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風の吹くまま気の向くままの生活雑記
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 お芝居観に行くの久しぶりです。

 今回も激戦だったらしい(ジャニ絡んでるもんな~)チケットを友人のおかげで入手いたしまして、平日ソワレを会社早退していってきました! 
 いっつも残業してんだからタマにはいいでしょうw; とちょっと弱気になりつつ、帰りしな「お先に失礼します~」と言いに行ったら「今日休みじゃなかったっけ?」と返されてしまって唖然。…休んでよかったんなら休んだよ…。
 割と時間ギリなルートで移動してたら突然山手線停止! 車輌点検だと~?! 東京駅-渋谷の移動で渋谷の一個手前大崎で緊急停止。仕方がないので湘南新宿ラインに乗り換え一駅移動。までは良かったけど渋谷について更に唖然。遠い。
 湘南新宿ラインのホームからハチ公口の遠いこと遠いこと。新宿の京王線改札から京王新線ホームあるいはJR東京駅の主要ホームから京葉線ホームの遠さに匹敵するんじゃね? 渋谷駅侮るべからず。

 などというハプニングに遭遇しつつも、無事に多少の時間的余裕を持って青山劇場にたどり着き。パンフ買ったりグッズ見たり。朧のDVDどうしようかな…特典がちょっと見たい。とりあえず持ち合わせがなかったのでスルー。
 そうこうしてるうちに友人のFちゃん到着。彼女は休みのはずが出社になり、しかも上がるつってんのにギリギリに長引きそうな別件を持ってこられたりして結構ピンチだったらしい。間にあって本当に良かった(*´∀`)



 で、本編。
 岡田以蔵の物語という時点でまあ、血なまぐさい話で悲劇の結末は見えてるわけですが。でもいのうえさんだしなあ、とか、脚本が中島さんじゃない時点で笑い控えめになるかなあ、とか(今回の脚本さんの舞台は未見)。

 ・台詞がほぼ方言! すごい! まあ幕末標準語でやったら興ざめだよな~でも方言は分りづらいよな~といジレンマあると思うんですが、ガッツリ方言のほうに振ったのは良かったかも。西郷どんの薩摩弁がちょっと怪しい気がしたけど、ジモティではないので追求しないでおきます。土佐弁てかわいいな~。「~するき」「~ですろう」とか。なんかかわいい。

 ・それにしても血糊多すぎ。最初の方はともかく、2幕過ぎるともうギャグの域ですね。

 ・森田君のキャラはわんこ可愛かった。以蔵ってもっと渋い感じのキャラかと思ってましたが、ほんと子犬。がなりがちな台詞回しのせいか、だいぶ声が残念なことに…。ボイトレがんばってまた挑戦してください。

 ・おみつちゃんも最初はえー?という感じでしたが、ツンデレかわいくてよかったなあ。やっぱり声が多少残念なことになってましたが…。土佐弁とか広島弁の女の子の一人称「わし」はかわいいのう。

 ・高市先生はドSで素敵でした。私は初めて田辺さんカッコいいと思った。不覚。

 ・竜馬はひょうきんな人で面白かったな~。最初あまりの軽さに違和感あったけど、後半どんどん重くなっていく空気の中、あの人が希望の光でした。和み。
  ホントに以蔵は高市先生あきらめて竜馬と一緒に生きてけたら良かったのに。手紙を託してきっと待ってた竜馬を思うと切なくて泣けてきます。

 ・勝海舟が粟根さんてびっくり。こういっちゃ何だがキャラじゃないよ。なんといっても一人称「おいら」の江戸弁があんなに似合わない人も珍しい。別に関西弁のイントネーションが残っててどうこうってわけでもないんだけど。なかったと思うけど。…なんかの罰ゲームですか?

 ・最後のほうで以蔵を追う新撰組の人々がいましたが、なんか不自然に咳き込んでたのはアレは沖田ということなのか? 川原さん芸コマw

 ・全体的にスクリーンの多用が鼻に付いた。街の風景ちょこっととか、惨殺シーンを影絵でとかは悪くないけど(実際最初のほうの京の街風景とかは、ちょっとモノノ怪っぽくていいなあと思ったりもした)、あんまり何回もだとうんざりというか手抜き感が漂ってしまってなんとも。
  スクリーンに映像映してってのは轟天の2か3あたりからだっけ? 手軽にいろんな表現ができて重宝するのはわかるけど、劇場に足を運んで芝居を見るのは、物理的ないろんな制限のある中で、そんな制限ふっ飛ばすような「世界」を感じさせてくれるからなんだけどなあ。視覚情報で全てまかなえばいいなら映画のDVD見るよ。
  
 ・文句もありますが、全体的には面白かったです。笑えるという意味ではなくて。なんというか密度の高い作品でした。良いか悪いかといったら絶対に良いといいます。

  そして私はやはり幕末は苦手だわ~。みんな必死すぎて、それぞれに感情移入しまくって気が昂ぶって泣くからw DVDは出るのかな?

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