物としては面白い。ただ、これを面白がるには著者の批判する「実証主義一辺倒な」歴史知識の下地が必要なような。これだけ読んで鵜呑みにすると大変危ないw; 卑弥呼と日蝕の話は興味深く読みました。
読了日:07月16日 著者:井沢 元彦
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■太陽からの風 (ハヤカワ文庫SF)
イカロス君に興味を持ってついでに読んでみた表題作。いつかこんなレースを実際に見られるといい。その他の短編も結構時代を感じたりしつつも面白かった。
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