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新潮文庫版で購入。
今月はなんだか本ばっかり買ってます。
買う速度に比べて、読む速度は格段に遅いんですが(近距離通勤で電車に乗らないのと、ネット中毒が敗因)、とりあえず読了。
あらすじは省略。以下感想。
すっきりさっぱりと面白かったす。
しっとり優しい気分で本を閉じて、ほうっとため息をひとつついて、ちょっと優しい気分になる。そんな読後感のお話でした。
ファンタジーというと、専ら翻訳物かライトノベルで、中世西洋(大括りで)的世界での剣と魔法の冒険、という感じだったので(勿論それはそれで面白い)、東洋的古代イメージの世界がなかなか新鮮。
闇と土と木と草と水の匂いのする、空の広そうな世界でね。読んでて気持ちがいい。異世界物の何が楽しみって、その世界をどれだけリアルに感じて旅行気分に浸れるかどうかがかなり重要なので、この点とても満足。
キャラがみな立ってるのもいい。
成長する子供のチャグム、守り育てる大人のバルサ、しがらみの中のシュガ。
本人のトシ的にはバルサ・シュガが「近い」キャラではあるんですが、昔はチャグムだったこともあるわけでね。
誰かしらにも少しずつ共感できるところがあって感情移入しまくりながら読んでしまった。…あー、だからなんか読み終わって消耗した感があったのかも(^^;
難を言うと、キャラの皆さんのネーミング。なんか顔と性格と音がうまく結びつかなくて、序盤は数回人物紹介のページを見返してしまったよ。
ちょっと悔しい。何系の名前なんだろう。
ともあれ久々に続刊が楽しみなシリーズ。
今月はなんだか本ばっかり買ってます。
買う速度に比べて、読む速度は格段に遅いんですが(近距離通勤で電車に乗らないのと、ネット中毒が敗因)、とりあえず読了。
あらすじは省略。以下感想。
すっきりさっぱりと面白かったす。
しっとり優しい気分で本を閉じて、ほうっとため息をひとつついて、ちょっと優しい気分になる。そんな読後感のお話でした。
ファンタジーというと、専ら翻訳物かライトノベルで、中世西洋(大括りで)的世界での剣と魔法の冒険、という感じだったので(勿論それはそれで面白い)、東洋的古代イメージの世界がなかなか新鮮。
闇と土と木と草と水の匂いのする、空の広そうな世界でね。読んでて気持ちがいい。異世界物の何が楽しみって、その世界をどれだけリアルに感じて旅行気分に浸れるかどうかがかなり重要なので、この点とても満足。
キャラがみな立ってるのもいい。
成長する子供のチャグム、守り育てる大人のバルサ、しがらみの中のシュガ。
本人のトシ的にはバルサ・シュガが「近い」キャラではあるんですが、昔はチャグムだったこともあるわけでね。
誰かしらにも少しずつ共感できるところがあって感情移入しまくりながら読んでしまった。…あー、だからなんか読み終わって消耗した感があったのかも(^^;
難を言うと、キャラの皆さんのネーミング。なんか顔と性格と音がうまく結びつかなくて、序盤は数回人物紹介のページを見返してしまったよ。
ちょっと悔しい。何系の名前なんだろう。
ともあれ久々に続刊が楽しみなシリーズ。
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