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風の吹くまま気の向くままの生活雑記
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 副題がふるっている。「人間の器を大きくする名著」ときた。ついどれどれと手にとって、前書きをざっと読むと「人間は年齢にかかわらずその器を大きくしていくことができると、私は考えています。そして読書体験はそのために非常に役立ってくれるものなのです。たとえば、ドストエフスキーが『罪と罰』で描く人物たちは、みなクセが強く、実生活では受け入れがたい人々です。けれどもこの作品を読んでいくうちに登場人物は確実に心のなかで息づいてきます。自分の心に異質な人物が住みついてきたなら、それは心が広がってきた証拠です。読書とは、今ある自分とはまったく違う性質の人間を心の中に住まわせることであり、その分だけ、自分の心を大きくしてくれるものなのです。」てなことが書いてあって、思わず深くうなづいたので買ってみた。読書って趣味としては割と低評価なことが多いけど(おっさんとかには特にね)、本好きとしては、こう言い切られると気分がいいな。それに、いい加減、日々の暮らしに疲れて感性も磨り減り思考も硬直してるかなーと思われる今日この頃のワタクシに、なんと心強いお言葉じゃありませんかw 

 目次に並べられた本のタイトルは各ジャンルひっくるめて50冊。うち、タイトルまたは作者を知ってるのが16冊。少なッ! さらにその中で実際に読み通したことがあるのが5冊分。…いやあ、だから自分の器小さいんだなw; 
 まあ、ここのところ読む本といったら小説か参考書・問題集の類ばっかりだったからなー。伝記とか古典とか全然読んでないわ。ちょっと守備範囲広げてみましょうかね。

 各本について、1冊辺り4~5頁くらいで著者略歴とざっとのあらすじ、見るべきポイント(というか筆者のおススメポイント)が本文を引きながら簡潔明瞭に語られていて、どれもなるほど、じゃあ読んでみようかなという気分になる。で、どれも、どれから手をつけようかとおもうくらい。薦め方のうまいこと! っていうか、選りすぐりだけあって「良いから! ほんとこの本好きだから!」みたいなのが感じられるのに惹かれるのかなあ。

 さてリスト持って図書館でも行ってこようか…ってその前に積読の山を崩すのが先かw;

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【2009/08/26 (水) 07:19】 | 本(感想)
トラックバック() | コメント(1)

藍原さんも
まぐ
「読書入門」を出すといいよ。
藍原さんの選りすぐりなら読めそうな気がする。
とりあえずエキスポで買った古谷氏の「ヒーローの声」を読んでから(笑)

私は「CD入門」なら出せるかも。


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コメント
この記事へのコメント
藍原さんも
「読書入門」を出すといいよ。
藍原さんの選りすぐりなら読めそうな気がする。
とりあえずエキスポで買った古谷氏の「ヒーローの声」を読んでから(笑)

私は「CD入門」なら出せるかも。
2009/08/27(木) 00:54 |   | まぐ #98fdfdd8ac[編集]
[管理者用 返信]
Re:藍原さんも
この本読んだ後ちょっと考えたw>自分的おすすめ本50冊

…しかしオススメ三国志だけで埋まりそうな予感w 
冊数じゃなくてタイトルでカウントなら大丈夫かな

まぐたんのCD入門もリスト見てみたい(*´∀`)


2009/08/28(金) 07:22 | 藍原

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