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風の吹くまま気の向くままの生活雑記
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 朝っぱらから雪とかありえないお天気で、日が高くなる頃には雨にはなったものの結構な降り具合で、まったく去年の自分を殴りたいような気分でしたー。ほんとマチネだし行くのどうしようかと思ったけど、丁度うちを出る頃には雨も上がって一安心でした。でもお昼に日が出てからでも寒いのは寒かったけどね! マジで4月の気温じゃないよー。

 で、初演はシアタークリエでしたが今回再演は帝劇ということで。客席数ほぼ倍。舞台面積も…倍まで行かないが(多分)それに近いぐらいは拡張なわけで、結構こぢんまりした話だったのが、どうなるのかなと期待半分不安半分で観てみましたー。

 今回変更箇所は大道具と、マキシムの曲追加と、ダンヴァース婦人Wキャスト化かな。
 つーことで涼風ダンヴァースでした。声的にはキーが合うのか、いい感じで歌い上げてましたが、最初の方でモーニングルームの案内とかしてる辺りは低い声作りすぎで、ちょっとやりすぎ感があったかなあ。初演時のシルビアダンヴァースが一見まともな厳しいメイド長って感じだったのに比べると、最初から喧嘩売りまくりの狂犬て感じだった。幾らなんでも使用人がそんなに露骨じゃイカンでしょw;
 新曲は万事控えめな「わたし」に心惹かれるマキシムの曲。しっとりしていい感じでした。レベッカの曲はあんま高音使いまくりの曲はなくて、山口さんの甘い目の声を堪能できてよいです(*´∀`)
 それにしても、ちひろちゃんは歌も芝居も上手くなったな! 帝劇の広さに負けてなかった! 山口さんとの声の相性も良い感じだったのでここはこの前のVと合わせてライブ版CD出してください>東宝

 ハコが大きくなって、間延びするかなーと思ってましたが意外とそうでもなかった。舞台前後に白いパネルとスクリーン設置して、背景の画像/動画映したり、セットも大振りになり、アンサンブルも増えた? でそれなりに舞台埋まってました。それでも埋まりきらないのは、灰色の海の広さだとか、伝統と格式のある広すぎるお屋敷の寒々しさを感じさせてくれて悪くなかったなと思ったり。空間があるとライティングが映えるのもいいよねー。
 あとは舞台手前のオケピから音が聞こえるのも良いです。生オケはやっぱ迫力あるし。クリエも確か舞台背後のオケピだったはずだけど、印象はだいぶ違って聞こえたような。
 それでも人物の配置バランスとかはあんま変わってなかったと思うので、移動距離の増えた役者の皆さんお疲れ様でした(;´∀`)

 ラストのマンダレイ屋敷の炎上シーンは、確かに本火使ってたけど、言うほど派手でもなかったなあ。初演のときの方がよっぽど迫力を感じたような覚えがあるが。屋敷の前で使用人の皆さんが火事が! バケツもってこい! とかうろうろしている様がシムピの火事状態を見ているようで笑えてしまうのが敗因かもしれないw;

 それでも「♪乗り越えられる/愛さえあれば」で終わるお芝居はまあ後味は悪くなくていいね!

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